かぶれの世界(新)

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岡田代表、有難う

2015-03-06 22:19:14 | 国際・政治
違法献金を巡る国会とマスコミの炎上パーティやっと冷静さを取り戻しそうだ。重箱の隅をつつく競争から正常な国会審議が復活しそうな雰囲気になってきた。今日の新聞テレビ報道を見るとパーティは終わったと思った。

閣僚が国の補助金を受けている企業から政治献金を受け取っていた問題を、野党は来年度予算審議をほったらかしにして違法献金として追及姿勢を強めメディアも連日積極的に取り上げ報じていた。違法献金問題はきちんとすべきだが、その為に来年度予算の審議が4月までずれ込むのは私には苦々しく感じていた。

野党は何が重要か事の重要性が全く分かってない、与党が困れば予算が決まらず国民が困っても良いと思っている様だ。確かに政治家と金の関係は見逃すわけにはいかない。だが20-30万円程度のお金の議論の為に、国民全員に影響する100兆円近い予算の審議が後回しにされ審議時間が削られるのは納得しがたい。

ところが民主党の岡田氏がやってくれました。彼が代表をつとめる政治団体が違法の疑いがある政治献金を受け取ったという事実が浮上し、この炎上パーティに水がかけられ一気に熱気が冷めた格好だ。やる気満々だった枝野幹事長はトーンダウンし、与野党で再発防止の協議を始める方向に向かい始めたようだ。

岡田さん、良くやってくれた。これで国会は冷静に再発防止を議論し予算審議にエネルギーを使えそうになって来た。与党のミスに野党がつけ込んで国会審議を迷走させ政局に持ち込むお決まりのパターンが避けられそうだ。情けないことに自民も民社も野党に下ると同じ病気にかかった。今回、岡田さんのお蔭で早期回復しそうだ。

かつて政局に剛腕を発揮した小沢氏が与野党どちらでも枢要なポジションにいたら、果たしてどうなっていたか興味がある。一方、マスコミ報道も一気にトーダウンしたように感じる。彼等も予算審議の行方を気にするより政局を待ち望んでいた、炎上パーティが大好きな人達であることを改めて露呈した。まあ、ガンバレ。■

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