かぶれの世界(新)

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W杯ファンの熱き遠吠え(5)

2006-06-15 00:14:51 | スポーツ

予選ラウンドの第1試合が今日で終り、全チームの顔見世が終る。注目のゲームを見ると何処も日本より強そうに見えるから嫌になってしまう。しかし10年前は母国のチームがW杯の舞台に立つことすら夢だったのだから贅沢はいえない。

韓国、トーゴに逆転は本来の実力

韓国はトーゴに勝った。今回韓国はパクチサンのチームである。彼の才能は最初から垣間見えたがチームとしては1990年代に戻ったようにボールの蹴り合いをし、体力に任せて走るサッカーだった。しかし1点先行され、アンジョンファンが交代で出るとボールが意思を持ったように回り始め、パクの非凡さがチームとして有効に機能し始めた。フランス・スイスと戦い、勝ち残るのは大変だが最高のスタートを切った。頑張れ韓国。

米国、チェコに完敗、チームに不協和音

私はチェコと米国の試合に注目していた。欧州と南米の壁を破る最も有力な候補は米国である。前回ポルトガルを破りベスト8まで進んだ。日本は今年米国と戦いそのスピーディでエネルギッシュなゲーム・スタイルに圧倒された。今大会で活躍しサッカーをメジャースポーツにしたい米国関係者の願いは、チェコのシンプルだけど高い個人技と規律あるサッカーに粉砕された。

監督は個別に選手の名前を挙げてパフォーマンスが悪かったと非難し、選手の中にも監督采配に疑問の声を上げたと報道されており、お国柄が偲ばれる。98年アメリカ大会時マイナースポーツでも平均観衆は史上最高の7万を越えた。米国のプロスポーツ・ビジネスとしてのポテンシャルは高い。今回躓いても何時かは大国になるような気がする。

クロアチア善戦

クロアチアの守備は堅く、攻撃は鋭かった。強いシュートが何度もブラジルゴールを襲ったがキーパーに防がれた。クロアチアは強いなー、日本は厳しいなー。

スペイン、ウクライナに圧勝

ここまでで最高のカードと期待したが、シェフチェンコ一人ではどうにもならず不発だった。一昔前のスペインの華麗な攻撃は定評があったが、それだけでなく速攻あり、堅い守備ありで最高のゲームだった。このままだったら予選突破は楽勝、有力な優勝候補と言いたいところだ。しかし、この勢いが長丁場の戦いで続かないのも過去のスペインの体質であった。■

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