かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

田舎暮らし雑感2023(9)

2023-08-29 11:19:24 | 日記・エッセイ・コラム
今年の夏はお盆を過ぎもうすぐ9月だというのにまだ猛暑日が続いている。だが、朝夕は凌ぎやすくなった。早朝6時頃の室温は26度台になり、日曜は25度台迄下がりだいぶ楽になった。週末土日の夜はエアコン無しで寝た。日曜日の朝9時涼しい時間帯に食料を仕入れにスーパーに行った。

今迄この時間帯はパソコンを開いてメールやネット検索をやっていたが、夕方になっても暑さが残っていたので試しに朝早めに行った。予想に反してこの時間帯の買い物客が多いのに驚いた。野菜・果物を籠に入れ次の棚に目を移すと、スタイルの好い若い女性が目の前にいた。

一目見てこの辺の買い物客と違うお洒落な水色のワンピース姿だった。直感的に外国人だと思い、「何捜してるの、手伝おうか」と声をかけた。英語で聞いたのだが、彼女は片言の日本語で「日本語ワカラナイ」と答えた。日本人の年寄りには興味がないと言う事なのだろう。

孫を含め家族は私が直ぐに若い女の子に声をかけたがるのを知っている。その話を親しい友人にすると、私がそんな男だと家族も友人も良く分かっていた。それはさておき、日曜の早朝にお客がこんなに多いと驚いたとレジのオバサンに言うと、この時間にはいつも団体客が来るのだそうだ。

大きな肉隗を持った別の女性客を見て聞くと、ベトナムから働きに来たと教えてくれた。彼女達は日曜日の朝揃って1週間分の食料を仕入れに来るらしい。私は顔つきから中国人だと思っていたが、最近はベトナムからも働きに来ているらしい。一体、先ほどの美人はどこの国から来たのだろうか?顔つきはアジア系だったが、お店で団体で行動してる様子はなかった。着てる物も違った。

買物から帰りの途中に近所に住む男性が杖を突いて出てきた。久し振りに出会ったので聞くとこれから介護施設に行くという。最近彼を見かけなかったので、先日懇意にしてる元地区長に聞き、彼が介護施設で働いてると勘違いしてたことに気付いた。彼は介護施設の世話になっていたのだ。

まだ若いはずの彼の顔はよく見ると酷く老けていた。後期高齢者の私に比べてもそれほど差がない老け方だと勝手に思っていた。彼は弟と二人暮らしを続けており、弟が多分兄貴の面倒をみているのだろう、つまり介護をしているのだろうと思っていた。

彼はまだ60代で最近年金暮らしを始めたはずで、年金だけでは介護の費用が足りないとぼやきながら出て行った。私は彼はまだ若者だと思っていたのでショックを受けた。数年前に彼は勤め先の職場が変わって客対応できず、退職して医者の治療を受けていると聞いてた。

少し時間をおいて彼等兄弟二人がどんな暮らしをしているのか調べてみようと思う。地区長や近所の人が何らかのサポートしているのだろうか、だがこの兄貴は付き合いの悪い男だ。そう言われて彼の家を見ると2台あった自家用車が、1台だけになっていた。処分したのだと思う。■

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 風評被害をバラ撒く報道(2) | トップ | ジャニーズが消えた! »

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事