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何というお正月!(2)

2024-01-07 11:22:24 | 社会・経済
2日の羽田空港での航空機事故には驚いたが、国内での反応にはいささか違和感のあるものがある。一部にある特有の反応が我が国を良くも悪くもユニークな道に進ませる恐れがあると感じる。間違えるな!と言いたい。現時点での最優先事項は事故原因追及と再発防止、旅客機からの奇跡の避難の検証し更なる改善だと思う。

そんな時に、アレッと思う意見が聞こえてきた。最も引っかかるのが炎上した日航機からペット2匹が救出されなかったことをSNS等で声高に訴える人達だ。愛犬家の気持ちは理解できるが、その前に事故で亡くなった海保機の職員達を惜しむ声が全く聞こえてこないのは問題だと思う。

彼等は能登半島地震で被災した人達の支援に向かう途中で不運にも事故に遭い亡くなった。私には「これこそ何てことだ、恩知らずめ!」と思う。東北大震災の時には例えば大規模な復旧支援をする自衛隊員を称え元気づける長淵氏が基地でコンサートを開いたのを見て感動した。

だが、「今回はペットか」という気持ちだ。5人の犠牲者はどこへ行ったのか。この機会にペットの扱いを変えていくのも良い事だと思う。だが、今後も災害復旧支援する人達が2次的な事故に遭う可能性はある、そういう人達を守ることを優先すべきと私は信じる。

多分それは事故原因を突き詰め再発防止するのが最優先事項かつ最低限のことだが、それだけではないと私は思う。体を張って国民を守る為に働く海上保安庁とか自衛隊、警察・消防・医療など多くの人達に感謝し尊敬を忘れてはならない。

だが、彼等は危険に身を晒しているのだ。彼等への評価は国民のテストだ。今回の旅客機の乗員の振る舞いは他国から尊敬され報じられている。だが、今回の国内報道を見ると、海外の反応を見て報道の基調が定まったような気がする。そんなんで良いのかな?■

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