かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

定点観測の判定延期

2019-07-13 22:51:04 | スポーツ
東京に戻りずっと気になっていたのが私の老化を測定する定点観測の一つ「バドミントン力」だった。先週の練習は時間の都合でパスしたが、今日は万全を期して参加した。自転車で総合体育館に向かう途中で引き返し、いったん自宅で練習場を確認し定刻より遅れて地域の体育館に行った。定点観測の前にボケが始まったと家内が失笑した。

ウォーミングアップ抜きで直ぐにゲーム練習に参加した。最初のゲームは体が温まる前だったが、パートナーに恵まれたせいもあって調子よかった。日頃のトレーニングの効果が出たと思った。だが調子が良かったのは最初だけ、その後のゲームはミスが続きパートナーに迷惑をかけた。

あり得ない未熟なクリアミスを見とがめたリーダーから「一体何を狙ったのか」と厳しい言葉が飛んだ。だが、その直後に彼が上げたヘアピンショットを予測して前に詰め相手コートにバックハンドで叩き込んだ。私から見れば「どうだ!」とプレーで見返した気分だった。

実際のところメンバーの顔ぶれは変わらず、皆公平に年を取って行く。今年の全日本年令別バトミントン選手権の都予選で勝ち全国大会参加資格を得たのはクラブで男子ペア一組だと、練習前にリーダーから紹介があった。彼自身還暦を超えて今年は都大会男子単に勝てなかったそうだ。

つまり私のプレーの劣化を見るリーダーも同じように年を取り、かつてならあり得ないミスもするようになった。そうなると、人は自分がミスをしながら他人のミスを評価できなくなる。実は私は疲れてそれ以降もパフォーマンスが落ちたのだが、それ以降彼から厳しい言葉が飛ばなくなった。

体育館でシャワーを浴びて家に帰ったが疲労感一杯、昼食後はテレビの前のソファーに寝転がってウトウトして過ごした。定点観測の判定は1週間延期だ。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする