かぶれの世界(新)

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老人のジョギングは助けが必要

2018-07-01 21:02:14 | スポーツ
うっとおしい梅雨の中日の気分転換の為、午前中に2階の客間の古い机を廊下に出した。15年前に退職し実家を改築した時、2階の南側に客室を3部屋作り北側に書斎と寝室に納戸を作った。家内の姉さんがそれを見て、自分が一番気に入っている場所を書斎にした方が良いと助言を受けた。滅多に利用しない客室より、よく利用する書斎こそ見晴らしのいい南側した方が良いと。もう手遅れだった。

15年経過して最近その言葉をよく思い出し、今更ながら助言に従いたかったと思う。悩みの種だった畑と山林の一部を昨年売却して家にいる時間が増え、自然と書斎にいる時間が増えたので尚更だ。そこで思いついて今まで滅多に使わなかった客室の机を南側の廊下に移動してみた。TV・ステレオ・プロジェクターなど全て書斎にあるので、どの位利用するか分からないが様子を見ることにした。

そのあと一息ついて昼食前に何時もの川沿いのコースを散歩した。沖縄付近に台風が迫っているせいか、偏西風の下側にちぎれ雨雲が北に流れており時折雨を降らせる。晴れたり雨が降ったりの変な天気だった。酷く蒸し暑いので雨も悪くないというか、雨の中軽く走るとむしろ気持ち良かった。

普段着の短パンに下着兼用のランニングシャツ姿で本格的に走る格好ではなかった。走っているうちにその気になり、何時ものジョギングコースに変更した。だが、5kmを過ぎたあたりから急に失速した。今日はコンプレッション・タイツは履いてないし、エネルギー補給の為のアミノ酸ゼリーも持参してない。71才の老人はこれらの助けがあってやっと走れていたのだと思い知らされた。

雲が切れると日差しが強く熱中症になるかも知れないと恐れ、途中で無理しないと決めて歩を緩めゆっくり我が家に向かった。その間に強い日差しかと思えば土砂降りの雨にも見舞われた。自宅に戻ったら1時過ぎていた。距離的には10km余りだが、今迄のジョギングとは全く違い酷く老いを感じた。私にはタイツとサプリメントを準備して、思いつきでなく心の準備も必要だった。■
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