goo blog サービス終了のお知らせ 

かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

Webメールに悪戦苦闘

2021-09-26 20:17:15 | デジタル・インターネット
20年近く利用して来たビッグローブが衣替えし、スマホでメールのやり取りが出来なくなり困っていた。パソコンでは操作性は良くないが何とかメールのやり取りが出来き最悪事態は避けられた。だが、外出した時や家にいてもパソコンは書斎なので広い家では不便だった。

スマホの現象はメールをアクセスすると画面に・・・が点滅するのみ。表向きの理由はビッグローブがWebメールに切り替えた為だが、以前に通知されたのに私が無視して突然衣替えしたと感じたのだろう。息子に勧められスマホ内蔵のメールソフトを利用しようとしたが上手く行かなかった。スマホのCPUの性能が低い、もしくはメモリー容量が不足している為かと推測した。

2週間くらいトライして諦め、重要なメールのやり取りはGmailに切り替えた。同じWebメールでもGmailの方がキータッチが少なくて済み操作性が断然いい。当面はそういう使い分けでやって行こうと思っていたが、先週の初め突然スマホでもビッグローブのメールが有効になった。

何故スマホ上で使えるようになったのか理由はいまだに分からない。これまた推測だが、その時はビッグローブのホームページから立ち上げログインして、メールを呼び出した。今迄は直接メールにログインしてた。ホームページから立ち上げると何か設定が変わったのかもしれない。

メールを使い始めたのは90年代半ばに米国赴任した時で、その後Outlookに切り替え、更にメールソフト版のビッグローブに切り替えた。これ等は全て端末(パソコンやスマホ)にメールソフトをインストールし、サーバーからメールを受信するもので一度も問題なかった。同時にGmailを併用し始めたが何の問題もなかった。何故今回トラブったかいまだに分からない。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私的ディジタル化の後退

2021-07-06 15:44:40 | デジタル・インターネット
いつも便利に使っている三井住友銀行(SMBC)がシステムを変更し、日々利用している資産管理ソフト(Money)からログインが出来なくなった。「えー、勝手に変更したな」と最初思ったが、月曜日から変更すると通知するメールが10日前に来ていた。急ぎメールをチェックした。

2000年初めに早期退職した時に調査し、マイクロソフト社製のアプリ「Money」を選び退職金や相続した金融資産の管理と、東京と田舎生活の2拠点の家計を総括して管理すると決めた。Moneyは投資と家計を統合して管理できる個人用会計ソフトして、そして米国から帰任したばかりでドル資産の多い私には当時はベストだと思った。

日米を含め取引のある大手銀行や証券会社の口座とか株式市場にアクセスして、年金等の受け取り支払い実行し、外貨は為替に自動的に反映させて総合して残高が幾らあるか日々確認した。凄く便利なツールだった。だが、約10年後にマイクロソフト社はMoneyのサポートを止めた。

幸い誰か知らない有志がMoneyを無償化してサポートしてくれたお蔭で、今まで便利に利用してきた。その間に株式・為替市場や銀行のバンキングシステムとの接続性が徐々に劣化し、唯一残った銀行が主要取引銀行のSMBCだった。それでも手入力でMoneyを使い続けて来た。

そして今週からどのシステムとも接続出来なくなり、資産管理の効率性という観点では最早Moneyを使い続ける意味は無くなった。だが、Moneyには今まで使い続けて来た約20年間の投資や家計のデータが蓄積されている。役に立つかわからない、多分利用することもないとしても。

このところ、銀行に限らずシステムを変更して混乱を招いた例が続出している。困ってSMBCに電話を入れ説明を受け、今回の変更でマイクロソフトのアプリと繋がらないと知った。それならばとパソコンから直接システムにアクセスして接続を確認でき、日常生活に困らない確認はできた。

結論としては、私的には2000年初めの退職時に戻ったということだ。全ては手作業に戻った、私のディジタル化はここまで後退した。今ではもう大きな投資をすることもないし家を建て替えや不動産を処分することもない。Moneyは記帳した家計簿の価値しかなくなった。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SNSは自主規制か、法規制すべきか

2021-01-13 20:38:47 | デジタル・インターネット
米国の連邦議会議事堂への乱入事件を扇動したとして、ツィッター社等がトランプ大統領の投稿を制限したり永久停止した措置をメルケル独首相が批判したと報じられた。欧州では独仏などの閣僚から一企業の決定ではなく、法規制によって扇動的な発言を禁じるべきだと批判が続いたという。

だが、表現の自由は民主主義の根幹をなす人権とはいえ、その民主主義を具現化する議事堂を破壊する緊急事態においてメルケル首相の発言は現実的でないと私は考える。民主主義は時間のかかるプロセスだ。20日の大統領就任式が迫る中でアカウント停止に代わる法制改正が出来るとは思えない。

先に投稿した記事「 行ってしまった年、来るかもしれない年」で私は史上最悪の三角関係(習‐トランプ‐コロナ)に最強の手助けをしたのがIT(SNS:プラットフォーマーIT)だと指摘した。欧米で急増するIT批判の延長線上に、今回の危機的状況に緊急対応したと私は考える。

寧ろ私は政府が表現の自由を検閲する方が危険だと考える。現に中国やロシアなどの権威主義政権の言論弾圧は法に基づいて(独裁者の意思に従って)一律規制する。寧ろ民間の報道・SNS企業が夫々の考えによって扇動的な発言を規制する方が表現の自由が守られると私は考える。

勿論、2021年は多くの点で巨大IT企業(SNS)が規制されることになるだろう。今回のSNSのトランプ氏アカウント停止などの判断は、問題を先取りしたアクションであると私は考える。

私自身はフェイスブック(FB)の主要アカウントがまだ米国内に限られていたころ、メル友だったNYの看護婦さんの紹介でFBに加入し、更にフィリピンの政府職員女性と知り合った。だが、突然彼らの家族サークルに加入し、私の投稿した記事が断りなくFBのメッセージで紹介された。

私はプライバシーが侵害されたと感じて嫌悪感でFBの活動を休止した。今回の突然のアカウント停止とは異なるが、SNSが社会に間違った情報を伝搬させる問題は限度を超えていた。今回の規制はどうあるべきかの議論はもう少し様子を見て合意を得るべきだと思う。

皮肉な言い方で申し訳ないが、最近ドイツが主導してEUが中国との経済取引を決め、ロシアから天然ガスのパイプラインを購入する決定をしたのは、長い目で見て欧州の民主主義を劣化させる判断と感じる。独裁国の経済圧力が欧州の民主主義を傷つける、これこそ問題だと私は懸念する。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナばかりに気を取られるな、ネットが支配する世界が来る

2020-08-04 16:56:36 | デジタル・インターネット
テレビニュースは連日コロナ関連の報道が続いている。今日の国内ニュースでは、コロナ感染第2波の急速な広がりに警告を鳴らす都医師会会長の過激な警告などが報じられていた。だが、私にとって危機感を持って最も注目しているのは、世界の行方がネットで支配される時代になりつつあるように感じることだ。

それは色々な場面で違った形をとって現れているが、最も影響が大きく分かりやすいのが中国発の動画アプリTikTokをトランプ大統領が排除しようとしている件だ。マイクロソフト社が大統領の了解を得て米国事業を買収する動きがあるが、その背景に米中間のネットを巡る覇権争いがある。

中国はまさにブーメラン効果をもろに受けている。米国発のGoogleやFacebook等を全て追い出し、自国のBATを育てたのはまさに中国なのだ。同じことをされて当然対立は激化するが名分はない。この点では私は大嫌いなトランプ大統領を支持する。日本政府もメディアも中国のお金欲しさに低姿勢を取り続けてきた。日本だけじゃなくAA諸国もEUだって似たようなものだ。

そういう米国も、トランプ大統領は2016年大統領選でネットを使った巧妙な選挙運動を実施して、ヒラリー候補に勝利したという分析があり、この秋に実施される大統領選でも民主共和のSNS対決に膨大な費用が投入されているという。米国民はトランプを選んだ時点で赤恥をかいたと思うべきなのだが。中露からの大統領選に干渉する情報発信があるという。同時に逆もあり、米国もやっているはずだと思う。

モチロン日本でも内閣支持率に影響を与えるような情報が多数発信されているという調査結果が既に報じられている。このやり方の特徴は限られたサークル内からの膨大な発信による情報の広がり(共鳴現象というらしい)による、つまり世界中でSNSが民意を歪める道具になっている。

コロナは大きな犠牲を払うだろうが来年には有効なワクチンが開発され解決してゆくと予想される。あえて言うなら、犠牲者の圧倒的多数は我々のような高齢者であり、次代を担う若者は殆ど無事に生き残るだろう。これは人類にとっては最悪な状況の中で、最良の結果を生むことになると思う。

それに比べるとこのSNSがもたらす民主主義の歪みは、人類を劣化させ何世紀にわたって築き上げてきた自由民主主義世界を崩壊させる恐れがある。いわばコロナよりも質の悪い劇薬を内包するウィルスである。これに対応するワクチンも既に欧米で議論されてはいるが今のところ楽観できない。

正しくは「ネットが支配する」ではなく「ネットで支配する」かもしれないが、米国のGAFAや中国のBATが影響力を持つ世界が来ないとも限らないと私は恐れる。ちょっとSFっぽいが、近視気味のトランプや習近平の支配が続くと、うんざりした民衆が次に誰を支持するかだ。悪魔の支配者を選んだ人類の歴史を思い出して欲しい。

最後に、自分だけ高みに立って物言う感じの投稿だが、購読再開した日本経済新聞の記事に触発され、私の天邪鬼的一方的な妄想が働いて書いた記事だ。中国のウルグアイ・チベットなどの少数民族や香港民主主義への弾圧に声を上げないマスコミに少々イライラして書いたと言い訳して終わりたい。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人IT環境の劣化が続く

2020-06-30 17:16:32 | デジタル・インターネット
パソコンが回復し休止していたブログを再開したばかりなのに、昨日の午後今度はネットワーク環境が動かなくなった。書斎でスマホをいじっていると、突然Wifiが動かなくなり「モバイルデータ通信」に切り替えるか問い合わせるポップアップが出てきた。

とりあえず、モバイルデータ通信に切り替え必要な情報を取った後、机上のWifiで動くパソコンを立ち上げると案の定ネットワークに繋がらなかった。次にLANケーブルをパソコンに繋いだが、有線にしても動作しなかった。隣の客間に置いた別のパソコンもネット接続出来なかった。

2003年に退職後実家を改築し各部屋からインターネット接続出来るようLANを張り巡らした。老衰が進む母の様子を見るためネットワークカメラを設置し、また実家に滞在時にIT環境を整える為だった。当時は無線LANが実用化されておらず、床を上げて電線を張り巡らした。

2台のパソコンやスマホと接続場所の組み合わせを変えても、どれもネットワーク接続が出来ずないと同じ症状を示したので、ネットサービスを提供する側に問題があると推測した。二重生活の節約の為に電話とネットサービスをKDDIに変更した契約書を引っ張り出し電話を入れた。

外部からの光ケーブルは2階の分電盤の光モデムに繋がれ、ルーター(4ch:KDDIのレンタル)からパッシブハブ(8ch:私保有)に繋がり、各部屋のLANの蛇口に繋がる。更に書斎には無線LAN(Wifi)に変換するルーターがある。私は大元のKDDIのルーターを疑った。

電話対応してくれたコールセンターの女性は、実家の複雑なネットワーク状況を直ぐに理解して適切に対応してくれた。電話をスマホに切り替えて彼女の指示を受けながら、分電盤内のルーターのチャネルにパソコンを繋ぎ動作確認した。短時間で客間用チャネルを書斎に切替えて動作が復旧した。

対応してくれた女性(私には珍しい理系っぽい印象を受けた)によると、コールセンターは全国にあり各地の空いた所から対応する、彼女は北海道だった。思わず私は「北海道の女性が四国の老人を助けてるー」と感嘆の声を上げた。コロナの影響はどうか聞くと、テレワーキングで問い合わせが増えたと聞き成程と実感した。私のような例は珍しく彼女も雑談に乗ってくれたのかも。

農家つくりの実家を改築したのは2004年頃、その数年後に母は病院から介護施設に移り3年前に死んだ。設置したカメラは留守中の監視目的に代わり、今はもうカメラ接続のためのオンライン契約も解約した。節約のためにKDDIに契約を変えたが、それがどうなっているのかも忘れて若い女性のお世話になった。設備も私も劣化が続いている。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする