語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【佐藤優】堕ちたエリート、小説という代理経験 ~『桜の森の満開の下』~

2018年05月17日 | ●佐藤優
★坂口安吾『桜の森の満開の下』(1947年)

(1)外務省の常軌を逸したふるまいをするエリート
 <霞が関(官界)には四つのタイプの官僚がいる。
 第一は、能力も倫理観も高い官僚だ。
 第二は、能力は高いが、倫理観が低い官僚だ。
 第三は、能力は低いが、倫理観は高い官僚だ。
 第四は、能力も倫理観も低い官僚だ。
 このうちとくに「能力は高いが、倫理観が低い官僚」は、国家にとっても国民にとっても不幸をもたらす可能性がある。 【注1】
 筆者は外務官僚だった。そこでは、能力はそれなりに高いが、倫理観が低い外務官僚の実例をたくさん見てきた。
 赤坂の料亭で、鈴木宗男衆議院議員(当時)の眼前で、着物に手を入れて芸者の乳房をわしづかみにしようとして拒絶されると、畳の上に寝転んで、「ぼくちゃんさびしいんでちゅ」と幼児言葉になって、おむつを替えてくれというポーズをとって両脚をばたばたさせる中堅幹部(現在は某総領事)など、いわゆるエリートには規格外のすごい人たちがいることを目の当たりにしてきた。
 その実態については、筆者はノンフィクションでは、『反省--私たちはなぜ失敗したのか?』(鈴木宗男氏との共著、アスコム、2007年)、小説では『外務省ハレンチ物語』(徳間文庫、2011年)に詳しく書いた。しかし、このような常軌を逸した状況は外務省だけでなく、財務省にもあるようだ。>

(2)福田淳一・財務事務次官のセクハラ
 <4月12日、『週刊新潮』が報じた女性記者に対するセクハラ疑惑が安倍政権を揺るがす深刻な問題になっている。財務省の福田淳一次官が同18日に辞任の意向を示し、その後、辞任が正式に閣議で承認されたが、問題は全く解決していない。
 同16日、財務省が公表した福田氏のコメントによると、「お恥ずかしい話だが、業務時間終了後、時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」ということだ。
 同13日に新潮社がホームページに公開した音声データによると、福田氏とされる人物が「胸触っていい?」「予算が通ったら浮気するか?」「抱きしめてもいい?」「手縛っていい?」などと話している。
 いったいどういう言葉遊びをする店に福田氏は出入りしているのであろうか。想像するだけでおぞましい。>

(3)セクハラ被害を受けたテレビ朝日の及び腰
 <同19日、午前零時からテレビ朝日の篠塚浩取締役報道局長らが記者会見を行い、福田氏のセクハラ被害に遭ったのが同社の女性記者であると認めた。
 〈会見によると、被害を受けていた社員は1年半ほど前から数回、取材目的で福田氏と一対一で会食をし、そのたびにセクハラ発言があったことから、「自らの身を守るため」、会話の録音を始めたという。社員は今月4日に福田氏から連絡を受け、取材のための飲食の機会があり、その際にもセクハラ発言が多数あったため途中から録音を開始。後日、上司にその事実を「報じるべきではないか」と相談したものの、上司は放送することで本人が特定され、二次被害が心配されることなどを理由に「報道は難しい」と伝えたという〉(「朝日新聞デジタル」4月19日【注2】)
 二次被害が心配されるという理由で、報道を差し控えたというテレビ朝日の説明は説得力に欠ける。
 自社の社員をセクハラ被害から守るために少なくとも福田氏の担当から外すことは最低限しなくてはならない対応だったはずだが、それをした形跡がない。
 また、財務省にも会社として抗議すべきだが、この会見の時点でテレビ朝日は財務省に抗議を一切していなかった。そんなことをすれば、絶大な権力を持つ財務省がテレビ朝日にだけ情報をリークすることを止め、「特落ち」が起きることを同社幹部が恐れたのではないかと筆者は見ている。従業員に安全な就労環境を保証することは会社の責任であるにもかかわらず、テレビ朝日はその責任を果たしていない。このテレビ朝日の会見後も、福田氏は「セクハラではない」と主張している。>

(4)米山隆一・新潟県知事の援助交際
 <さらに福田氏のセクハラ疑惑の影に隠れて報道の扱いは小さくなったが、4月18日、新潟県の米山隆一知事が、「援助交際」の事実を認めて辞任を発表した。辞任会見は歴史に残る常軌を逸した内容だった。
 〈午後5時に秘書課長を通じて辞表を提出した。一身上の都合で知事の職を辞する。(週刊誌の)報道がなされ、県政に混乱を来した。けじめをとるために辞職を決意した。多くの方の信頼を裏切り、本当に申し訳ない。
 --出会い系サイトで知り合った複数の女性と交際し、金品を渡したのか。
 事実関係としてはその通り。私としては交際のつもりだったが、歓心を買うために金銭の授受もあった。知事になってからは2回会った。
 --1回会うごとに3万円を渡していた?
 その程度。金銭を渡すことで好かれたかった。そんなことで好かれようと思うこと自体がいけなかった。支払った総額は分からない。
 --援助交際と言われることをどう思うか。
 援助交際は漠然とした言葉だが、「売買春」ととられる可能性はあると思う。〉(「朝日新聞デジタル」4月18日【注3】)
 米山氏は、買春と認識して、複数の女性との関係を続けていたのである。いったい公人としてどのような倫理観を持っているのだろうか。
 福田氏は神奈川県立湘南高校-東京大学法学部、米山氏は私立灘高校-東京大学医学部とエリート中のエリートの道を歩んできた。福田氏も米山氏も司法試験に合格している秀才中の秀才だ。しかし、女性との関係で、なぜ常軌を逸した行動をとるのだろうか。>

(5)エリート男子校生徒への助言
 <筆者のところに超難関と言われる男子校の生徒たちがよく訪ねてくる。彼らはエリートの卵だ。そこで、おむつプレーやセクハラや強制わいせつまがいの常習者であった外務官僚(東京大学で内部進学点が高い教養学部国際関係専攻出身)の話をした上で、将来、異性との関係でトラブルを起こさないようにするためには、男女の関係を扱った恐い小説を読んでおくことが役に立つと伝えている。例えば、坂口安吾「桜の森の満開の下」【注4】だ。

(6)「桜の森の満開の下」
 <主人公の山賊は、たいへんな力を持っている。あるとき美しい女性を拉致する。
 〈そう考えているうちに、始めは一人だった女房がもう七人にもなり、八人目の女房を又街道から女の亭主の着物と一緒にさらってきました。女の亭主は殺してきました。
 山賊は女の亭主を殺す時から、どうも変だと思っていました。いつもと勝手が違うのです。どこということは分らぬけれども、変てこで、けれども彼の心は物にこだわることに慣れませんので、そのときも格別深く心にとめませんでした。
 山賊は始めは男を殺す気はなかったので、身ぐるみ脱がせて、いつもするようにとっとと失せろと蹴とばしてやるつもりでしたが、女が美しすぎたので、ふと、男を斬りすてていました。彼自身に思いがけない出来事であったばかりでなく、女にとっても思いがけない出来事だったしるしに、山賊がふりむくと女は腰をぬかして彼の顔をぼんやり見つめました。今日からお前は俺の女房だと言うと、女はうなずきました。手をとって女を引き起すと、女は歩けないからオブっておくれと言います。山賊は承知承知と女を軽々と背負って歩きましたが、険けわしい登り坂へきて、ここは危いから降りて歩いて貰おうと言っても、女はしがみついて厭々、厭ヨ、と言って降りません。
「お前のような山男が苦しがるほどの坂道をどうして私が歩けるものか、考えてごらんよ」
「そうか、そうか、よしよし」と男は疲れて苦しくても好機嫌でした。「でも、一度だけ降りておくれ。私は強いのだから、苦しくて、一休みしたいというわけじゃないぜ。眼の玉が頭の後側にあるというわけのものじゃないから、さっきからお前さんをオブっていてもなんとなくもどかしくて仕方がないのだよ。一度だけ下へ降りてかわいい顔を拝ましてもらいたいものだ」
「厭よ、厭よ」と、又、女はやけに首っ玉にしがみつきました。「私はこんな淋しいところに一っときもジッとしていられないヨ。お前のうちのあるところまで一っときも休まず急いでおくれ。さもないと、私はお前の女房になってやらないよ。私にこんな淋しい思いをさせるなら、私は舌を噛んで死んでしまうから」
「よしよし。分った。お前のたのみはなんでもきいてやろう」〉
 この瞬間から、山賊は、美しい女の完全な虜になってしまう。物語は悲劇的な結末を迎えるので、是非、読んでいただきたい。>【注4】

(7)秘密情報の漏洩は止められない
 <ところで、外務官僚の場合、ひとたび、女性記者に秘密情報を漏洩してしまい、その事実をバラされるのが恐くて漏洩を続ける輩がいた。
 こうならないためにもよい小説を読んで代理経験を積んでおく必要がある。>  

 【注1】
【佐藤優】正しい政官関係を再構築するために ~忖度の功罪~
 【注2】「財務次官セクハラ被害、テレ朝会見 「社員、身を守るため録音」」(朝日新聞デジタル 2018年4月19日)
財務次官セクハラ被害、テレ朝会見 「社員、身を守るため録音」
 【注3】「米山新潟知事「好かれようと金銭渡した」女性問題で辞職」(朝日新聞デジタル 2018年4月18日)
米山新潟知事「好かれようと金銭渡した」女性問題で辞職
 【注4】青空文庫
「桜の森の満開の下」

□佐藤優「堕ちたエリートと小説という代理経験 ~ベストセラーで読む日本の近現代史 第57回~」(「文藝春秋」2018年6月号)から一部引用

 【参考】
【佐藤優】うつ状態を克服する道、知識人の団結、医学部の現状
【佐藤優】正しいことをしていると思い込む者の暴力、組織が個人に責任をいかにかぶせるか、投獄経験を描いた自伝の傑作
【佐藤優】トランプvs.インテリジェンス・コミュニティー ~『炎と怒り』(その2)~ 
【佐藤優】日本はトランプ大統領に命運を託せるのか? ~マイケル・ウォルフ『炎と怒り』~ 
【佐藤優】収入格差と教育環境、女性の負担が却って増す懸念、生命医科学と倫理
【佐藤優】英EU離脱と北アイルランド、文科省が進める教育改革に対する批判的検討、イスラエル独自のミサイル防衛システム

【佐藤優】職場ハラスメントを生む土壌、外務官僚の機密費疑惑、キリスト教の教義と思想の基本事項
【佐藤優】われわれの思考の鋳型、沖縄をめぐる知的に富む対談、高校で全科目を学ぶと社会に出てから役立つ
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