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生活と行動のリズムとパターン(土井卓美)

2012年03月27日 16時14分43秒 | Weblog

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朝起きて歯を磨くとか食事をするとかの小さな行動から一日の、一週間の、一月の、四季の、年間の夫々の行動についても自ずからのパターンとリズムがあります。
人は意識無意識を問わずそれを守りながら生活をしているとも言えます。
病気や怪我などでそのリズムが崩れることは当然あることで、その場合は一日も早く元のペースに戻そうと努力します。

通常の場合でも特に勝負事の場合、本来の力を発揮するためには自分のペースというかリズムを守ることがより重要になってくることは誰でも知っています。
そしてその精神面の安定を得るために形を大切にすることも良く知られ、行われています。
プロゴルファーはティーショットを打つ時必ず夫々に決った動作から入り、決った形に打ち終わります。(同じフィニッシングフォームをとる)
大相撲の力士でも朝青龍のタコ踊り、琴奨菊のイナバウアー、稀勢の里のホッペタ叩きはお馴染みです。
今は十両に落ちていますが高見盛などは本番の相撲は腰高でみっともないものでしたが、制限時間一杯になった時の顔や胸をバンバン叩く所作で人気者になってしまいました。
しかし云うまでもないことですがこれなどは典型的な本末転倒の例で、勝負前のパフォーマンスが話題になるようでは厳しい勝負の世界で勝ち残ることは出来ません。

以上のように我々の生活においてそのペースとリズムを守ることの重要なことは言を待ちませんが、病気や怪我からの復帰の他にも、敢えてそれを破る必要のある時もあります。
遊びでも仕事でもその他のことでも何かかなり困難な目的を果たそうとする時は、大きなペースを無視して心身のバランスを崩すようなことがあってはなりませんが、通常のバランスとペースをはみ出して集中しなければなりません。
短期的なものからかなり長期に亘ることもありますが、それが成された後にまた元のペースに戻れる幸せを味わいたいものです。


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