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俳句の投稿(土井卓美)

2012年02月23日 15時14分38秒 | Weblog

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新聞や雑誌の俳句、川柳、短歌の投稿欄は必ず目を通しています。
日曜日を除いて毎日掲載される毎日新聞の「万能川柳」についてはこれまでに何度か触れていますが、今回はその投稿者についてです。
月に1万5千通位の葉書(5句記載)の中から選ばれて載る訳ですから大変なことですが、常連となっている人も多く、一定の採用点数によって「指定席」や「招待席」が与えられるのですが、その席に何度も座る人が居てこの分野での「有名人」となっている人も何人か居ます。
そしてこの有名人の中の一人は短歌の投稿欄でも名前をよく見ます。
しかし大多数の人はボツの繰り返しで一度でも載れば大喜びのようです。

週一回の掲載となる新聞の俳句、短歌でも常連の数は少なくありません。
私は「毎日」と「日経」を取っていて俳句の方を中心に見ていますが、両紙で同じ名前を見ることも珍しくなく、しかも数名については短歌の方でも載っているのを見ることがあります。

私が唯一投稿しているのは「NHK俳句」で月一回の発行です。
日本国内に限らずアメリカ、カナダ、ブラジル、スペイン、中国、台湾その他世界各地の在留邦人からも投句がありその中から選ばれて載る訳ですが、面白いのはここにも必ず「毎日」や「日経」でも見る名前が何名かあることです。
ということはこれらの人達はあちらにも、こちらにも出しまくっているのでしょうが、それが選ばれて載るから大したものです。
しかしその手練でも毎回載るということでもなく、載ったり載らなかったりというのが俳句の難しさであり、面白さでもあります。
今年の私はといえば1月号、2月号とボツが続いていましたが、3月号では珍しく2句載せてもらいました。

   父の供して門松の竹伐りに(「NHK俳句」3月号・三村純也選 兼題「門松」)

   原発の建屋無残の寒さかな(「NHK俳句」3月号・高野ムツオ選 兼題「寒し」)