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子供歌舞伎(土井卓美)

2011年10月09日 11時01分51秒 | Weblog
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岐阜県内にはあちこちに古い劇場や舞台が残っており、夫々の地域で伝統的に踊りや狂言、歌舞伎など今に引き継いでいます。
何年か前には加子母村「明治座」の子供歌舞伎を見に行きましたが、昨日は各務原のそれを見て来ました。
舞台となった「村国座」は築130年の国指定重要有形文化財で、平成の大修理を終えたばかりです。
先ず驚かされたのが天井に何条にも張られた寄付の吊り札で、開演中も次から次へとロープを渡して張り出していました。
金額は30万円から数千円で、見たところ数百枚、1000枚にも届こかという勢いでした。
出演者は全部小学生ですが長い台詞も良く覚えて、立派な衣装で上手に見得を切ったりもしていました。
演技が終わると投銭や菓子の袋が飛び交うのは加子母村の時と同様でした。


正面全景


開演前(寄付札の一部も)


内部


花道での口上


投銭(はな)乱舞カーテンコールの村芝居
銭飛ばす親族同胞(うがらはらから)村歌舞伎