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普通の高齢者の生活と情報

鳩山内閣から菅内閣へ(土井)

2010年06月07日 14時18分07秒 | Weblog
明日正式に発足する菅内閣への期待を込めて民主党の支持率が急上昇しています。
しかし期待は期待、すぐ実態が良くなる訳ではなく、現実に今日の株式相場は大きく下げて日経平均は前場引けで9500円割れ寸前、後場も安値で推移しています。

この期待と現実については期待通りに運ぶこともあり、また時には例えば阪神のマートンのように期待以上の結果をもたらすこともありますが、多くの場合は期待外れとなります。
そして今一つ面白いのは大きな期待をかけられた者が意気に感じ発奮して実力以上の結果を出したり、期待に押しつぶされて固くなり普段の実力も発揮出来なかったりもすることです。
更に重要なことは個々の期待や失望はそれが統合された時、ムードや風となって選挙などでは所謂なだれ現象まで出現させることにもなることです。
だから個人的な思いだけではどうということはなくても、それが集約されれば強大な力となることを見逃すことは出来ません。

という訳で私の個人的な見方、考え方として、民主党が政権交代を果たし、新内閣が誕生した時は正直言ってかなりの期待感を持ったし、実際に事業仕分けでこれ迄誰もが知らなかった分野に国民の目を向けさせたのは政権交替の効果だと感じたものでした。
しかし一方、内閣発足当初から何で鳩山なんだという感覚はあったし、下手な演説、おどおどした態度、言行不一致の言葉と人間の軽さなどが今迄以上に目に付き早々にこれでは駄目だと見切りをつけました。
さて菅さんについては鳩山さんと違って叩き上げの強さもあり、小沢さんの言いなりになることもなく結構反小沢色も出しているし、実務能力もありそうなのでかなり期待はしています。

唯、小沢さんもこのまま引き下がるとは考えられず、参院選後の首班指名では民主党を割り、自民の一部や群小政党も取り込んだ一大政党再編を目論んでいるのではないかと予想しています。