大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

目標が努力と成果を生む(土井)

2008年09月20日 20時33分39秒 | Weblog
営業経験者なら誰でも、あーこのノルマさえ無ければどんなに楽だろうと一度や二度ならず思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし改めて言うまでもなく、このノルマがあってこそ個人も、チームも、組織全体も順調に機能していきます。
個人差もあって、戦線から去る者、何とかついて行く者、大いなる工夫と頑張りで更に上位に進む者等々様々です。
現役時代は、営業なら、表現はいろいろでしょうがこのノルマに、他の部門なら夫々の目標に向かって日々精進する訳で、その達成度によって、給料も地位も大きく変わってきます。

ところが現役を退くとこの努力目標が無くなってしまいます。
引退間もなくボケがきたとか、体調を崩したとか、亡くなったとかの話をよく聞くのも、急激な環境の変化にうまく対応出来なかった不幸な例と言えるでしょう。
そうならないように現役の時から引退後の生活設計をしておくべきだと説く人や書物も沢山目にします。
しかしどうでしょうか、目の前の目標に懸命になっている時、その先のことまで考えと行動が容易に及ぶとはとても思えません。
かといって、目の前のことだけに集中していればいいという訳のものでもなく、最低でも引退後の生活に必要な資金計画と必要な蓄えは必須のもでしょう。
これさえあればその場になっても、慌てることなく、自分なりの目標をしっかり設定して、これに取り組めば、それなりの充実した生活が送れるのではないでしょうか。