大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

鶯(土井)

2007年03月03日 20時24分26秒 | Weblog
スズメ目ヒタキ科の漂鳥で、大きさはスズメより少し大きい。
背面褐緑色、下面白く、白色の眉斑があります。
低山帯から高山帯の低木林に至るまで繁殖し、冬は低地に移り、市街地にも現れます。
別名、春鳥、春告鳥、花見鳥、歌詠鳥、経読鳥、匂鳥などとも呼ばれます。
したがって冬の間は藪や庭の隅の枝などで「チャッ、チャッ」と舌打ちするように鳴きます、これを「笹鳴き」といい冬の季語となっています。
「鶯の谷渡り」という言葉を良く聞きますが、これは鶯が谷から谷へ、枝から枝へ飛び渡ることと、その時の「ケキョケキョ」と続けて鳴く鳴き声の両方の意味があります。
その年の初めての鳴き声を初音といい、先の別名と共に春の季語です。
鶯はその声は特にゴルフ場などではごく普通に聞きますが、その姿を身近で確認出来る機会は殆どありません。
私も十年以上前、伊吹山の山頂で慎重に、慎重に観察したのが唯一の経験です。
そして昨日木曽川河川敷のグランドに居たらグランドと川の間の竹薮で姿は見せず盛んに鳴き続ける今年の初音に接することが出来ました。