書籍「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」を読んだ。
「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか?」
端的に言えば「テレビは儲かる」からで、
すでに儲かるビジネスモデルを構築している。
それに敵対するものは大嫌いであって、
インフラなしにコンテンツを、世界全体に公開できてしまう
インターネットは、自分の立場を危うくする存在であり
できれば抹殺したいものだ。
いままで放送してきたものがアーカイブされている
テレビ局はコンテンツの宝庫だろうが
それを出さないのがキモであって、
ユーザーが自分の見たいコンテンツを
勝手にコンテンツを「見ることができない」ことが重要。
送り手に権力があり、見る側はCMを含めて有り難く見せて頂く。
スポンサーはそのために大金を支払う。
地方局はキー局の番組を流すだけで、大金を得ることができる。
しかも放送局は許認可制なので
新規参入がきわめて難しい。
だからそこに出てきたインターネットは、
まさに放送局にとっては疫病神そのもの、
だから、大嫌いなのだ。
章立ては
http://www.akiyan.com/blog/archives/2007/03/post_84.html
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テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか |
吉野 次郎 | |
日経BP社 |