ほぼ日のコンテンツ
http://www.1101.com/komatteruhito/2011-12-07.html
「病を得る」
あり得ない表現。
病気で亡くなった方のお葬式で聞く表現。
そう思っていた。
実際家族が病気になった時、
本当にキツい状況になる。
「病を得る」なんてとんでもない。
しかし小康状態となり、少し落ち着いてみると、
家族が和やかに食事をしたり
話をしたり(時にケンカしたりしながらでも)
ともに暮らすことがいかに貴重であるかが身に染みる。
わずか3ヶ月まえの心象風景がどれだけ苛烈だったことか。
「病を得る」
今後の人生で、自分にとって何が大事か、何を優先すべきか。
それが心の底から識認できる機会はそうそうない。
それが認識できただけでも、
今後の人生にとって非常に大きなものになる。
「病を得る」
病気になることは決して幸福なものではないが、
病を得ることで、
得られる物は、決して小さな物ではない。
ま、真夜中過ぎの、徹夜仕事の最中だからかけるエントリーだな。
ちなみに以下は「ガンになったのは幸福だった」と述懐する
ツールド・フランス最強の覇者
ランス・アームストロングの自伝です。
ランスはガンを克服してから、
ツールでの連勝をしました。
その前は平凡な選手だったのです。
ぜひお勧めします。
ただマイヨ・ジョーヌのためでなく | |
安次嶺 佳子 | |
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ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (講談社文庫) | |
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