「この間、子どもが持っとる森永ミルクキャラメルを見たら、発売100周年というパッケージになっとったよ」
「今年で発売から100周年になるんか。そりゃ、知らんかったのう」
「というわけで、今日は森永製菓が販売している森永ミルクキャラメルについて調べてみよう」
「森永製菓の創業って、いつごろなんかね?」
明治32年
森永創業と同時に製造開始
バラ売り・量り売り発売
(「森永ミルクキャラメルの歴史年表」森永ミルクキャラメル 森永製菓)
「森永製菓の前身にあたる森永西洋菓子製造所は、今から114年前の1899年(明治32年)、東京・溜池(ためいけ。現在の赤坂)で創業したんじゃの」
「ということは、創業当時からキャラメルを売りよったんじゃね」
「マシュマロやチョコレートクリームも売りよったそうじゃ。1912年(大正元年)、社名を現在の森永製菓株式会社に変えて…」
大正2年
バラ売り・はじめてミルクキャラメルの商品名に(1粒/5厘)
(同上)
「1913年(大正2年)から、「ミルクキャラメル」という商品名になったんじゃね」
「この年、商品名が「キャラメル」から「ミルクキャラメル」に変わった。つまり、「ミルクキャラメル」という商品名で発売されるようになって、今年で100周年というわけじゃの」
「そういや、「ミルクキャラメルの日」というのがあるよね」
「これは、森永ミルクキャラメルが発売された1913年の6月10日にちなむそうじゃ」
「このころから人気商品じゃたんじゃろうね」
「それがの…」
森永製菓に1つのエピソードが語り継がれている。
「創業してから2カ月間、全く注文が入らなかった」という話である。
(「100年を超えるロングセラー商品 世代を超えて愛される理由」日経BP セカンドステージ)
「うそじゃろ?」
「森永の創業者・森永太一郎(もりなが たいちろう)は、アメリカで洋菓子の製法を習ったんじゃが、アメリカ式のキャラメルは、ミルクの香りが強く、味も濃厚で、日本人の口には合わんかった。しかも、アメリカと違って、高温多湿の日本の気候ではキャラメルが溶けてしまうということもあったそうじゃ」
「へぇ」
「そこで、森永太一郎は改良を重ねて、今の森永ミルクキャラメルになったそうじゃ」
「この努力があったけぇ、100年も続くロングセラー商品になったんじゃね」
「もちろん、製法や味などは時代に合わせて改良されとるんじゃが、基本的にはそれほど変わってないそうじゃ。で、今のような、箱入りで売られるようになったのが、翌1914年(大正3年)」
「箱といえば、「滋養豊富」「風味絶佳」って書いてあるけど、聞き慣れん言葉じゃね」
「「滋養」は、「からだの栄養となるもの」のことじゃけぇ、「滋養豊富」は、「からだにいいものがたくさん入っています」ということじゃ」
「「栄養満点」ということじゃね。「滋養強壮」は、今でも栄養ドリンクで謳(うた)われとるよ」
「ファイトー! イッパーッツ!!」
「「風味」は、「飲み物や食べ物の香りや味」のことじゃけど、「絶佳(ぜっか)」ってなに?」
「「絶佳」は、「非常にすぐれていること」という意味なんじゃ」
「ということは、「香りがいい」「味(味わい)がいい」ということなんじゃね」
↓森永ミルクキャラメルについては、こちら↓
「森永ミルクキャラメル」森永製菓
「今日は、発売100周年を迎えた森永ミルクキャラメルについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「今年で発売から100周年になるんか。そりゃ、知らんかったのう」
「というわけで、今日は森永製菓が販売している森永ミルクキャラメルについて調べてみよう」
「森永製菓の創業って、いつごろなんかね?」
明治32年
森永創業と同時に製造開始
バラ売り・量り売り発売
(「森永ミルクキャラメルの歴史年表」森永ミルクキャラメル 森永製菓)
「森永製菓の前身にあたる森永西洋菓子製造所は、今から114年前の1899年(明治32年)、東京・溜池(ためいけ。現在の赤坂)で創業したんじゃの」
「ということは、創業当時からキャラメルを売りよったんじゃね」
「マシュマロやチョコレートクリームも売りよったそうじゃ。1912年(大正元年)、社名を現在の森永製菓株式会社に変えて…」
大正2年
バラ売り・はじめてミルクキャラメルの商品名に(1粒/5厘)
(同上)
「1913年(大正2年)から、「ミルクキャラメル」という商品名になったんじゃね」
「この年、商品名が「キャラメル」から「ミルクキャラメル」に変わった。つまり、「ミルクキャラメル」という商品名で発売されるようになって、今年で100周年というわけじゃの」
「そういや、「ミルクキャラメルの日」というのがあるよね」
「これは、森永ミルクキャラメルが発売された1913年の6月10日にちなむそうじゃ」
「このころから人気商品じゃたんじゃろうね」
「それがの…」
森永製菓に1つのエピソードが語り継がれている。
「創業してから2カ月間、全く注文が入らなかった」という話である。
(「100年を超えるロングセラー商品 世代を超えて愛される理由」日経BP セカンドステージ)
「うそじゃろ?」
「森永の創業者・森永太一郎(もりなが たいちろう)は、アメリカで洋菓子の製法を習ったんじゃが、アメリカ式のキャラメルは、ミルクの香りが強く、味も濃厚で、日本人の口には合わんかった。しかも、アメリカと違って、高温多湿の日本の気候ではキャラメルが溶けてしまうということもあったそうじゃ」
「へぇ」
「そこで、森永太一郎は改良を重ねて、今の森永ミルクキャラメルになったそうじゃ」
「この努力があったけぇ、100年も続くロングセラー商品になったんじゃね」
「もちろん、製法や味などは時代に合わせて改良されとるんじゃが、基本的にはそれほど変わってないそうじゃ。で、今のような、箱入りで売られるようになったのが、翌1914年(大正3年)」
「箱といえば、「滋養豊富」「風味絶佳」って書いてあるけど、聞き慣れん言葉じゃね」
「「滋養」は、「からだの栄養となるもの」のことじゃけぇ、「滋養豊富」は、「からだにいいものがたくさん入っています」ということじゃ」
「「栄養満点」ということじゃね。「滋養強壮」は、今でも栄養ドリンクで謳(うた)われとるよ」
「ファイトー! イッパーッツ!!」
「「風味」は、「飲み物や食べ物の香りや味」のことじゃけど、「絶佳(ぜっか)」ってなに?」
「「絶佳」は、「非常にすぐれていること」という意味なんじゃ」
「ということは、「香りがいい」「味(味わい)がいい」ということなんじゃね」
↓森永ミルクキャラメルについては、こちら↓
「森永ミルクキャラメル」森永製菓
「今日は、発売100周年を迎えた森永ミルクキャラメルについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
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