通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

長堤桃花【花見に行こうや2019】

2019年04月26日 | 季節の話題
2019年 春

満開








前回は、縮景園(しゅっけいえん)の桜を紹介した。

今回は、長堤桃花(ちょうていとうか)の桃と桜を紹介していこう。





↓縮景園については、こちら↓

縮景園







縮景園を出て、市立幟町(のぼりまち)中学校前を通って東へ向かっていく。

京橋川(きょうばしがわ)に架かる栄橋(さかえばし)を渡ったところで、城北通りにそって北へ向かっていく。

大須賀(おおすが)踏切南交差点の川沿いに長堤桃花がある。











長堤「桃花」の名のとおり、桃の花が咲いている。



















京橋川をはさんで反対側に縮景園があって、園内に咲いている桜も見える。



ということは、ここの桃や桜も縮景園から見ることができるというわけ。







江戸時代、広島藩主となった浅野長晟(あさの ながあきら)が茶人としても知られた家老の上田宗箇(うえだ そうこ)に命じて作らせた庭園が、縮景園のはじまりとなった。

最初のころは、泉水(せんすい)屋敷とか泉水館とか呼ばれ、縮景園と呼ばれるようになったのは後のことじゃ。



その縮景園八勝のひとつに、長堤桃花があった。

かつては、今の広島駅がある松原(まつばら)から牛田(うした)あたりにかけては桃林があって、ここから眺めることができたという。

それが今回、紹介した長堤桃花なんじゃの。





桃の木の植栽について

園内及び対岸の桃の木は、園の借景のため古図に基づき植えたものです。
被爆前までは美しく花を咲かせ、私たちに潤いを与えていました。
このたび広島平和ライオンズクラブからの寄贈により、復元をしました。
大きく美しい花を咲かせるよう、皆様のご協力をお願いいたします。

     昭和61年12月 広島県縮景園長

(園内の案内板より)






昭和61年(1986年)ということは、今から33年前。

そのころから、かつての長堤桃花を復活させようと活動されとってのようじゃ。







縮景園の向こう側には、高さ166メートル、43階建てのアーバンビューグランドタワーが見える。





訪問日:2019年4月6日





今日は、長堤桃花の桃と桜について話をさせてもらいました。





…というわけで、安芸の宮島(全9回)、縮景園、そして長堤桃花と紹介してきた2019年春の花見も、これでおしまい。

長い間おつきあいいただき、ありがとうございました。





ほいじゃあ、またの。

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