通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

ちんこんかん踊り 三原市

2013年08月18日 | 広島の話題
広島県や三原市の無形民俗文化財で、雨乞いや虫よけを願う踊り「ちんこんかん」の合同奉納が16日、同市新倉の大須賀神社であった。
各地域で踊りを継承する保存会など市内4団体のメンバーたちが、かねや太鼓の音に合わせて軽やかに踊った。

奉納されたのは、県指定の沼田町のちんこんかんと、いずれも市指定の八ツ頭チコカン踊り、小坂チンコンカン踊り、宗郷町太鼓踊り。
詰めかけた見物客を前に、境内で順番に太鼓を打ち鳴らしたり、掛け声をそろえて踊ったりした。

沼田町のちんこんかんは、金髪で赤い衣装の鬼役が六尺棒などを大きく回しながら華麗な舞いを披露した。

(「三原で「ちんこんかん」奉納」中国新聞 2013年8月17日)




「…? 「ちんこんかん」っていくつあるん?」

「1.ちんこんかん(県無形民俗文化財)

2.八ツ頭チコカン踊り(市無形民俗文化財)

3.小坂チンコンカン踊り(市無形民俗文化財)

4.宗郷町太鼓踊り(市無形民俗文化財)

…の4つがあるそうじゃ」

「雨乞いや虫よけを願っての踊りなんじゃね」

「ちんこんかんは、三原市新倉町(しんくらちょう)にある牛神社(大須賀神社)に奉納される踊りなんじゃそうな」

「牛神社?」

「牛神社というくらいじゃけぇ、死んだ牛を祭るために建立されたと伝えられとるんじゃ」

「牛といえば、むかしは、農業で田を耕したり、物を運ぶために使われてきたんよね」

「宮崎駿の映画『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎が書いた本『零戦』(角川文庫)にも、工場から飛行場へ零戦を運ぶのに牛を使(つこ)うとったというエピソードが描かれとったのう」

「牛でゆっくりと運んだほうが、機体に傷がつきにくいということじゃったね」



↓ちんこんかんについては、こちら↓

「ちんこんかん」三原市





「雨乞いか…、ちいたぁ(=少しは)雨が降って欲しいねぇ」

「毎日毎日、暑い日が続いとるもんの」

「はぁ、もう、やれんよ」

「広島市中区では、今月10日から昨日まで8日間、最高気温が35度以上になる「猛暑日」が続いとるそうじゃ」

「7月は、夕立が降ったりしよったのに」

「雨でも降りゃ、少しは涼しゅうなるのにの」

「広島でも雨乞い、やってくれんかね?」





「今日は、三原市で行われたちんこんかん踊りについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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