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2021 6/13のランチ報告1(Aman京都 鷹庵)


写真は、天ヶ峯 (写真は、2020年6月訪問時のもの)。

日曜日です。
本来妻とのランチシリーズは結構あるのですが、コロナ前は大阪や神戸に行くことが多かったので記事になっていませんでした。
幸か不幸かこのコロナ禍で京都市街には出にくいので、京都シリーズが充実してきましたw

さてこの日は、いやこの日も先月に続いてAmanです。
先月はザ リビング パヴィリオン でしたが、今回は和食の鷹庵。
通常はランチでも19,000円ぐらいしますが、5月と6月はオープン1周年記念企画で10,000円のコースがありました。
これは「この機に行かないともったいないね」ということになり、予約しました。
本来は12:00~なのですが、11:35頃に到着。
すると「少し早いですが始めましょうか?」と聞いて下さいました。
実はこちらの予約後に、この後の拝観が入ったので、早めに始まってくれるといいなと思っていたので、非常に助かりました。

待っている間は鷹庵の中を拝見。
Amanの敷地に入って、ザ リビング パヴィリオンは中門の中ですが、鷹庵は外です。
しかし木立に覆われているので、外の様子も気にならないですし、苔のお庭もきれい。
やっぱりAmanはあの静かな環境がいいですね。
妻もそこのポイントが高いようです。
内装も黒系で落ち着いており、天井が高い。
カウンターには11mの1枚板がスーッと横切ります。

11:45頃からスタートして下さいました。

下の写真は、「オープン一周年記念おまかせ懐石」コースです。
----------------

内容を書いた紙がなかったので、すべて覚えてはないのでかいつまんで。
全てのお料理の仕上げは目の前でしてくれます。
1の先付は、ホクホクのアスパラガスがメッチャ甘かったです。
2のホタテのしんじょうは、ホタテの甘みとお出汁の調和が最高。
3のイカと甘鯛のお刺身も、もう言うまでもないですよね。
4の揚げ出汁豆腐は、外はカリカリ、中はトロトロのが尋常ではなかったですw
5の焼き魚は、鰻。白焼きかかば焼きか選べますが、2人なら1つずつにしてシェアですね。皮はパリパリですが、身はふんわりです。
かば焼きのタレは敢えて薄めにしているのでしょう、鰻本来の味が分かります。
6はサラダ。細く切ったレタスや玉ねぎをおそばのように頂きます。玉ねぎの辛味や癖が全くなく、シャキシャキでした。
7はがんもどき。今回はこれが1番美味しかったかも。お出汁の風味とがんもどきの味のバランス。そこにお出汁に入っている白きくらげの歯ごたえ。
味わい深かったです。
8は若鳥と九条ネギの炊き込みご飯。水炊きの旨味をご飯にそのまま写したような感じ。それでいてベチャベチャ感がないんですよね。これもとても美味しく、珍しくお代わりしました。
9はデザート。オレンジが甘いこと。さくらんぼは果肉が厚かったです。

ドリンクは僕がノンアルコールビール、妻は一保堂の煎茶でしたが、「こんなに美味しい煎茶は初めてだ」と言っていました。

合計で22,500円。
最初にも書きましたが、通常は1人19,000円ぐらいすることを思えばメッチャお得ですし、非常に美味しかったです。

13:00前には食事も終えて、こちらを出たので、次の用事にも間に合ってよかったです。
その続きの予定は明日に。
 
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清宗根付館(壬生・島原散策12)


写真は、20畳の大広間。

清宗根付館(せいしゅうねつけかん)と読みます。
“根付”とは、印籠や巾着などの“提げ物(さげもの)”を紐で結んだ際の対側に付ける小物です。
この紐を帯の下に通して提げ物を吊るす際の、留め具の役割を果たします。
その根付4000点の中から400点余りが展示されています。

場所は壬生寺を出て右手正面に表門があります。
この建物は旧神先家住宅で、壬生郷士の神先家(かんざきけ)の住宅でした。
京都で唯一の武家建築の遺構として大切に管理され、2007年から根付専門の美術館になっています。

年中公開はしておらず、2月、4月、7月、11月の4か月間だけ公開しており、参観料は1200円、HPの割引券を使えば1000円です。

表門を入ると前庭があり、右手に式台(正式な玄関)、左手に通常の玄関があるのでここから入ります。

正面の奥はおくどさんで、こちらは後程。
まずは右手から室内に上がります。
3畳間が縦に2つ並び、その奥に8畳間があります。
8畳間は式台から入ってすぐの部屋になります。
この部屋の奥には15畳の広間があります。
床の間や付書院があり、壁は紅殻で赤いです。
外には苔のきれいなお庭があります。

この15畳間の左に7.5畳、8畳間の左に6畳間、3畳間の左に6畳間が並んでいます。
縦2つの6畳間の左には廊下があり、さらに廊下を挟んで左に6畳間と8畳間が、さらに庭側に4.5畳間が縦に並んでいます。
1番手前の6畳間のさらに左手には3畳間が付いており、3畳間から庭に向かって廊下が外周を回り込む形になっています。

1番左手前の6畳間は通り庭のおくどさんに面しており、ここからおくどさんに降りて2階への階段を昇ります。

2階は屋根裏のような天井の低い4畳半があり、その奥に広い20畳間、さらに奥には半階分高くなって8畳間が並んでいます。

各部屋のガラスケースに根付が展示されています。
木製のものから象牙製のものも、いずれも精緻な細工がされており、細かいものにはルーペがセッティングされています。
1階の最奥には枯山水の庭園もありました。

玄関の脇にはおくどさんもあり、ここに設置されたモニターには根付の作成DVDが流れていました。




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新徳寺(壬生・島原散策11)


写真は、屋根が照り起くり(てりむくり)の本堂。

幕末に上洛した浪士組の清河八郎が、隊士に尊王攘夷の演説をした場所として有名です。
臨済宗の寺院ですので、”新徳禅寺”と表記されていることもあります。

アクセス
壬生寺の表門を出て、左斜め前方にあります。

通常は非公開ですが、2013/9/28の「そうだ 京都、行こう」の“はじまりの地 壬生の古地図歩き”で内部を訪問しました。
また元旦にも本堂に上がり、本尊拝観ができるそうです。

表門を入り、左手の庫裏からあがって本堂へ。
臨済宗の寺院なので、本堂は6間構造
手前に“鞘の間”が6畳ずつ3間。手前の3間は10畳、12畳、10畳。奥の3間の中央は内陣です。
全部で60畳はあるので、浪士を集めて演説出来そうな大きさです。
内陣の正面には本尊は准胝観音菩薩、右手には地蔵菩薩(屋根葺地蔵)、左手には不動明王像があります。
屋根葺地蔵(やねふき)とは、昔ある老女の家が大風で壊れました。
そこに若い法師が来て、魔法のように屋根を直してくれました。
その法師がお地蔵さまだったとわかり、以来「屋根葺地蔵」と呼ばれ信仰するようになったということです。

また内陣の右の仏間には、如意輪観音像がお祀りされていました。

さらに本堂内には、土方歳三、近藤勇、坂本龍馬、清河八郎に山岡鉄舟らの肖像画がありました。

本堂の左手裏側には小さな枯山水庭園があります。




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壬生寺3 特別拝観 本堂・庭園、狂言堂、節分会(壬生・島原散策10)


写真は、本堂裏の庭園

壬生狂言が終わる4/30~GWの終わりまでここ3年は特別公開が行われています。
2012年GWの特別公開の模様です。

まず本堂右脇で拝観料600円を納めます。
本堂の中央には見事な須弥檀があり、本尊の延命地蔵菩薩像(重文)、脇侍には掌善童子像と掌悪童子像がお祀りされています。
須弥檀の左には鑑真和上坐像、右には中興の祖の円覚上人像がお祀りされています。
周囲の襖絵と障壁画は、2007年に友禅画家のあだち幸氏によって作られました。

本堂の右手奥には苔の綺麗な枯山水庭園があります。

また本堂の左手奥には小さな展示室があり、長谷川等伯の列仙図屏風(重文)、消失する前の本尊の錫杖頭(重文)や壬生狂言で使用するお面などが展示してありました。

狂言堂
2017年の京の冬の旅で狂言堂(重文)の内部が公開されました。
表門を経て玄関から入ります。
内部は4間構造。
正面に客の間、その奥に面の間、右手の奥に衣裳の間、右手前に小道具の間があります。
小道具の間の手前の階段から2階へ上がります。

2階に上がると通常の能舞台のように、手前が橋がかりで奥が本舞台になっています。
さらにこちらの狂言堂に特異的なのが、飛び込みと獣台(けものだい)です。
飛び込みは橋がかりの外、下にあり、鬼などが飛び込んでそこへ消えます。
獣台は橋がかりの手前にあり、そこを登って外に出て綱わたりの芸をしたりします。

2/2~2/4 節分会厄除大法会
境内に露店が出て、非常に賑わいます。
皆さん500円で炮烙(ほうらく)を買って、奉納されます。
そしてこれらはGWの壬生狂言の炮烙割で割られます。

さて境内の中院ではお堂の扉が開き、外から十一面観音像にお参り出来ます。
やや遠いです。
阿弥陀堂では通常は地下にある阿弥陀三尊像と十二薬師の薬師如来像が、この日は1階にお祀りされています。
阿弥陀堂を越えた先の弁天堂では、御前立の弁天像のご開帳があります。

そして2/2と2/3の13:00~20:00まで1時間ごとに、正面にある本堂の右手奥の狂言堂で、狂言”節分”が行われます。
観覧無料です。

本堂も扉が開き、奥に本尊ので重文の地蔵菩薩立像にお参り出来ますが、遠くて暗いので実質見えません。




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壬生寺2 壬生狂言(壬生・島原散策9)


写真は、狂言堂の舞台

1年に3回、狂言堂で壬生狂言が開催されます。
節分は2/2、2/3、春は4/29~5/5(平成26年より変更)、秋は体育の日を含む3連休です。
時間はいずれも13:00~17:30頃まで、5/5だけ夜の部があり18:00~22:00頃です。

13:00~20:00の回まで1時間毎にひたすら「節分」の演目を上演されます。
しかし無料です。
壬生寺会館に下に並び、各自ちょうどから上演開始。
40分ごろに終了し、20分で入れ替えをします。

春、秋
まず本堂右手にある壬生寺会館に行きます。
階段下で入場料800円を支払います。
いくつ観ても同じですが、再入場は出来ません。
壬生寺会館の階段を登ると売店があります、200円であらすじの簡易冊子があるのでこれぐらいはないとお話の展開がつかみづらいです。
しかしこのあらすじはHPにもあるので予めプリントアウトして持参してもいいでしょう。

当日は壬生寺会館のホールが吹き抜け状態になり、裏側に向かって仮設階段が造られています。
そしてその壬生寺会館の裏側には狂言堂の舞台が真正面にある訳です。

大体1日5演目で、1つが40~50分程度。
13:00からですので、ほぼ各時間台(:00頃)に演目が始まります。
全席自由席で指定席はないです。
柱が邪魔で見えない席もあるので、席選びが重要です。
しかし50分頃到着して待ち、先の演目が終わると、結構人が入れ変わるので、そこでいい席を確保すればいいでしょう。

舞台は無言でお囃子の音だけが響くいわば“パントマイム”です。
しかしその所作などから十分に感情やストーリーが伝わってきます。
2演目の鑑賞ぐらいが適当ではないでしょうか。




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壬生寺1 通常拝観(壬生・島原散策8)


写真は、本堂(右)と千体仏塔(左)

毎年、2/3、4月と10月に行われる無言劇の“壬生狂言”で有名です。

表門を入ってすぐ右手に一夜天神堂が、正面の参道の突き当りに本堂があります。

参道の途中の右手にある阿弥陀堂の中に“阿弥陀堂歴史資料館”があります。
入場料は、新撰組遺跡が100円、壬生寺歴史資料館が200円です。
壬生寺歴史資料館は地下で、阿弥陀如来三尊像がお祀りされています。

阿弥陀堂の奥が新撰組遺跡です。中央に池があり、奥に“壬生塚”、芹沢鴨のお墓や近藤勇の胸像などがあります。

参道の左手、阿弥陀堂の正面には、塔頭の中院があります。
ここの御本尊は十一面観音菩薩で、洛陽三十三所観音 霊場第二十八番礼所になっています。
普段は65歳以上の高齢者しか本堂内には入れませんが、2013/9/28の「そうだ 京都、行こう」の”はじまり地 壬生の古地図歩き”で中に入れて頂きました。
この中院の右手に付属して、十二薬師の歯薬師である薬師三尊像がお祀りされています。

参道をさらに進むと、右手に弁天堂と水かけ地蔵、左手に鐘楼があります。
本堂の左手には“千体仏塔”、右手奥には壬生寺会館があり、さらにこの奥に狂言堂があります。

通常拝観では本堂も外部からしかお参りできません。




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壬生屯所遺蹟(八木邸)(壬生・島原散策7)


写真は、八木邸の門前

アクセスにも書きましたが、はっきり「八木邸」や「壬生屯所遺蹟」と書いていないので、注意が必要です。
“京都鶴屋 鶴寿庵”という御菓子屋の石畳の奥にあります。

拝観は1,000円ですが、最後におうすと屯所餅が出ます。
長屋門を入って右手の本玄関から主屋へ上がります。
主屋は3部屋×2の6部屋で構成され、案内の方の説明が10分程度あった後に反時計まわりに案内されます。
下足してすぐに手前から4畳、6畳、8畳の3つの部屋が横に並んでおり、ここがもう芹澤、平山、平間が襲撃された現場です。
当時は天井が低めに作ってあり、刀を振りかぶれないようにしてあります。
奥には裏庭があり、玄関とこの裏庭の両方から侵入して襲撃したそうです。

次に隣の部屋に案内されます。
奥から6畳、8畳、6畳で、庭側の6畳間に芹澤が逃げた際につまずいた机と、鴨居に襲撃の際についたと云われる刀傷があります。

大体30分もあれば終わりです。
長屋門を出て左手の鶴寿庵で、おうすと屯所餅がセットになっています。




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2021 6/6のランチ報告(フォションホテル京都 レストラン グランカフェ フォション)


写真は、フォションのコース(4950円)。

日曜日です。
今週末も子供がいないので、ランチに出かけます。
12:00頃にやって来たのが、河原町通沿いで四条と五条の間辺りにある、フォションホテル京都です。

今までフォションホテルはパリにしかなかったのですが、2軒目が今年の3月京都にオープンしたのはご存じの方も多いでしょう。
一般的には「アノ黒とピンク色」がトレードマークのマドレーヌや紅茶が有名ですね。

外観はそれほど目立たず、大人し目の印象。
しかし中に入るとフォション全開ですw
内装はヨーロッパ仕様なのでしょうか、結構派手ですね。

右手のエレベーターで10階にあるレストランに案内されました。
またカフェは正面の階段を上がった2階にありました。

10階に着くと、西向きの左手はチェックインロビー。
東向きの右手がレストランでした。
東向きのため東山の眺望がきれいで、知恩院~八坂の五重塔~清水寺~妙法院まで見えました。

4900円のコースは、前菜+魚or肉+デザート。
7150円のコースは、メインがダブルです。
今回は4900円のコース。
しかしそれぞれのコースにウリがあり、4900円のコースの魚はパリのホテルと同じレシピのサーモンのパイ包み。
7150円のコースの魚はこれではないです。
しかし7150円のコースのデザートは、唇型で有名なビズビズです。

写真1の前菜は、今まで頂いた中で1番美味しいシーザーサラダでした。
サラダはシャキシャキで、具材のサーモン、ベーコンやささみとのハーモニーが絶妙。
個人的にシーザーサラダはドレッシングの主張が強すぎることが多いように感じるのですが、それがなかったです。

写真はないですが、ぶどう風味のパンも美味しいです。
エシレバターともよく合います。

写真2の、メインは前述のパイ包み。
そこまで知っていて、お肉の選択はないですよねw
いうまでもなく美味しかったです。
ソースが濃厚で旨味が深かったです。

写真3のデザートはクレム ア ラ ヴァニーユ。
バニラ味のプリンのような感じで、上に生クリームの層がありました。
イチゴのソースもありますが、なしでも美味しいというか、ない方が美味しいですね。

写真4は食後の飲み物。
いつもはコーヒーですが、さすがに今回は紅茶w
メチャ重い鉄瓶にこれでもかというぐらいの紅茶がきます。
美味しいですが、とても1人では飲み切れないです。

お会計は税サ込みで1人4950円のコースですが、ドリンクも注文したので12,210円でした。

総じて食事は非常に良かったです。
5000円の値打ちは十分にありました。
しかしヨーロッパ使用の派手な内装と、
店内の左右にキッチンとサーブエリアがあるため、店員さんの往来が多かったのが、
妻は少し落ち着かなかったようです。

他の方にもおすすめ出来ますし、また行きたいと思えるお食事でした。

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旧前川邸2 山南忌(壬生・島原散策6)


写真は、山南敬助切腹の間前の中庭

3月第2日曜日に行われる“山南忌”の模様です。
参加するには、事前にハガキでの申し込みが必要です。

山南忌では、まず最初に前述の光縁寺にお参りをします。
時間は10:00以降で、拝観料は100円。
墓地にある山南敬助のお墓と本堂でお参りします。

光縁寺を出て右折し壬生川通を越えて直進すると、坊城通に突き当たります。
この左手前角に旧前川邸があります。

門を入って申し込みはがきを提示の上、参加費2500円を支払い受付します。
ここが11:30までです。
そして前述の旧前川邸の切腹の間でお参りをします。

午後の式典は12:30開場、13:00開始ですのでそれまで自由です。
ですから、あまり早く来ても時間を持て余します。
11:00に光縁寺→11:30前にお焼香→八木邸参観ぐらいがいいかもしれません。

13:00からは壬生寺にある壬生寺会館で主催者の挨拶等の後、
・島原司太夫による「黒髪」の舞の奉納(約20分)
・天然理心流 撥雲会の居合演武(約20分)
・記念講演 新選組を研究されている方が山南敬助について講演されます(2時間!)。
・天然理心流 心武館の居合演武(約20分)
・抽選会(景品のほとんどは新選組関係のグッズ)
・閉会の辞
となります。
参加者は総勢300人程度で、男女比は4:6ぐらいで女性の方が多かったです。

記念講演は、かなりガチの内容です。
文献を紐解き検証する感じですので、永倉新八と聞いて分からないレベルでは到底ついていけません。
しかも2時間です。
また抽選会でも上のクラスの当選品が「山南敬助モデルの模造刀」で、大きなどよめきがおきました。
恐らく“歴史好き”レベルではなく、“新選組好き”・・・いや“山南敬助好き”クラスの方がたくさん来られるような感じです。




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旧前川邸1 通常参観、特別公開(壬生・島原散策5)


写真は、旧前川邸の門前

通常参観
ここは土日、祝日しか開いていません。
基本は門を入って正面にある土間を改装した新選組関係のショップですが、何といっても山南敬助の切腹の現場がこの奥にあります。
実際に切腹したお部屋は、3月第2日曜日に行われる“山南忌”に申し込まないと見ることはできません。
12月初旬から1月下旬まで往復ハガキで申し込みをしています。

山南敬助切腹の間
山南忌に申し込むと、山南敬助が切腹した部屋でお参りが出来ます。
また2022/10/15、朝日カルチャーの「新選組 壬生を行く非公開・旧前川邸『山南敬助切腹の間』と新徳寺を訪ねる」でも中に入れました。
表門の右手の小口から、靴を持参で中に入ります。
細い廊下を進むと、中庭が右に見えてきます。
この突き当りに3間あり、手前から10畳、8畳、8畳間が並んでいます。
この真ん中の部屋が、山南敬助が切腹した部屋です。
かつては6畳半だったそうです。
1番奥の間の床柱には、刀傷があります。
この手前の部屋でお焼香をして左の部屋に出ると、お土産屋さんの土間にでます。

東の蔵 特別公開
2013/9/28の「そうだ 京都、行こう」の”はじまりの地 壬生の古地図歩き”で訪問しました。
正面のショップに向かって建物外左手の小道から奥に進みます。
奥の突き当りに”西の蔵”、左手に古高俊太郎を拷問したとされる”東の蔵”があります。
蔵の内部です。
1階の半分は荷物置き場になっていましたが、床の板は簀状で外すとさらに下にもスペースがあります。
入って左手の箱階段を登り、2階へ。
2階の床も1階と同様外せて、2階の床がなくなります。
そしてさも拷問にしようしたように、2階の天井からロープが1本吊るされていました。




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光縁寺(壬生・島原散策4)


写真は、本堂

山南敬助を初めとする新撰組隊士の墓地があることで有名です。

アクセス
四条大宮の交差点を南下して、最初の交差点になる綾小路通へ右折します。
右折して約100m進んだ右手に光縁寺の表門があります。

拝観
表門の左脇の戸口から入り、左手の寺務所で100円納めると本堂でのお参りとお墓参りができます。

正面の石畳の先に本堂があります。
本堂の内陣正面に本尊の阿弥陀三尊像があります。
また浄土宗ですので、右手奥には法然上人像と善導大師像があります。
そして左手手前の本棚には、新撰組関係の蔵書が山ほどあります。

本堂に向かって右手外周の細い道を進みます。
本堂の裏手には墓地があります。
この墓地の左手最奥に山南敬助を初めとする新撰組隊士のお墓があります。




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アクセス2 壬生から島原へ(壬生・島原散策3)


写真は、壬生寺の新選組遺跡

壬生から島原へ行くにはどうすればいいでしょうか。

徒歩の場合
壬生寺を出て右折し、次の交差点で左折します。
すぐに対面2車線道路に出ます。これが壬生川通です。
ここを右折します。
ここを五条通も越えてひたすら直進します(緑ルート)。
花屋町通との交差点(五条壬生川を過ぎて2つ目の信号)で右折すると、島原の大門につきます。
全長約1.5kmあります。

バス利用の場合
壬生寺を出て左折し、四条大宮の交差点に戻ります(赤ルート)。
四条大宮のバス停から207系統に乗り、島原口で降ります(紫ルート)。
以下は島原のアクセス(青ルート)と同じです。

ここでのポイントは、徒歩なら壬生川通で済むのですが、バスならさらに東の大宮通まで移動する必要があります。
このバスを使わない東西の移動距離の合計(赤ルート青ルート)が、約1.3kmです。

歩いてもそう変わりません。

71系統に乗れば壬生寺道から島原口まで乗り換えなしで行けますが、これは1時間に2本なのであまり期待できません。




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アクセス1  壬生、島原(壬生・島原散策2)


図は、周辺の地図

壬生
壬生の最寄りは、阪急大宮駅か嵐電四条大宮駅です。
嵐電四条大宮駅を降りたところが四条大宮の交差点です。
ぐるりと見回すとセブンイレブンがあり、そっちが北です。
駅を降りて左手、四条通に沿って歩きます。
壬生川通(結構大きめ)を超えて、次の細い坊城通を左折します。
壬生寺と案内も出ていますし、角に元祇園社があり目印になります。
バスの場合は、3系統26系統28系統、71系統、203系統などで壬生寺道で下車するとここに着きます。

そこを直進していくと左手の交差点の角に「前川邸」があります。

さらに直進すると右手に“京都鶴屋 鶴寿庵”という御菓子屋があり、その奥が「壬生屯所遺蹟(八木邸)」です。
八木邸と大きくは書いていないので、少しわかりにくいです。

さらに少し直進した右手が「壬生寺」の正面の門になります(赤ルート)。

島原
京都駅からの場合、JR嵯峨野線の丹波口駅を出て右折し、千本通を中央卸売市場に沿って進みます。
約200mの左手に“島原住吉神社”が見えるので、ここの石畳の道を入ると、島原の裏口(かつての島原西門)です(黄ルート)。

バスなら71系統、206系統207系統などで島原口で下車し、花屋町通に入ります。
西に約250m進むと、道が左に折れたと思うや“島原の大門”が現れます。
さらに直進した最初の交差点を右折すると「輪違屋」が、3つ目の交差点の左角に「角屋(すみや)もてなしの文化美術館」があります(青ルート)。




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壬生・島原散策の概要(壬生・島原散策1)


写真は、壬生寺の表門

壬生と島原は一緒にするには少し遠いですが、それぞれが歴史的につながっているので、独断と偏見でくっつけます(笑)。

壬生は四条大宮の南西あたりの地区で、四条大宮駅付近です。

島原は、大宮通の五条と七条の間辺りですので、壬生の南側になります。
JRの丹波口駅付近です。
また「西本願寺」からも非常に近いです。

ここの見所は、もちろんかつて新撰組の屯所があったので、その関係のものです。

具体的には、
光縁寺→旧前川邸→壬生屯所遺蹟(八木邸)→壬生寺→新徳寺→清宗根付館→輪違屋→角屋(すみや)もてなしの文化美術館→きんせ旅館
です。




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2021 5/30のランチ報告(ザ・リッツ・カールトン京都 水暉)


写真は、水暉の店内。

日曜日です。
この日も子供たちはそれぞれに忙しいので、妻と2人でランチに出かけました。
天気もよかったので、11:00前に徒歩で自宅を出ます。
周囲のお店を見ながら、11:30過ぎにやって来たのがザ・リッツ・カールトン京都です。
5月の平日1日5組限定で清風弁当+食後のコーヒーor紅茶付き 4800円のコースがあったので、予約してきました。
そもそも「平日」って書いてあるのに、日曜日にネット予約出来たのはナゾなんですが、予約出来たのでいいでしょうw

久しぶりの水暉です。
11:30に入った時はお客さんも少なかったのですが、12:30頃には6割方ぐらい埋まっていたのではないでしょうか。
 
               

今回の食事は上の写真。
5月限定清風弁当+食後のコーヒー 4850円。
1:紫蘇のスパークリングジュース
さっぱりしていて、美味しいです。
2:先付 蛸、帆立貝、破竹、九条葱、粟餅 木の芽味噌和え
木の芽の香りと風味が口いっぱいに拡がりつつ、各々の食材の美味しさも楽しめます。
3:一の皿 蓬豆腐 法蓮草 パプリカ、新キャベツ しめ鯖 土佐酢ゼリー、
水菜と京揚辛子浸し、千両茄子揚煮 蓮根旨煮、鯖笹巻寿司。
もうね、全部美味しいです。いずれも似たようなものを頂いたことはありますが、やっぱり「一味違うな」という感じです。
4:お重 上(下段) 鱧 丸茄子 万願寺唐辛子 みぞれ餡 生姜 もみ海苔
右下(中段) 鰆塩焼 染卸し 酢取茗荷子 独活金平 汲み上げ湯葉 てんぷら(海老紫蘇巻揚 薩摩芋 スナップえんどう ) 京都宇治産平飼い卵の半熟玉子
左下(上段) ちらし寿司 椎茸 干瓢 錦糸玉子 ガリ 穴子 海老 蟹 いくら 木の芽 赤出汁
当たり前ですが、鰆の塩焼きやてんぷらなどはホクホクで出てきます。
そもそも美味しいものが最高の状態で出てくるので、もう言うことはないですw 

今回も前回のAmanに続き、デザートはテラス席に移動しましたw

5:デザート ピエール・エルメ・パリより
左が濃厚なバニラアイス、右はシャーベット。
濃厚の最高峰と、さっぱりの最高峰が並んでいました。
これもメチャメチャ美味しかったです。

最後にコーヒーも。

妻とも同意見になりましたが、
「4800円の食事では最高峰」
という結論です。

まあドリンクも注文したので総額12,608円でしたが、
これだけ美味しいものを、あれだけのサービスを受けて頂けたので、
2人とも大満足のランチでした。

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