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角屋 もてなしの文化美術館3 特別公開2、総評(壬生・島原散策17 最終)


写真は、大広間の松の間

最後に最高の貴賓席の”青貝の間“です。
ここはあらゆる所に螺鈿(らでん)の装飾があり、非常にきれいです。
さぞや作業は大変だったろうと思われます。
また南側の障子が“明り窓”になっており、十分な採光があります。
これが螺鈿を輝かせるのです。
よく考えてあります。

また今でいうベランダもあり、その上の屋根が吊り上げ方式になっていて柱がありません。
もちろん景色を見る邪魔にならないようにです。
これは1Fの松の間も同じです。

そして本来、刀は下の刀箪笥に預けるものですが、新撰組は刀を2Fまで持って上ってきた上に、柱を斬りつけた跡も残っています。

非公開のお部屋が4つぐらいあるようですが、これだけでも十分満足できます。

総評
芹沢鴨暗殺のくだりが目的なら1Fだけでもいいですが、行ってみて思うのは“2Fには是非行った方がいいです”。
事前に予約が必要だったり、参観料が1000円から1800円になるなど敬遠要素はありますが、僕は十分満足できる内容でした。


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