平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2012年11月11日 アメリカ大統領選から

2012年11月11日 00時36分41秒 | Weblog
アメリカ大統領選から


 11月6日、一般投票数約1億1700万のうち264万票の差で(獲得選挙人数538人のうち、約100票の差)民主党が勝利した。すなわち個々の問題では、かなり大きな違いがあっても、ほぼ同じ満足度(?)で決着した制度なり法則を受けいれているといってよいのかもしれない。
 上院議員の数は民主党が多いが下院では逆の現象となっているのは、日本でも類似のことで、スムースにことが運ばない点では同じであろう。また、政治家の討論や意見の表現は、個人的好みもあろうが、みなさんはどのように感じておられるだろうか。
 政治経済の専門職の方は一般には多くないかも知れないが、私たちが生活しているこの日本の社会は、政治、経済はもちろんのこと、医療、福祉、教育、社会、文化、宗教、芸術など幅広く、高度の学問的広がりが求められている。その中でも人間学(倫理、道徳、哲学、信仰、人格形成など・・・)が大きな要素だと考えられる。
 アメリカは、50年前と現在では物質的な変化もさることながら、精神的な変化が著しいと思われる。日本はどうなのか考える必要があるのでは、ないだろうか。変らなくてよいこと、変えた方がよいこと、変ってはいけないこともあるのかもしれない。教会もそれらのことに思いを致すことが求められていると思うのは私一人でしょうか。


松村師