多種多様でありながらシンプルに
先週の松村先生の「平和1丁目」には、非常に大切な指摘がなされていた。「変わらなくてよいこと、変えた方がよいこと、変わってはいけないこと」の識別をしっかりと教会はしていかねばならないというご指摘であった。
「変わらなくてよいこと、変わってはいけないこと」とは、福音の中味であり、「変えた方がよい」いうのは、それぞれの時代に理解される福音の伝達方法であると私は考える。私たちに託された使命の第一は、多くの人々にイエス・キリストの福音を届けるということにある。
今度の大名クロスガーデン(DCG)は、まさにこの福音を届けるという点において、他に類を見ないほどの多種多様な可能性を秘めている。位置している地域の可能性は、言うに及ばず、建物の機能も想像を超えたものとなった。特に、音楽をされる方々は、よいものができたとの評価である。当面は、アーベントチャペル(夕礼拝)とジョイシップ(若者礼拝)の2つの集会を行っていくが、これに加えて、サラリーマンやOLの方々への集会、それぞれの賜物を生かした多種多様なミニストリーなどを展開していくことになる。
T兄が、地域周辺にオープンチャーチのチラシを1週間ほど続けて配布してくださっているが、チラシを受け取った方々は、とても好意的であり、期待がもてると言われていた。あれこれも大事なのだが、伝道の第一歩は、シンプルで、こうした地道な人と人との関係作りからだと教えられる。
平良師