平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2005年6月12日 パイプオルガンのある風景

2007年02月24日 23時35分03秒 | Weblog
  パイプオルガンのある風景

 パイプオルガンが会堂に欲しい、という声が先日の常会で、音楽委員を始めとする幾人かの方々から上がった。今の会堂を今度新しくするときに、それに合せて設置してはどうか、という意見もあろう。
 しかし、そうすると、あと、20~30年後ということになり、もう次の世代の話になってしまう。常会では、もし設置するとなると、どういう物ができるのか、どれくらいの費用がかかるのかの見積もりを出してみて欲しいということになった。
 費用によっては、すぐにでもできるのかもしれないし、当分見合わせることになるかもしれない。まずは、具体的な考える材料が出てからということだ。当教会は、パイプオルガンが入ったら、きっとすばらしいだろう。会堂の雰囲気、また、音の響きなどを考えると、平尾教会にはふさわしいに違いない。
 遠くに住む知人に、この話をしたら、早速献金を送ってくださった。その方もパイプオルガンの音色を聞きたいということだった。誰もが、このようではないだろう。しかし、多くの特典をつけて、献金のお願いを広く行うことは、この教会をおぼえていただくことでもある。
 そして、それらの方々が、パイプオルガンが設置された暁には、その音色を礼拝の中で聴いて、神様への思いを讃美する者らと共有できたらと願うのである。
 パイプオルガンのある風景を多くの方々と想像してみたい。もちろん同時に、若者たちに愛される音楽もまた、私たちの教会は受け入れていきたいと思う。


平良 師