ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

ロゼッタ協奏曲。 ・・・です。

2018年08月16日 | 酵母ぱん
2018年8月16日   木曜日


8月も 月半ばになってしまいました、、、、

今日は 雨降りで、 涼しい一日でした。


私は、 相変わらず、 「 ぱん屋仕事の夏休み 」 と称して、 日がな一日、 好きな事をして過ごしております。

本当は やらなければならない事が山ほどありますが、 ココロが 「 ロゼッタ 」 に盗り着かれたままで、

連日、 ロゼッタのみ取り組んでは、 連日 撃沈しております。


参考にしている本に、

工程が上手く行くと 中に空洞が出来、 ロゼッタの特徴のこの空洞は、 破壊寸前までグルテンを引き出した生地を専用の型で抜き、etc.etc.

生地の大半に、一次発酵をとって充分水和したビーガ ( イタリアの発酵種 )を使用し、etc.etc.

と記載されていて、 最後に、 

この本で 最も難易度の高いパンです。

と、 ありました。


ネットでも作り方を検索しまくったし、 持てるぱんの本を調べまくったし・・・・。

YouTube の動画では、 陽気なイタリア人のマンマや おじさんが、 テキトーな感じで作って居るのに、 しっかり空洞は出来ているし、

イタリア人の作り方と、 私の本では 作り方の丁寧さが、 ってか、 手のかけ方が全く異なり、 

「 イタリアのパンなのに、 日本人が考えると こんなに作り方が難しくなってしまうのかぁー。 」 と 驚愕しながら、

楽な方のイタリア版 YouTube の動画方式で作っても、 勿論、 私には 空洞が出来ず、 

「 どこが間違っているんだ。 何がいけないのか。 イタリア人じゃないからなのか。 」 とか、 

頭の中は しっちゃかめっちゃのかな思考に囚われております。


連日 山の様に焼きあがる 出来損ないロゼッタを、 朝に晩に 勧められる主人は、

「 随分 このぱんが好きなんだねぇー。 」 と 感心しておりますが、 理屈の理解を越えた謎のぱんに、 意地になって取り組んでいます。


9月に イタリア旅をするので、 イタリアでぱん教室を申し込んだら、 

「 先生役になれそうなパン屋さんは 夏休みだし、 ぱんが焼けるシェフは、 レストランが忙しいので、 無理です。 」

の 返答が帰って来てしまいました。 くぅー。  

だから、 自力で焼ける様にならなければ、 ロゼッタを焼く事が出来ません。



大枚をはたいて、 衝動買いした型が、 泣いておられます。。。。。  私も、 泣きたい。。。。


でも、 こんなパンの取り組みは 大好き。

人から見ると 本当にくだらない、 陳腐な取り組みだけれど、 いつの日か、 自分のロゼッタを焼ける様になりたい。

ぱんを売るよりも 楽しい取り組み。  完全、 ぱんオタク。


大好きな 七尾旅人さんのCDを聞きながら、 連日 ロゼッタに取り組んでは、 悩んで、 凹んで、 めげて、

それでもやっぱり、 その夜には ビーガを仕込んで。


そんでもって、 やっぱり、 10月近くになると、 お尻に火が着くんだろうなぁー。。。。。



今日の撃沈劇

レシピをなんど修正した事か、、、







ビーガ







空洞の全くできなかった ただのぱん。



はぁー。 明日は、 どうなる事やら、、、、です。

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