ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

ちょっと、 怖いです。   ・・・です。

2018年09月27日 | 日記
2018年9月27日   木曜日


「 な・つ・や・す・みぃー。 」 って、 8月から浮かれていたら、 あっという間に 9月の末。 

「 夏の暑さでぱん屋さんには 取り組めません。 だから、 夏休み。 」って、 言い訳なのに、 

「 寒い。。。 」 って呟く程の今日。  光陰矢の如し。 


週一 木曜日だけの取り組みなのに、 いつも いつも ギリギリな所での自分の 「 ぱん力 」 に、  

来週には、 木曜日 ぱん屋さん 再開か。 と 考えると、 憂鬱になる程 不安 & 恐怖にさいなまれている私が居ます。


夏休みに入る前は、 「 ぱん力、 上げるぞぉー。 」 と、 壮大な野望を抱いておりましたが、

結局、 ロゼッタ作りにハマって、 ロゼッタに始まり、 ロゼッタに終わった夏休み。 でした。

なのに、 未だに 完璧にロゼッタの空洞を再現する事が出来ず、、、、、。

時々 成功して 偶然に空洞が出来るけれど、 切ってみなければ 成功かどうかもわからず、 恐ろしいパン。





相変わらず 「 何だかなぁ。。。 」 の自分ではありますが、 そんなぱんの取り組みは 面白く、 楽しくて、 大好きでした。


9月の イタリア旅も、 本当に楽しい物でした。

マンマのダニエラさんに教えてもらった、 レダばあちゃんのレシピの カントゥッチ、 昨日 取り組んでみました。





何だか 怖くて、 まだ お味見が出来ていません。

明日の 刺し子教室で、 みんなと一緒に食べてみます。


夏休みを頂戴している木曜日の今日は、 ぱん教室の取り組みでした。

オーブン武蔵 一台、 発酵器も一台での取り組みなので、 取り組むぱんも、 取り組むメンバーさんも沢山な事は出来ず、

お二人の生徒さんで、 ピッコリーノ方式の 南部小麦 ホシノ酵母の田舎ぱんとワンローフ。

ご試食パンとランチサラダとお飲み物付きで、 参加費 3,000円の、 のんびりな取り組みです。 

ぱん作りの楽しさと、 ぱんの焼ける香り、 焼きたてパンのお味、 おしゃべり時間を楽しんで頂く程度のぱん教室ですが、

伊藤先生から学んだぱんを お伝えできる事が嬉しくて、 寄る年波 + のんびり の私にとっても、 ありがたい学びの時でもあります。


時々、 自分の小ささや、  自分の力の無さに、 この歳になっても、 ココロが委縮して 卑屈になる時が有ります。


旅をして、 世界の広さを目にすると、 「 世界はこんなに広いから、 私が小さくて、 当たり前。 」 って思える自分が出来ます。



いっぱい失敗するでしょう。


ジタバタ足掻くでしょう。


それでも、  楽しい を 忘れない様に、 ありがたい を 感じながら、 自分なりに進んで行きたい。 と、

来週の再開を思いながら、 小心者の私は、 ちょっと怖くなりながら、 思っています。















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帰って来ました。 ・・・・です。

2018年09月19日 | 日記
2018年9月19日   水曜日


夏のイタリア旅から帰って来てから 一週間が経ってしまいました。

瀕死の状態の ルヴァン酵母の復活と、 冷凍保存をしておいたサワー酵母の復活と、 ホシノ酵母を起こして、

戻ってからの山の様なお洗濯物の対応と、 時差ボケと イタリアの石畳にやられた膝痛 & 腰痛とで、

ジタバタ、 ジタバタ。 

寄る年波で、 お昼間もコロコロ、 グダグダー。 怠惰な生活に慣れきってしまって居る、トドの様な、 三食 昼寝付きの中年おばちゃん生活。

「 これでは いかん。 」 と思いながらも、 気が付くと、 グダグダ。
 

イタリアから帰ってから 直ぐ、 高崎のイタリア料理教室に行って 撃沈ばかりのイタリアのパン 「 ロゼッタ 」 を学びましたが、

学んだレシピは、 イースト使用 + 私とは異なる粉使用 等の理由なのか、 

ホシノ酵母、 南部小麦 + E65 の粉では、 学んだように再現しても、 フツーの美味しいパン になってしまい、

ロゼッタの特徴の 「 空洞 」 を再現する事が出来ません。

「 ぱんの味は 美味しいんだけどねぇー。 そんなに 空洞、 必要なの、、、。 」 と、 主人は不思議そうに言っては、 サンドイッチにして味わってくれています。

どうも拘ってしまうこの性格は、 「 ロゼッタの空洞再現 」 以外に思考を向ける事が出来ず、

やらなければならない事を全くする事も無く 時間を潰してばかりいます。  困ったものです。。。。 って、 自分で言っててどうする。


私の様な 小さな おばちゃんぱん屋。 焦ってみたところで たかが知れてる。

自分の納得の行くぱんを 焼けるようになる事が、 私にとっては 大切な事。

奇をてらうぱんでもなく、 飾るぱんでもなく、 変わる事の無い、 おーんなじでも、 変わらない自分のパン を焼いて行ける事が大切かも、、、

って、 フィレンツェの サンタ マリア ノベッラ ホテルの窓から、 朝日を眺めて 急に思いました。

「 変わらない事 」 も 素敵かもしれない。



ヴェネチアのため息橋とゴンドラ




ミケランジェロ広場から見る朝のフィレンツェ



サンジミニャーノの街並み



トスカーナの丘陵




 
イタリアに居ると、 変わらない事の素晴らしさや、 焦る事の無意味さ、 流される事のくだらなさを感じる事が出来るけれど、

帰って来ると イタリアでの気付きや学びも、 日々に薄れてしまうから、 悲しいなぁー。


帰って来て 一週間で、 もう既に 来年の旅を夢見ている私が居ます。


あー。 また、 一年が始まる感じ。。。。  先は、  長いねぇー。
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