ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

娘と母親の境界線。  ・・・です。

2017年06月27日 | 日記
2017年6月28日   水曜日


何だか ココロが わさわさする事が有って、 ブログの更新も、 苦手なインスタグラムも全く更新できずに居ました。

インスタグラムは 相変わらず苦手で、 もう 「 完全に お手上げ状態。 」 です。

何でもない日の 木曜日 ぱん屋さんの日 を始めて、 少しでもプラスになる様に取り組みましたが、

展開の速さに、 一人で取り組む私には、 お返事をする時間も、 更新する時間も出来ず、

頂いたコメントに 何日も過ぎた時に気付く。 何て 日常茶飯事で、 優しいお言葉に失礼ばかりする事が ココロ辛く、

「 見ない。 触れない。  」 の、 逃げの一手を決め込んでいます。

ってか、 逃げたくなくても、 一人で取り組む私には、 全く 余裕が無く、 絶えず、 ジタバタ。 ジタバタ。 の連続。

おまけに、 私に瓜二つの次女が、 私のココロを 「 わさわさ。 」 させてくれるので、
ジタバタ × 2 の感じで・・・。


「 母子同一 」 私の子育ては、 いつも、 この言葉で言い表される物でした。

若い頃 本当に 貧しく、 なのに 主人は、 「 自分で立つ。 」 生き方をする人だったので、

実家にも頼らず、 夫婦二人で、 貧しさと、 子育てに向き合っている日々でした。

コンピューターのシステムの設計をする主人は、 いつも 仕事に追われ、

私は 実家も遠く、 長男の主人の出身地の群馬に戻っても、 主人の両親の下には、 いつも 主人の妹や姉が来ていて、

私は、 「 自分で立つ。 」 生き方をする主人との日々しかありませんでした。

新幹線で東京に通う ほとんど帰っても来ない主人と、 誰も知る人のいない場所と、娘達との日々。

絵に描いた様な、 最低、 最悪な 母親化した私に、 優しさと しあわせをくれたのは、 娘達。 でした。

「 頑張れ。 頑張れ。 」 って言う、 お尻ばかり叩く母親に、 精一杯 答える努力をしてくれた娘達。

いつしか 娘たちの出す結果は、 「 私の結果。 」 ってな、 おかしな ココロモチの自分が居ました。


娘達が 学校や 就職で出て行ってしまった時、 一番狼狽えたのは、 私。 でした。

「 何で、 私は 子供たちと生きれないんだ。 」 と、 狼狽える私に、 主人は 只々、

「 自立しなさい。 」 と言い続けました。

それは とても辛い事でしたが、 それが とても正しく、 必要な事である事も、 父が亡くなって、 気付きました。




中学生の時から 「 獣医さんになる。 」 って宣言し、 努力していた次女が、 獣医師から 研究員になりました。

中学の時から、 努力し、 勉強し、 頑張ってきた娘が、 獣医師になった時の 希望に満ちた、 活き活きとした姿。

一年後には、 「 獣医師は、 向かない。 」 って 言い出した娘。

かかりつけの獣医さんにお話しすると、 先生も、

「 僕も、 独立するまでは、 奴隷。 でした。 」 の お返事。

これって、 何だろう・・・。


都会は、 小動物対象の 動物病院は、 飽和状態。 です。

その中で 生き残る動物病院になる為には、 「 人を育てる 」 道では無く、 「 生き残る 」 道である事。

社会に出せば、 母親 の出る幕はありません。

後は、 「 社会が、 その人を育てる。 」  しかありません。


娘の、 「 獣医さんになる。 」 の 努力も、 時間も、 全て、 形が変わりました。

「 研究員の方が、 向いてるし・・・。 」 って、 本人は、 至って元気なのに、

なぜだか、 めちゃめちゃ凹んでいる私が居ます。

きっと、 娘の努力や、 娘の過ごした時間や、 時や、 思いや、 夢や、 希望や、 活き活きした姿や、

全ての物が、 私のココロに残っているからだと思います。


私は、 大人として、 若い人たちを きちんと 育てる事が出来るでしょうか・・・。

私は、 大人として、 若い人たちの夢を守る事の出来る 大人でしょうか・・・。


自分を 見つめて、 ココロが、 わさわさ。 する 自分が居ます。



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夢。 の 先の話し。 ・・・・です。

2017年06月19日 | 日記
2017年6月19日   月曜日


週の初めの 月曜日。

昨日は、 高山の蛙トープさんでの 月一 暮しのシューレ の日。

自分のペースでの ぱんの販売をさせて頂いた上に、 午後からの 暮しの研究室 で、 榛名山麓 農CAFEさんの指導の下、ワイワイ「 梅 」作業。

いつも お世話になってばかりのパパへの 「 贈り物 」 にしたくて、 農CAFEさんの 無農薬 梅で、 梅酒 作り。



おまけに、 梅ジュース、 梅醤油 も作ってみました。


観光梅農園は、 年に 12回も 農薬を散布するという事実や、 無農薬での梅作りは、 梅の木の下の 草 によって、 木への水分補給状態を管理する事や、

その判断は、 「 梅の 声を聴いて。 」 って、 確信に満ちたお話を伺って、 学ぶ事ばかりでした。

私には、 まだ ぱん生地の声を聴く力が無く、 これだけ長い時間 ぱんを焼いていても、 自信の無さは、 そこから来る事なのかなぁ。 って、 ふと、 思いました。

前回の 木曜日 ぱん屋さん 大撃沈 の、 めちゃ暇。 な時に復習した 「 ローズマリーチーズケーキ 」 を販売に持参出来、

「 美味しいぃー。 」 って嬉しいお言葉を頂けて、 好評で、 「 あの日の 暇な時 が有ったから この時を得られた。 」 と、 

時のつながりを感じながら、 「 マイナスな事ばかりじゃないさ。 」 って、 沢山 寝る事の出来た今朝は 思えます。

← 寝不足は、 兎角 マイナス思考に陥りやすく、 ぱん焼き作業の後は、 凹みの極致の、 どよーんとしたひなたぱん。 になります。

反省・・・・。



「 自分の 対面式のぱん屋さん、 やるぞ。 」 って夢を、 突然 思い立って、 中年おばさんのラッセル車の様な突き進み方で辿り着きましたが、

大変なのは 「 その夢の先の話し。 」  で、 そこまで深く考えも無く、 ラッセル車の自分に、 今更ながら 呆れております。

「 食 」 に係る事は、 「 今日が ダメなら、 明日が あるさ。 」 ってな感じには なかなかなれない現実が有ります。

売れ残れば、 それは 同時に、 商品にならなく なります。

一般のぱん屋さん等は、 きっと その、 「 ロス分。 」 も加味しての価格設定をしておられるのでしょうが、

ひなたぱんは、 材料の仕入れも小規模ですので、 原価もかかりますし、 一人作業なので 沢山を作る事も出来ず、 薄利多売などあり得ず、

おまけに 「 拘りが強い 」 + 「 曲げたくない事は 曲げられぬ。 」 と言う、 自分の最大の 欠点 ( ? )が有りますので、

「 苦戦 」 は 目に見えておりますが、 かと言って 「 辛い 」 かと言えば、 ( 寝不足でマイナス思考の時以外は、 )

「 至って しあわせ 」 な、 ひなたぱん。 が居て、 夢が 叶ったような、 叶わん様な、 微妙な時を過ごしております。


でも、 一番の夢は、 「 ひなたのぱんが、 好き。 」 を得られる事。

寝不足と、 現実との狭間で、 そのココロが、 いつも いつも 揺らいで、 「 確信 」 に辿り着く事のなかなか出来ないひなたぱんの、

今週が また 始まります。


取り合えず、 沢山 寝れたから、 今日は、 力 いっぱいで、 頑張れそうです。





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こんな日もあるさ。 の、 ローズマリーチーズケーキ。  ・・・です。

2017年06月15日 | 日記
2017年6月15日   木曜日


木曜日 何でもない日の ぱん屋さんの日。


自分で 出来るだけの 精一杯で取り組みましたが、 「 こんな日も あるさ。 」 の一日。


「 そんな時は、 ボーっとしているよりも、 ココロがしあわせになるように。 」 って事で、

大好きな曲を聴きながら、 大好きな事をします。

松之助さんで習った ローズマリーチーズケーキ の復習。 

← ってか、 ぱん屋しながら ケーキ焼くのって、 どんだけ暇なんだ。 って話ですが。

お教室 お勧めの ケーキの土台となる カーズのグラハムビスケットは、 こんな田舎では手に入らず、 取り寄せれば 送料がかかるし、

って事で、 ひなたの商品の スペルト全粒粉、 スペルト小麦、 ココナッツオイル、 豆乳で作る びすけっと を砕いて土台に、




ローズマリーは、 自宅栽培の物を、




ぱんの冷蔵庫にある キリクリームチーズを使用し、






大好きな 舟串さんのお皿に乗せて、 完成。




ここで、 ココロも少し しあわせを取り戻し、

いつも応援してくださるお友達が、 「 大丈夫。 ひなたさんのぱんは、 美味しいよ。 これから、 これから。 」 って、 いつもの様に元気をくれて、

送り付け商法の様に、 実家の母に 「 着払い 」 で、 山ほどのぱんを送り、 証拠隠滅を図り、

送る事も出来ない サンドイッチは、 今夜のご飯にして・・・・。


はぁー。 こんな日もあるさ。


ってか、 「 これから ずーっと こうだったら・・・。 」 って 考えると、 恐ろし過ぎます。


こんな日は、 妙に、 イタリアに行きたくなります。  なんのこっちゃ。









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せかせか、 せかせか。 ・・・・です。

2017年06月12日 | 酵母ぱん
2017年6月12日   月曜日


カナダで学ぶ長女とのやり取りの中で、 「 何していたの? 」 と尋ねると、 娘は 必ず、 「 せかせか していた。 」 と答えます。

そのやり取りは、 東京でお勤めをしていた時も、 再度の学生になった今の生活の中でも、 同じく、 変わらず、 

「 せかせか していた。 」 と 答えます。

じゃぁ、 「 娘の性格は。 」 と言うと、 主人に似て マイペースで 忍耐強く、 あまり物事に流されるタイプでもなく、


← 物事に すぐ流されてしまう + 小心者の私に似ないで 良かった。 って、 思っていますが、 

残念ながら、 次女の性格は、 私に瓜二つで、 次女にはいつも、 「 申し訳ない。 」 と 言っております。 残念。 


何度かの留学経験から学んだ事か、 年齢の割には、 淡々と、 自分を維持する力も持っている感じで、 もう少し、 何かに焦ってくれよ。 って呟く 私です。


そんな娘から、 淡々とした口調で、  「 せかせか していた。 」 って帰って来る返事が面白く、 意味もなく 無料ラインで連絡しては、

「 今、 何していたの。 」 と聞く 私が居ます。 


何でもない日 木曜日ぱん屋さん を始めて、 怒涛の様な日々を過ごしております。

週一日 の取り組みでも こんなに ワタワタ。 した自分が居るので、 毎日ぱん屋さんは、 「 どんだけ 凄いんや。 」 って感心する心が有ります。

週一ぱん屋さん + 主婦 + お母さん (← 今では、 「 トンさん。 」 って呼ばれてますが。) + まだまだ、 学びの必要な自分 

が、 ぐちゃまぜになって、 せかせか している自分 を見つけると、 長女の答えが浮かんで来て、 娘の居るカナダに心が飛んで行きます。

そうすると、 ココロがほっこり出来て、 またまた、 元気に 「 せかせか  」 出来ます。


なので、 先週の土曜日は、 お友達と 「 モンペ作り教室 」 に参加して来ました。



国産リネンの素敵な モンペ、 3時間かからず完成。  午後は、 自家製ベーコンを作り、 相変わらずの、 せかせか。


今日は、 ホシノ酵母使用から、 ルヴァン酵母使用に変更の エピ の試作に取り組み、



ぱん販売部に向けて、 酵母のリフレッシュ作業と、 焼き菓子作りで、  同じ様に、 せかせか。 


せかせか、 せかせか しながら、 娘を想い、 自分の満たされた時を想い、 とっても しあわせな ひなたぱん。 です。








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ブツブツ。 ブツブツ。  ・・・です。

2017年06月05日 | 日記
2017年6月5日   月曜日


学んでも、 学んでも 「 ぱん道 」 は、 私にとって 解らない事、 不思議な事、 難しい事 だらけです。

土曜日に上京して、 六本木のパン教室で、 軽ーい仕上がりの 食パンを学びました。







沢山の学びを得る事が出来るこのお教室が 大好きです。

先生は ぱん職人経験者さんなので、 実践から得た知識を、 丁寧に 熱心にお教えくださいます。

私は、  真面目に対応くださる先生たちの、 教える事に向き合う 姿勢が大好きです。 とても心地よい学びの時間です。

けれどぉー・・・・。  材料で使用する イーストの 「 臭い 」 が、 どうしても受け入れる事が出来ません。

受け入れる事が出来ない。 以前に、 全く 苦手で、 作る工程で 手に臭いが着く事も苦手で、 四苦八苦しています。

イーストをレシピで使用できると、 ぱんは簡単に膨らんでくれます。


でも、 私は 使う事が出来ません。  なので、 大好きな 小さなぱん小屋にイーストを持ち込む事も嫌ですし、

レシピも 全て 自分なりに イースト使用無しで 作り変えなければなりません。

なので、 解らない事、 不思議な事、 難しい事だらけは、 学んでも、 学んでも、 相変わらずです。


学びを続けながら、 試行錯誤しながら、 右往左往しながら、 

「 いつか、 いつか、 あの時に食べた、 あのぱんの味を焼ける様になりたい。 」 って思うパンが有ります。


「 いつか、 いつか、 自家製ルヴァン酵母の 風味を 自分なりに 調整できるようになりたい。 」 って思うココロが有ります。


今日は、 代官山の松之助さんでの学びでした。





ローズマリー入りのチーズケーキです。


連日の学びに、 今日は 少し お疲れモードの自分が居て、 「 呑み会なので、 迎えに来て。 」 の指令の為に 待機中 なのも、

「 あー、 シンドイ。 」 の ココロ。 です。


寄る年波には 抗えません・・・・・。








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