ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

不思議な現象。 ・・・です。

2017年10月27日 | 日記
2017年10月27日   金曜日


ブログをサボってばかりおりましたし、 ブログを更新しても、 中年おばさんのボヤキのブログのアクセス数は、 地を這う程度で。

なのに、 なぜだか 時折、 凄い事のアクセス数に跳ね上がる時が有ります。

そんな時は・・・・。

同じ屋号 ?  の、 「 ひなたぱん 」 さんが、 何やら素晴らしい活動をされた時。 だという事に、 この頃やっと気付きました。

「 都会の ひなたぱんさんが、 お休み中でも、 出張販売をされたな。 」 とか、

「 別の地方の ひなたぱんさんの お店が、 人気になっているな。 」 とか、

同じ 「 ひなたぱん 」 さんの活躍を想像して、 楽しむ私が居ます。

私は、 正式には、 「 ひなたぱん工房 」 って 銘打っていますが、 自分でも 「 ひなたぱん 」 で通してしまう適当さで、

「 呑気 」 以外の何物でもありません。


昨日も、 急に、 ブログのアクセス数が跳ね上がっていました。

今度は、 どこのひなたぱんさんの活躍なのか、 面白い現象です。


群馬の ひなたぱん さん ( ← はい。 私です。 ) は、 やっぱり、 相変わらずの呑気さで、 「 週一 木曜日ぱん屋さん 」 を楽しんでいます。

以前は 撃沈を嘆いたばかりいましたが、 この頃は、 

「 良い時もあれば、 悪い日も有るさ。 ハハ呑気だねぇー。 」 の気分で、 

「 自分の納得の行くぱんを焼ける様になる事。 」 が、 最も大切な事。 だと思える様になりましたし、

お客様との会話等で、 「 人には、 千差万別の好みが存在する。 」 という事も実感する事が出来ました。

相も変わらず、 ルヴァン酵母ぱんのクラストの焼き上がりの硬さに 足掻いていますし、 六本木のお教室が閉鎖になった為、

学んだルヴァン酵母パンは、 道半ば。 

おまけに、 イーストが苦手で、 ルヴァン酵母使用のみでのぱんの取り組みですので、 試行錯誤。 真っ最中。


木曜日の度に、 お友達がお店に寄って 大量購入して下さるから、 どうにかこうにかですが、 やれています。

そんなお友達のココロにお応えできる様な、 「 成長の在る、 発展途上のぱん屋さんでありたい。 」 と、 いつも思っています。

ルヴァン酵母で焼くぱんは、 本当に面白く、 「 これぞ、 発酵。 」 の世界を楽しむ事が出来ますし、

時間の経過と共に、 ぱんも熟成して、 私は、 翌日のぱんの方が美味しく感じます。
 

自分の出会った、 美味しいと感じたぱんを、 いつか 自分の手で、 焼ける様になりたいです。




ってか、 その前に、 相変わらずの クラストの硬さを どうにかしろ。 ですが。


群馬のひなたぱんさん ( ← はい。 そうです。 私です。 ) は、 「 前途多難。 先は、 長し。 」  です。


ですから、 そうして、 また 明日は、 地を這う様なアクセス数に 戻るでしょう。








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突然。  ・・・です。

2017年10月03日 | 日記
2017年10月3日   火曜日



今朝、 ミニチュアダックスのまめ太が、 突然、 逝ってしまいました。


夜中に何度か吠えて、 私は持病のめまいに襲われ、 起き上がる事が出来ず、

主人と娘が、 その度に抱いたり、 お水をあげたりのお世話をしてくれました。


朝方、 めまいの落ち着いた私と、 主人と、 娘に囲まれて、 小さなまめ太は、 逝ってしまいました。


頼りない程 小さなまめ太は、 「 あっぱれです。 」 と、 頭を下げたくなる程の 立派な旅立ちでした。


静かで、 荘厳で、 尊厳のある姿でした。


小さな 小さな命のまめ太は、 私たち家族に、 大きな 大きなしあわせをもたらせてくれた存在でした。



抜けるような秋晴れの、 素晴らしく眺めの良い お山の火葬場で、 まめ太のお骨を、 娘と一緒に拾いました。


そんな娘との時間を、 やっぱり まめ太は、 プレゼントしてくれました。



小さくて、 頼りないあの感触を思うと、 ココロの穴が広がって、 居ても立っても居られない心持ちになります。


もう一度、 あの柔らかくて、 頼りなくて、 温かい 優しい首筋に、 頬をくっつけたいよ。



 
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今日も 今日とて、 ノワレザン。  ・・・です。

2017年10月02日 | 酵母ぱん
2017年10月2日   月曜日


ヴェネチアの ムラーノ や ブラーノ島で購入した タペストリーやガラスのお皿を飾る様に、

アイアンのフック等を購入しました。







郵便局のパートで頑張るお友達が、 笑顔と共に 「 届けに来たよぉー。 」 って配達仕事してくれました。

「 ぱん屋さんの様子、 覗いてみちゃった。 」 って、 相変わらず、 屈託なく声をかけて来て、

「 今週から 再開予定ですので、 宜しくお願いいたしまーす。 でへへ。 」 って、 私も 屈託なく声を掛けます。

撃沈ぱん屋さんだった時も、「 こんなに売れなきゃ、 材料費も出ないじゃん。 」 って 突き刺さる事を言ってくれるし、

「 好きな事だからだけで、 出来る事だよね。 」 って、 ぐさぐさ言ってくれるし。

けれど、 心根は本当に温かくて、 それを感じる事が出来るから、 偏屈な私でも、 「 ごもっともでございます。 」 って、 笑います。

見回すと、 自分の周りには、 温かい人が沢山いてくれて、 中年おばさんの小さな世界でも、 ココロは、広い世界を感じます。

沢山のモノが手になくても、 ココロは満たされます。

フツーの中年おばさんの私は、 「 これで十分なんだ。 」 って、 今を思います。


売れ残りは出来るし、 田舎の小さな 何でもない 木曜日ぱん屋さんの私だけれど、 ぱん焼きに、 未だに足掻いている私だけれど、

それがまた 楽しくて、 今日も 今日とて、 ノワレザン。 




のんびりです。 

相変わらずの マイペースです。 

相も変わらず、 発展途上のぱん屋さんです。


明日は タイムスケジュールを立てなければの、 「 お尻に火がぁー。 」  の、 ぱん屋さんです。


なのに、 やっぱり、  今日も、 今日とて、 ノワレザン。 なのです。


木曜日 ぱん屋さん。 再開に、 結構 ビビっている私です・・・・。



 

 









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この歳なのに。  ・・・・です。

2017年10月01日 | 酵母ぱん
2017年10月1日   日曜日


10月に入りました。

と 同時に、 朝晩は 急に肌寒くなって来て、 「 もう直、 冬でんなぁー。 」 何て思ってしまいます。

つい先日まで 「 暑いから、 夏休みぃー。 」 って、 ほざいていたぱん屋は、 「 極寒だから、 冬休みぃー。 」 って、ほざきそうです。

なんたって、  稼ぐ気 ほとほと無い、 ぱん屋。 です。


金曜日は、 久しぶりの、 ← ってか、 旅等でサボってばかりいた、  大好きだけれど、 つい サボってしまう 刺し子教室。 でした。

相変わらず、 チクチクも楽しいけれど、 おしゃべりが、もっと楽しい。時間になって、 「 こんな集合時間、 サイコー。 」 な時を持ちました。



刺し子教室のお喋りの中で、 「 ワンネス 」 さんと言う薪窯焼きのパン屋さんの事を教えて頂きました。





口コミ評価は 満点に近く、 教えて下さった方も 「 美味しいぱん屋さん 」 ってお話の中での事だったので、

学びの為に、 週一の開店日の土曜日に、 ナビを頼りに、 主人に連れて行ってもらいました。

相変わらずの テキトーナビの指す道は、 店舗直前で、 前人未到の道を教えてくれて、 阻む背丈ほどの雑草と、

目に映る 未開の道 に、 「 く、 車が、 キズ キズ になるぅー。 」 と 大騒ぎをしながら、

「 だ、 ダメだ。 こりゃ、 諦めた。 」 って、 方向転換し、 お隣道に脱出した途端、 坂の上に ワンネスさんが有りました。

結構な坂道の上に、 沢山のヤギ と、 自然溢れる佇まいのお店があり、 ← デジカメ、 忘れました。

「 ねぇー。 ねぇー。 ぱん焼きに、 ヤギ、 何の役目なのかなぁー。 」 の疑問を連呼する、 能天気な娘を引き連れ、

これ又、 結構な坂道の先の 小さな陳列台に、 大きなぱんが並ぶ、 販売所 が有りました。

ピタ





ハードトースト







くるみといちじく







くるみとレーズン





等々 購入して来ました。

ちょこっと、 ご主人にお話を伺うと、

「 干しぶどう抽出酵母液 ストレートを10%使用してのぱん焼きで、 小麦で繋いで酵母を作る事は、 酵母にストレスを与え、

パンに酸味が出るので、 ダメです。 」  と、 教えて下さいました。

どのパンも、 フカフカ、 モチモチ のパンでした。

ワンネスさんは、 ぱん販売の他に、 「 ワンネス学校 」 なるモノも開催されており、 多才。

「 桐生店 パン ・ 薪石窯キット販売 」 とありました。 

庭に 薪石窯 欲しい。  です・・・・。


リンゴの季節になりました。

リンゴの皮からの酵母抽出、 ルヴァン酵母の元気付けに、 再度 取り組む事にしました。

なかなか 無農薬のリンゴは手に入らないので、 そんな時は、 しっかり洗ってから、 再度 お日様に当てます。






ぱん焼きは、 まだまだ 解らない事だらけで、 小麦を培地にしたルヴァン酵母でも、 私のぱんは 酸味が出ません。

少しだけ ぱんに酸味を加えたく思って取り組むぱんには 酸味が出ず、 酸味は無しで。 って思うパンに酸味が出たりします。

ルヴァン生地状酵母使用のぱんの工程で、 相変わらず、 悩んでいます。

冷蔵庫を使用する長時間熟成の工程で今まで焼いていましたが、 ナッツやフルーツの多く加わるノワレザンは 複温が難しく、

重たい焼き上がりになるのが、 とても気になっています。

長時間発酵の工程を学んだ所は、 イースト併用のレシピなので、 イーストを使用しない私は 同じ様には出来ません。

どの方法が、 「 自分の納得の出来るぱん 」 になるのか、 未だに、 「 解らん。 」 なのです。

ま、 「 ひなたぱんは、 発展途上中。 」 って事で、 ご勘弁です。


16歳のダックスのまめ太が、 全く ご飯を食べる事が出来なくなりました。

獣医さんから、 餌を食べさせる様に、 注射器を渡されました。

獣医学部卒業の次女も、 「 注射器で、 餌を飲み込ませて。 」 と言いますので、 顔を背けるけれど、 必死で餌を食べさせています。

亡くなった父も、 ほとんど食事をとる事が出来なくなって、 母は けんか腰で、 父に食べる様に言っていましたし、

少しでも父が食べる事が出来る様に、 最大限の工夫をして、 食事の用意に取り組んでいました。


食べる事の出来ない父と、 食べてもらいたい母や、 私達 娘。

食べる意欲の無くなったまめ太 と、 食べさせたい人間の私達。


「 齢を取るのは 大変だね。 」 って、 娘がポツリと呟きました。

そんな娘に、「 お母さんがそうなったら、 無理に食べさせないでね。 そのままにしておいてね。 」 と、 呟く私が居ます。



色々な事に ボーダーラインが存在します。


どこまで進んで、 どこで止まるか。


止まる所を自分で決めるか。 止まるまで そのまま進むか。



迷いの無い人。 って、 存在するのかなぁー。


刺し子のお友達が、 ワイヤーハンギングをプレゼントして下さいました。



「 わーい。 ぱん屋さんに、 飾るね。 」 って言いながら、 あまりに可愛いので、 お玄関に飾ってしまいました。

やっぱり、 私は、 中年おばさんの主婦。 である事は、 迷い無し。 です。



ワンネスさん、 ぱんの迷い、 無かったなぁー。



あたしゃ、 この歳で、 未だに、 ぱん道、 迷走中。
  

悩む事だらけ。  「 修業が 足りん。 」 で、  反省中。 の、 今日でした・・・・。
 































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