ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

頑張った後に、 楽しい事は来ますよね。 ・・・です。

2021年10月27日 | 日記
2021年10月27日水曜日


少しずつ 冬の気配が濃くなって来ました。

「 寒い。 寒い。 」 と連発する 寒がりの主人は、 ← なのに スキー大好き。 変なの、、、  早々に 部屋中にファンヒーターを設置してくれました。

車屋さんからは、 冬用タイヤ交換の案内が届きました。 ハァー。 寒くて長い 冬眠の時が近づきつつあります。

「 面白い事 やろうぜ。 」 って 取り組み始めた お持ち帰り専門 「 日曜日 石窯ピザ屋さん 」 も、 屋外の石窯使用なので、 今後の展開を考え中です。

寒がりの窯じいさんは、 「 11月から お休みにしようよぉー。。。 」 って 弱音ばかり口にしているけど、 

「 11月もやってくださいよ。 」 って仰って下さったお客様もいらして、 うーん、、、、  悩むところです。。。。


「 面白い事 やろうぜ。 」 が 合言葉の 呑気夫婦は、 また、 次の面白い事を見つけて、 その事で ココロもワクワク。

お蔭で、 頭の中の広がる構想に、 昨晩も 睡眠障害が現れ、 寄る年波のおばちゃんのくせに、 遠足前の小学生の時の様に 眠れずに のたうち回っておりました。

面白い事。 遊ぶ事。 大好き、、、、


って、 その前に、 明日も ちゃんと働かなくては、、、、

明日 取り組む予定のパンは、 カカオオレンジのリュスティック。 ブラックオリーブとシェーブルチーズのパン。 大きな手の形のマン ド ニース。 

そう、 ニースの手。 ピカソの写真で一躍 有名になりました。 コルドンで学んだパンを 私なりにアレンジして、 イースト未使用で作りあげております。

ハード系に焼きあげた くるみあんぱん。 粉の50%を ラム酒で漬け込んだオーガニックグリーンレーズンを入れた 南部小麦の昔懐かしタイプのぶどうぱん。

ベーコンエピ。 寒くなったので取り組める ミルクフランス。 と、 キッシュ。  

定番の 南部小麦の田舎ぱん。 チーズコッペ。

3種類のオーガニックグリーンレーズンを使用したノワレザン。 と、 ノワレザンクリームチーズ。 

クロワッサン オ ルヴァン。 

フランス食パンは、 ご予約で一杯になってしまったので、 小心者の私は、 失敗が恐ろしく、、、、戦々恐々。

ドルチェは、 季節違いのクリスマスフルーツケーキ をご準備致しました。

有機の人参を使用したキャロットケーキ、 チョコのサラミもスタンバっております。

寒さが増す様になって、 早朝の起床が 益々 辛くなってきました。 日の出も 益々 遅くなってきました。


「 早く 冬休み 来ないかなぁー。 」 なんて、 11月にもなって居ないのに 呟く ナマケモノぱんおばちゃんです。


明日も、 変わらずのご利用、 お待ちしております。  楽しい事する為に、 頑張らねば、、、、 なのです。

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チクタク、 チクタク。 ・・・です。

2021年10月20日 | 日記
2021年10月20日水曜日


我が家の、 私の時計が、 止ったままだった時間の時計が、、、、、   動き始めました。


娘との草津旅。 満喫してきました。

食事処で 美味しい旅ご飯を頂戴している時、 一人旅を楽しむ方の姿をお見かけた時、 娘が、 何気なく 「 美味しい時、 美味しいね。 って言う人が居るって、 しあわせな事だね。 」 と 呟きました。


娘との旅を終えて、 お家に帰った時、 

我が家の、 私の時計が、 止ったままだった時間の時計が、、、、、   動き始めました。


時計が、 時間が動き始めると、 終わりの時が必ず訪れる事も解っています。 


それでも、 時が動き始めた事を 神様に感謝しています。 って、 特に信仰は持たないけれど、 私のココロの中に いつも居てくれる、 何か分からない神様。

天国の大きいおばあちゃんであったり、 義父であったり、 大好きな父であったり、 足の裏がお日さまの臭いだった ダックスのまめだったり、

獣医の次女が愛した 保護ねこの小麦だったり、 吹く風だったり、 差し込む光だったり、 遠方に暮す母だったり、 急転直下の展開を告げる友であったり、 コルドンの友であったり、

パン屋さんに来て下さるお客様の姿だったり、 お言葉だったり、 暮す全ての中に、 私の神様が存在します。

今、 パソコンを打つ私の足元に居る 黒柴の小夏にも、 私の神様は存在します。

終わりに近づく動き出した時計。 動き出してくれた事を、 全てを、 感謝しています。


明日 取り組むパンの予定は、、、、

栗のリュスティック。 ゴルゴンゾーラチーズを巻き込み、  仕上げに 高山村の完熟はちみつをたっぷりかけた バゲット ビーズ。 

ポーリッシュ種ヲ使用して、 薄皮に仕上げた フランス食パン。 と、 パンの中にも外にもチーズたっぷりの クッぺ フロマージュ。

南部小麦の田舎ぱん。 チーズコッペ。 ベーコンエピ。 寒さを感じる様になったので 再チャレンジの ミルクフランス。

三種類のオーガニックグリーンレーズンを使用した ノワレザン。 と、 ノワレザンクリームチーズ。 イタリア産の栗粉と栗のシャテーニュ。 等々。

ドルチェは、 ローズマリーチーズケーキ。 ギリシャ産のエクストラバージンオリーブオイルと 高山村の平飼いアローカナ卵、 南部小麦使用のひなたの贅沢しふぉんも焼きました。

焼き菓子は、 前橋のクロフトベーカリーさんの学びから得た アメリカンパンプキンケーキ。 チョコのサラミもご用意致しました。


時計は 時間を刻み始め、 終わりが近づき、 私は しあわせを噛みしめ、 明日を思う時、 少しだけ、 ホッとしている私が居ます。


今を 感謝して、 明日も 取り組みます。

変わらずのご利用、 お待ちしております。

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負けない様に。 ・・・です。 

2021年10月13日 | 日記
2021年10月13日水曜日


雨降りの今日です。

昨日から、 肌寒い様な気温で、 昨晩の睡眠不足と曇天と + 肌寒さ で、 おばちゃん ココロが晴れません。

その上、、、、

減農薬の紅玉りんごが到着したので、 アメリカンアップルパイを焼いたら、 パイの半分のオメガが、 崩れ去っておりました。。。





下手くそだからそうなってしまったのは解ってはおりますが、 へ、 凹むわぁーーーー。 兎に角、 兎に角、 練習せねば。

って事で、 崩れ去ったオメガの部分を切り取って、 まともなオメガ付きの部分だけ 販売させて頂こうと画策しております。 が、 どうなる事やら、、、、


後 5分で、 午後の仕込みに突入せねばなりません。  ので、 急いで 明日の販売予定のパンのご紹介を、、、、

明日は、 栗のリュスティック。 カカオオレンジのリュスティック。 リュステック 2種類に挑戦してみます。

大きな手の形の マン ド ニース。 小さなパンのマロングラッセ。 フランス食パンは、 2単位 挑戦します。

竹炭の生地に スイートポテトを巻き込んだ 竹炭おいもパン。 これ、 試作の時 上部に大きな空洞ができ、 その解決策がまだ分からないままの突入。

「 空洞有ったら、 ごめんなさい。。。 」 のお詫び付き販売。 このお詫び、 色々なパンに添えてしまう、、、下手くそ。

定番の南部小麦の田舎ぱん。 チーズコッペ。 長時間発酵バゲット。 県産の無農薬全粒粉でルヴァン生地状酵母を作る様になってから、 発酵の元気が良くなったノワレザン。 と、 ノワレザンクリームチーズ。

ドルチェは、 オメガが半分 崩れ去った 情けないアメリカンアップルパイ。

焼き菓子は、 パンプキンケーキ。 チョコのサラミも 変わらず、 スタンバっております。


今週末は、 念願の草津温泉旅に出ます。 なので、 高山村 道の駅の納品も、 日曜日石窯ピザ屋さんもお休みを頂戴する予定でおります。

木曜日ぱん販売をしながら、 高山村の納品に向けての準備、 明日は しなくても良いです。

それだけで、 ちょこっと ホッとできる寄る年波の私がおります。


曇天にも負けず、 アップルパイの失敗にも負けず、 寄る年波にも負けず、 明日も 頑張らねば。 です。

明日のご利用、 お待ちしております。



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人は とても 優しいです。 ・・・です。

2021年10月12日 | 日記
2021年10月12日火曜日


明日は、 木曜日ぱん販売に向けての怒涛の仕込みの日です。

だから、 今日は、 それに向けて しっかりの休息と、 力の貯えをしなければならない火曜日。 なのに、 恐怖の睡眠障害が出て、、、、、

寝る事が出来ずに、 ワイン片手に、 ブログに向かって 心の叫び、 訴えております。。。。。


私は、 今月で また、 一つ歳を重ねます。 要は、 完全に おばちゃん。 下手すると おばあちゃんの域です。 ← 娘たちは、嫁に行けないので 実際のおばあちゃんには成れておりませんが、、、、



先日、 コルドンを卒業してから、 本当に 久方振りに 東京でパンの学びを得ました。

緊急事態宣言中でしたので、 お叱りを受ける覚悟で、 でも、 最善の感染予防をしながら、 そんな状況でも参加したかった学びの機会でした。

それは 前橋のクロフトベーカリーさまの教えを得る事の出来る機会でした。

私のへっぽこパン屋さんをご利用くださるお客様から、 「 やっぱり、 クロフトベーカリーさんのパンは、 美味しいですよね。 」 と言う言葉をお聞きします。

群馬で行われる 「 パン祭り 」 にも いつも参加され、 憧れの上田のルヴァンの甲田さんとも親しくされている様子を知ります。

← 私は、 群馬のパン祭りには、 焼ける数が少ないので、 参加は許されませんでした。。。。

東京の大きくて通名なぱパン教室で 指導もされますし、 そのパンは、 私には 雲の上の様な存在の 三宿のシニフィアン シニフィエの志賀さんからの学びを基本にしたものだったし、

私が 本の中でしか出会う事の無いパンの神様の様な存在と 関わり合える存在のクロフトベーカリーさん。 羨望と 憧れと、 雑多を込々で、 世界の違う方でした。

その方の学びを受ける事が出来て、 自分の取り組んだパンを どうしても見て頂いて、 指導を受けたかったのです。

クロフトベーカリーさんのHPに、 「 パン作りに興味のある方や同業者の見学、スタージュは喜んでお受けします 」 とあったので、 図々しいパンおばちゃんの私は、

学んだパンを自分なりに作りあげて、 それを持参し、 パンを見てもらい、 学びを得る事をクロフトベーカリーさんにリクエストし、 今日、 ありがたい事にそれを叶える事が出来ました。

「 明日の、 仕込みが有るので、 10分から15分程度で良ければ、、、 」 のお返事でしたが、 結局 40分以上、 図々しいパンおばちゃんにお付き合い下さり、

私の知る事の無い、 お若いシェフのパンの世界に、 ほんの少しだけ触れる事が出来ました。

シェフは とても 哲学的で、 単純で おバカな パンおばちゃんの私とは、 人間の性質も、 カタチも 全く異なり、 自分のぱんへの取り組みの哲学の無さに愕然としました。

結局、 私は、、、、   おバカちゃん丸出しでした。 パンへの哲学、 無いわぁ、、、、

作りあげて 持参したパンは、 取りあえず 及第点を頂けた様で、 「 僕のぱんと 変わりはありませんよ。 」 と、 言って頂きました。

でも、 本当は、、、、、  それをきっかけに、 一度も触れた事の無い プロの世界、 パン屋 の仕事に繋がるきっかけに繋がりたかったのです。

「 私は、 パン教室しか経験がありません。 お皿洗いでも構いませんから、 職場体験させてください。 」 と何度も訴えましたが、

帰ってきた答えは、 無理。 でした。

見せて頂ける事だけでも、 お皿洗いをする様でも、 夜中の作業になろうとも、 一度でもよいから プロの仕事を 目にしたかった。

この歳では、 それさえも可能性は 消え失せてしまいました。  けれど、、、、、

家族、 スタッフを支えるクロフトベーカリーのシェフとの会話の時間の中で 感じた事は、 「 あー、 私の仕事は、 お母さんなんだ。 」 と言う 凄くくだらない アホみたいな事でした。

私は 主人の仕事の独立の為に 家庭を守り、 子供を育て、 主人と力を合わせ今に至りました。

パンの学びは、 子供を育てながら、 パートをし、 得た物でした。 私の中心は、 「 お母さん 」 の仕事。 両親の介護の一端を担った時期もありました。

私の人生の時間の殆どが 子供たちを育てる事、 主人の生き方を支える事、 主婦の立場で生きる事。 

なので、 完全パンに見き合う事が出来る様になったのは、 それら全ての形が出来上がってからの、 寄る年波に悩まされる年齢になってからの事でした。

それなのに、  未だに 「 口にしたものが、 身体を作るのだから、、、 」 なんて、 お母ちゃんの時に口にした台詞を考えながら 自分の作るパンに向き合っています。

悲しいかな、 やっぱりそれも、 お母ちゃんの延長なのです。


素晴らしく憧れる姿が有ります。

以前 テレビで見た イタリアのマンマが 家族の為にパンを焼く様子です。

タイマーも、 整った設備も無く、 マンマが 自然の有るべき環境で、 長い事 家族の為に作り続けてきたパンを焼く姿でした。

武骨で、 飾らず、 結構 テキトーで、 でも、 長い事の経験の上でのパン焼きで、、、、 全てが 全てが、 素敵で、 憧れる姿でした。


クロフトベーカリーさんとの会話の中で、

「 私は、 自分の作り出したパンの製法でしか パンを焼く事が出来ません。 それしかできなくて、 恥ずかしいです。 」 と私が言うと、

「 沢山の事が出来なくても、 決まった事の繰り返しでも、 それはそれで 素晴らしい事だと思いますよ。 」 と 答えて下さいました。


帰り際に購入させて頂いたパン。  お家に帰って 学びを得ながら お味見させて頂きました。





そこには、 クロフトベーカリーさんの世界が存在し、 それは、 私の求める世界とは 異なる世界でした。

色々な事に卑屈になる私に クロフトベーカリーさんは、 

「 色々な世界が存在して良いのですよ。 」 と 教えて下さいました。



私は、 子育てが終わったけれど、 主人の支えを終えたけれど、 やっぱり、 私の仕事、 生きる道は、 お母ちゃん。 でした。

そんでもって、 ご家族や スタッフを支えるクロフトベーカリーさんのお仕事は、 お父ちゃん。 だと思いました。

立っている土俵が 全く 異なって居ました。


今日は、 沢山の学びを得る事が出来ました。

こんなおばちゃん年齢の私に 学びを与えてくださる方が 私の周りに居て下さる事を 本当に感謝しています。

人は とても 優しいです。



私の目指す物が、 解りました。

私の目指す物は、 お母ちゃん。 大好きなイタリアのマンマ。 です。

パン焼きのプロにはなれないけれど、 私は、 お母ちゃん。 で居たいです。

それが 一番しあわせで、 それで 一番 充分でした、、、、



でも、 今は、 只の酔っぱらいおばちゃん。 ですが、、、、

寝る事が出来ると良いなぁー。。。。
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いつもの、 明日も、、、 ・・・です。

2021年10月06日 | 日記
2021年10月6日水曜日


10月になりました。 今日は、 少し強い風の吹く、 でも 気持ちの良い秋晴れの日です。

ワクチン接種が広がったお蔭か、 コロナ感染者の数字が随分と落ち着き、 緊急事態宣言が解除となりました。

先日 お気に入りのテレビ番組で、 コルドンを卒業したシェフのお店の事を取り上げていて、 そのシェフの横で、 ドミニクが素敵な笑顔で微笑んでいる写真が映し出されました。

ドミニクも、 コルドンでの学びの時間も、 どちらもとても懐かしく、 その頃から色々な事が変わってしまって、 「 コロナ 」 を知る事の無かった頃の様には、 戻る事が出来てはいません。

10月には、 主人も私も、 一つ歳を重ねます。

テレビに映ったドミニクの笑顔の写真を見て、 「 あー、 あの頃は良かったなぁー。 」 なんて呟く、 おばあちゃんになれても居ないのに、 おばあちゃんの様な心の私が居ました。

寄る年波には 勝てません。。。。


明日は、 ヴァローナココア生地に オレンジピールとくるみを入れ、 ヴァローナチョコを巻き込んだ カカオオレンジのリュスティック。

パン オ ノワ。 ← これ、 くるみパン。 シメイブルーから起こしたポーリッシュをを使った ベルギーのおじいちゃんのパン。

国産トマトジュースを仕込み水にしたポモドーロオリーブ。 チーズが中にも 外にもどっさりの、 でっかなクッペフロマーでっかな

粉の50%のオーガニック干しぶどう ラム酒漬けを入れたぶどう食パン。 ← これ、 難しくて 失敗したら、 証拠隠滅で消え去って居るかも、、、、

生地にジャガイモ 北あかりを入れた バーリのフォカッチャ。

定番の南部小麦の田舎ぱん。 チーズコッペ。 長時間発酵バゲット。 フランス食パン。 ノワレザン。 と、 ノワレザンクリームチーズ。

ドルチェは、 ローズマリーチーズケーキ。 キャロットケーキもご用意いたしました。 チョコのサラミもしっかり、 スタンバっております。

これから、 次の仕込みに取り組んできます。


明日も、 頑張ってパンに取り組みます。 ご利用 お待ちしております。

  

そうして、、、、、


秋晴れの今日の空の様に、 ココロも晴れわたる時が、 一日も早く来ると良いなぁー、、、、

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