2019年1月30日 水曜日
昨日は、 雪のみなかみ町でした。
今日は、 ピーカン晴れのみなかみ町でした。
明日は、 曇りの予報のみなかみ町です。
お天気によって お見えになるお客様の様子が変わります。
いつも 戦々恐々のぱん屋さんのひなたぱん工房は、 「 売れ残りのロス 」 ばかり出ない様に、 仕込みも思案しなければなりません。
先週は、 母からの注文依頼もありましたので、 お気楽の取り組みでしたが、 今回は、 姉からの依頼も、 母からの依頼も無いぱん屋さんです。
← どれだけ、 身内に頼っているんだか、、、
メチャクチャ田舎の、 メチャクチャ辺鄙な場所の、 木曜日だけの取り組みの、 たった一人でのぱん焼きで、 おまけに、 ぱん焼きの腕も、 未だに発展途上中で etc. etc.
の、 言い訳 山ほど言って、 相変わらず、 自分に優しい ぱん焼きの取り組み。 明日は、 ドルチェは、 ひなたの贅沢しふぉん。 のみ。
珍しく、 夕方 この時間に ひと段落してしまっています。 のんびり。。。
これから、 お風呂に入って、 全く 売れ行きの芳しくない ドイツぱん の取り組みの為に、 サワー種の仕込みをしたら 睡眠に入ります。
← 先週、 ドイツパンの取り組みで、 プライスカードの記載ミスで、 半額価格で売り出してしまったら、 あっという間に売れました。 材料費が掛かり過ぎなのか???
先日の 真夜中、 次女からメールが入りました。 「 小麦が、 ダメでした。 今、 亡くなりました。 」
小麦とは 次女の飼い猫くんです。
獣医の次女は、 2年前、 お勤め先の動物病院に届けられた保護ねこの お母さんになりました。
獣医の国家試験に合格して、 動物病院に就職した次女は、 見るからに 前途洋々の様子で、 夢と希望に 満ち満ちていました。
女医の院長先生の下、 「 避妊手術を 一人で熟せる様になったら、 ボーナスを出してあげましょう。 」 って言われるくらい、 その個人病院は 保護動物の避妊補助金で運営が成り立っていた様です。
前途洋々だった娘の日常は、 残業と研修と勉強会で、 疲弊して行った様子でした。 そうして、 いつも 薄給で、 必至に生きている様子でした。
そんな野戦病院の様な環境に疲れ切ってしまった次女は、 職場を変えて、 今度は、 セレブの患者様をターゲットにしている動物病院に職場を変えました。
その動物病院の先生は、 「 ターゲットの選択を誤ってはいけません。 野戦病院化はしません。 」 と仰り、 「 獣医は、 サービス業です。 」 が、 口癖だった様です。
娘は 髪型の有り方から指導を受け、 治療の取り組も それに伴って、 高額治療である事が求められた様です。
不器用で、 生真面目な娘は、 両親が私達で有るが故に、 「 セレブ 」 のココロになりきる事も出来ずに、 同じ様に、 疲弊して行きました。
結局、 前途洋々だった娘は、 臨床である事を辞め、 小さな会社の研究所の、 管理獣医師、 会社員になりました。
← かかりつけの動物病院の先生も、 「 開業する前は 奴隷でした。 」 って仰ったセリフ、 忘れる事が出来ません、、、
会社員になった獣医師の娘の飼う保護ねこクンは、 2歳で、 先天的な腎臓の病気を発症しました。
娘は 献身的に その小さな命に向き合っていました。
毎日 点滴をし、 お昼休みにも自宅に帰って世話をして。 本当に 献身的に、 小さな 一つの命に向き合っていました。
先週の土曜日に 家族で 新春 浅草歌舞伎を鑑賞する機会を得ました。
その前日に 次女の飼い猫くんが いつもの発作を起こしてしまい、 次女は、 歌舞伎鑑賞後、 草々に つくばに帰って行きました。
つくばエクスプレスにの乗る為に 地下に向かう階段を駆け足で降りて行く痩せてしまった次女の後ろ姿を眺めながら、 小さな 小さな命に 精一杯、 自分の持てる力 全てをかける そんな娘の姿に、
「 彼女の有りたい獣医の姿、 彼女の求めるしあわせのカタチは、 これで良いんだ。 」 って、 ふと思いました。
歌舞伎鑑賞の後、 翌日の学びに備えて、 長女の 小さな 小さなアパートに泊めてもらった時、 カナダでの留学生活からか、 地味で 堅実な暮らしぶりの中で
私の為に 活き活きとキンピラごぼうを作ってくれる様子を見て、 三十路でも嫁に行ってない長女の、 今のしあわせの姿を思う事が出来、
やっぱり、 「 彼女の求めるしあわせのカタチは、 これで良いんだ。 」 って 思ったのです。
小さなぱん屋の私は、 肉体労働の上に、 戦々恐々の取り組みの上に、 お恥ずかしい程の売り上げしかありません。
けれど、 やっぱり、 「 私の求める しあわせのカタチは、 これで良いんだ。 」 って、 思うのです。
しあわせ。 って、 人が決める事ではなくて、 自分で感じる物なのですね、、、、
明日も、 私のしあわせの有り方に恥ずかしくない様に、 一生懸命 取り組みます。
昨日は、 雪のみなかみ町でした。
今日は、 ピーカン晴れのみなかみ町でした。
明日は、 曇りの予報のみなかみ町です。
お天気によって お見えになるお客様の様子が変わります。
いつも 戦々恐々のぱん屋さんのひなたぱん工房は、 「 売れ残りのロス 」 ばかり出ない様に、 仕込みも思案しなければなりません。
先週は、 母からの注文依頼もありましたので、 お気楽の取り組みでしたが、 今回は、 姉からの依頼も、 母からの依頼も無いぱん屋さんです。
← どれだけ、 身内に頼っているんだか、、、
メチャクチャ田舎の、 メチャクチャ辺鄙な場所の、 木曜日だけの取り組みの、 たった一人でのぱん焼きで、 おまけに、 ぱん焼きの腕も、 未だに発展途上中で etc. etc.
の、 言い訳 山ほど言って、 相変わらず、 自分に優しい ぱん焼きの取り組み。 明日は、 ドルチェは、 ひなたの贅沢しふぉん。 のみ。
珍しく、 夕方 この時間に ひと段落してしまっています。 のんびり。。。
これから、 お風呂に入って、 全く 売れ行きの芳しくない ドイツぱん の取り組みの為に、 サワー種の仕込みをしたら 睡眠に入ります。
← 先週、 ドイツパンの取り組みで、 プライスカードの記載ミスで、 半額価格で売り出してしまったら、 あっという間に売れました。 材料費が掛かり過ぎなのか???
先日の 真夜中、 次女からメールが入りました。 「 小麦が、 ダメでした。 今、 亡くなりました。 」
小麦とは 次女の飼い猫くんです。
獣医の次女は、 2年前、 お勤め先の動物病院に届けられた保護ねこの お母さんになりました。
獣医の国家試験に合格して、 動物病院に就職した次女は、 見るからに 前途洋々の様子で、 夢と希望に 満ち満ちていました。
女医の院長先生の下、 「 避妊手術を 一人で熟せる様になったら、 ボーナスを出してあげましょう。 」 って言われるくらい、 その個人病院は 保護動物の避妊補助金で運営が成り立っていた様です。
前途洋々だった娘の日常は、 残業と研修と勉強会で、 疲弊して行った様子でした。 そうして、 いつも 薄給で、 必至に生きている様子でした。
そんな野戦病院の様な環境に疲れ切ってしまった次女は、 職場を変えて、 今度は、 セレブの患者様をターゲットにしている動物病院に職場を変えました。
その動物病院の先生は、 「 ターゲットの選択を誤ってはいけません。 野戦病院化はしません。 」 と仰り、 「 獣医は、 サービス業です。 」 が、 口癖だった様です。
娘は 髪型の有り方から指導を受け、 治療の取り組も それに伴って、 高額治療である事が求められた様です。
不器用で、 生真面目な娘は、 両親が私達で有るが故に、 「 セレブ 」 のココロになりきる事も出来ずに、 同じ様に、 疲弊して行きました。
結局、 前途洋々だった娘は、 臨床である事を辞め、 小さな会社の研究所の、 管理獣医師、 会社員になりました。
← かかりつけの動物病院の先生も、 「 開業する前は 奴隷でした。 」 って仰ったセリフ、 忘れる事が出来ません、、、
会社員になった獣医師の娘の飼う保護ねこクンは、 2歳で、 先天的な腎臓の病気を発症しました。
娘は 献身的に その小さな命に向き合っていました。
毎日 点滴をし、 お昼休みにも自宅に帰って世話をして。 本当に 献身的に、 小さな 一つの命に向き合っていました。
先週の土曜日に 家族で 新春 浅草歌舞伎を鑑賞する機会を得ました。
その前日に 次女の飼い猫くんが いつもの発作を起こしてしまい、 次女は、 歌舞伎鑑賞後、 草々に つくばに帰って行きました。
つくばエクスプレスにの乗る為に 地下に向かう階段を駆け足で降りて行く痩せてしまった次女の後ろ姿を眺めながら、 小さな 小さな命に 精一杯、 自分の持てる力 全てをかける そんな娘の姿に、
「 彼女の有りたい獣医の姿、 彼女の求めるしあわせのカタチは、 これで良いんだ。 」 って、 ふと思いました。
歌舞伎鑑賞の後、 翌日の学びに備えて、 長女の 小さな 小さなアパートに泊めてもらった時、 カナダでの留学生活からか、 地味で 堅実な暮らしぶりの中で
私の為に 活き活きとキンピラごぼうを作ってくれる様子を見て、 三十路でも嫁に行ってない長女の、 今のしあわせの姿を思う事が出来、
やっぱり、 「 彼女の求めるしあわせのカタチは、 これで良いんだ。 」 って 思ったのです。
小さなぱん屋の私は、 肉体労働の上に、 戦々恐々の取り組みの上に、 お恥ずかしい程の売り上げしかありません。
けれど、 やっぱり、 「 私の求める しあわせのカタチは、 これで良いんだ。 」 って、 思うのです。
しあわせ。 って、 人が決める事ではなくて、 自分で感じる物なのですね、、、、
明日も、 私のしあわせの有り方に恥ずかしくない様に、 一生懸命 取り組みます。