ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

しあわせな時間を過ごしております。 ・・・です。

2019年12月26日 | 日記
2019年12月26日   木曜日


今日も 今日とて、 のんびりなしあわせな時間を過ごしております。

娘たちの帰郷に備えて、 単純な私は、 ウィーン旅の影響を多大に受け、 ピエトロ・マスカーニの歌劇 「 カヴァレリア・ルスティカーナ 」 を聞きながら、

娘たちの大好物の 自家製ベーコンを仕込みに勤しんでおります。

「 勤しむ 」 って言っても、 カセットコンロの火を着けたり消したりを繰り返し、 スモーク鍋の温度を 3時間、 160℃で維持するだけの事なので、

ボケーっと していられる理由付けが自分の中で出来る、 「 大手を振っての ボケーっと時間 」 が、 しあわせで、 しあわせで仕方がありません。

おまけに、 自家製ベーコンは、 なかなかの評判で、 ← 家族、 親族間での事ですが、、、。 

相変わらず おめでた家族ではありますが、 義父は 「 川場村のベーコン (← 何処いらで賞を取っってた) より、 トモエのベーコンの方が旨いなぁー。 」 って言ってくれてたし、

娘たちも、 「 やっぱり、 一番 美味しい。 」 って言ってくれるし、

ウィーン旅に出る前には、 主人が、 

「 ベーコン作っておいてくれれば、 後は、 何も用意しておかなくて 大丈夫だよ。 旅の間の事は、 心配しなくてよいからね。  元気に行っておいで。 楽しんでおいで。 」 

って言ってくれて、 3時間もかかってしまうベーコン作りでも、 毎回、 しあわせに浸りながら取り組む事が出来ます。


私の作るベーコンは、 下仁田豚を使用します。 上州麦豚でも取り組んでみましたが、 脂身やお味の感じで、 結局、 今の材料に落ち着きました。

お肉の塊の重量に対して、 2% の海塩 (← お塩も、 少し拘って 美味しいと思える物を使用しています。) + ミルで挽いた黒コショウをまぶし、

しっかりラップで包み、 冷蔵庫で 5 ~ 6日ほど 冷蔵庫でマリネします。 その間、 毎日、 上下交換をします。

次に ラップを外して、 丸一日、 冷蔵庫で、 冷蔵乾燥をします。



塩味 2% だと、 面倒な 流水での塩分抜きの作業が無いので、 とっても簡単で、 その後は、 10年前のお誕生日に買ってもらった 優れもののスモーカー鍋で、



サクラのチップを使用して、 160℃ の 低温スモークを 3時間すればよいのです。

出来上がったら 再度 ラップでしっかり包み、 落ち着くまで放置して、 お終いぽこぽん。 なのです。

私達夫婦は 単純に 焼いてしか食べませんが、 義母は、 ラーメンに入れたり、 ( ってか、 焼豚とまちがえているのかなぁー、、、 )

娘に送ると カルボナーラで利用したり、 チャーハンに使用したり、 etc. etc. で楽しんでくれます。

離れていても、 違う場面でも、 異なる食べ方でも、 私の作った物を楽しんで食べて貰える事を想像するだけで、 やっぱり しあわせを貰える事が出来ます。



午後は、 新年早々の コルドンの試験対策で、 ぱん練習します。

クロワッサン と、 パン オ ショコラ。







ミニバゲット・トラディッション フランセーズ。







考えているオリジナルパン。



後 2種類のパンは、 まだ 取り組み出来ていないし、 取り組んだパンも、 まだまだ、 練習不足気味だし、、、、


けれど、 こうやって、 試行錯誤しながら、 一つ一つのパンにじっくり取り組むパン焼きは、 大好きです。

ぱん販売の場合は、 タイマーに追われ、 作業に追われ、 面白い手の込んだ成形のパンには取り組めないし、 オーヴン回しの兼ね合いや、 弱小設備の兼ね合いで、

出来ない事、 取り組めない事だらけだから、 思う存分 一つのパンに取り組む、 「 物つくり 」 の楽しみが味わえる ぱん練習の時が一番幸せ。

少しだけ焼きあがったパンは、 一人で暮らす実家の母に送ったり、 やっぱり一人で頑張る義母に届けると、

「 トモエのパンは、 美味しいから、 嬉しい。 」 って言ってくれたり、 「 一人の食事は、 パンは、 本当に便利で ありがたい。 」 って言ってくれたり、

下手くそ練習ぱんでも 大活躍パンに変身する事が出来て、 ありがたい限りです。



とりとめのない事をブログで呟き、 ピエトロ・マスカーニの歌劇 「 カヴァレリア・ルスティカーナ 」 から、 平井堅の 「 歌バカ2 」 に流れを変えて、

あっという間に 3時間が経過し、 「 自家製ベーコン出来上がり出来上がり。 お終いぽこぽん。 」 になりました。

酵母を繋いで、 工程表作って、 オーヴン回しの管理して、 タイマーに追われ、 早朝に起きて、 200円程度の商品で、 それなのに売れ残りに泣かされて、

そんなこと考えると、 「 ぱん屋より、 ベーコン屋の方が、 絶対 良いよなぁー。 」 って、 真剣に呟く私が居ます。



好きな事、 大切な事は、 お仕事に繋げちゃダメなんだ。 って、 今頃 気が付いている次第です。



そんなヘタレの私に、 お友達は、 「 Merry Christmas 」 って、 素敵な動画のラインを送ってくれたり、 

ぱん練習をアップしたへっぽこインスタに 「 目標持っているの素敵だね。 応援しているよ。 」 って、 コメントを下さったりします。


私の周りに居る人から 沢山のしあわせを貰いながら、 今日も、 平凡で、 フツーのしあわせの溢れた時間を感じさせて頂いています。


自分の事で精一杯の私なのに、 沢山の恵みを与えられる事を感じられる今日も、 やっぱり しあわせ時間です。  ありがたいなぁー。


 
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どこに行っても、 ポンコツでした。 ・・・です。

2019年12月23日 | 日記
2019年12月23日   月曜日


ぱん販売のお休みに入ってから、 3週間。  コルドンが冬休みに入って 2週間。 ウィーン旅から帰って 1週間。

平和で、 のんびりで、 ってか、 のんびり過ぎの、 へっぽこ ポンコツおばちゃん化、 絶賛進行中の自分が居ます。 平和やわぁー。

いつも 自分に突き進む事を課す生き方をしがちな自分が居るけれど、 ナマケモノの様な生き方の方が自分に合っている気がするし、 

色々な事を課して頑張っても、 どれも 然程才能も無いから、 頭打ちばかりで、 年中 ジタバタ、 ジタバタ足掻くばかりで。。。。


娘とのウィーン旅は、 本当に しあわせな時でした。

はじめてのオーストリアの旅だったので、 欲張らず、 じっくり ウィーンだけを堪能する計画にした上に、 娘が 「 立地 」 に拘ったホテルをチョイスしてくれたお蔭で、

一か所に拠点を置いたままで、 目の前はメイン通り、 5分ほど歩けば シュテファン大聖堂。
 




国立歌劇場。 ザッハトルテ発祥のホテル、 ホテルザッハー。

 

ナショナルライブラリー、

少し足を延ばせば、 ホーフブルク王宮。 其処かしこでの賑やかなクリスマスマーケット。 トラムに少し乗れば、
 


ベルヴェデーレ宮殿上宮で クリムトの鑑賞が出来、








ちょっとした買い物のスーパーは有るし、 世界中の品物が揃っている高級スーパー 「 ユリウス・マインル 」のスーパー内散策も楽しいし、

其処かしこに 素晴らしい佇まいの教会が有って、 鐘の音と教会音楽と、 にぎやかな笑い声と、 芸術と音楽と美しさと文化に溢れた街を堪能する事が出来ました。

「 sold out だよ。 」 って言われた シュテファン大聖堂の教会コンサートの席も、 偶然 2席のキャンセルが出来、 娘と二人で鑑賞する事が可能となり、





全てが 素敵に流れる時間の旅を堪能し、 享受し、 「 スリとジプシーだらけのイタリアと違って、 ウィーンは、 平和やわぁー。 しあわせやわぁー。 」 と、  のほほーん時間を過ごしておりました。


娘が 「 どうしても行きたかったんだ。 」 って言っていた、 隣国チェコのチェスキークルムロフ城のオプショナルツアーの日とぶつかっていた蚤の市に、 

急遽でしたが、  オプシュナルツアー参加の日程の変更が出来、 「 ウィーンの胃袋 」と呼ばれる青空市場の横で土曜日に開催される蚤の市にも行けて、 

めちゃくちゃおばさん根性丸出しで、 片言の英語を駆使して、 お気に入りの物を手に入れる事が出来ました。







ヘレンドの一輪挿し。



アウガルデンのカップと、 謎。



  


交渉して、 得になったのか損をしたのかも分らんけれど、 私は 大満足で、 大喜びの時間でしたし、 私の 大切な宝物になりました。


本当に、 全てが 素敵に流れる時間の旅を堪能し、 享受し、 「 ウィーンは、 平和やわぁー。 しあわせやわぁー。 」 に浸りきり、 しあわせ時間を過ごしておりました。


オプシュナルツアーは、 英語の話せるドライバーさん運転のタクシーで、 時速150キロの運転の下、 「 ジェットコースターよりも怖い。。。 」 って呟きながら、 隣国チェコの チェスキークルムロフ城。



お城の下では、 やっぱり にぎやかにクリスマスマーケットが開かれ、 チェコの貨幣は、 通常 チェココロナなのですが、 観光客用に € も使う事が出来、

木彫りのクッキーの形を見つけ、 「 お城見学の後に、 絶対 購入するぞ。 」 って、 リスク回避も無く、 有り金全部お財布に入れて、 買う気満々、 意気揚々。

お城見学して、 鐘楼に上って、 トイレの場所を確認して、 ボケーっと街を散策して、 貧しさから発達したトリックアートの様な壁面芸術をボケーっと堪能して。


って、 やって居たら、 気が付いた時は、 鞄の口が開いていて、 有り金全部入ったお財布と、 海外旅行用携帯ポシェット ← いつもなら 首から下げているけど、 その時 諸事情で たまたま 鞄に入れていた、、、 

が、 消えて無くなっていた。 


いつそうなったかも、 なぜそうなったかも、 未だに 全く解らず、 

ただ、 神様、 亡くなった実父、 今年 旅だった義父、 ご先祖様、 「 楽しんできてね。 」 って言ってくれたお友達、 全ての方々の思いのお蔭で、

お蔭様、 お蔭さまで、 偶然にも、 パスポートだけは、 セーフ。 の、 「 ありがたやぁー。 」 の状態でした。


相変わらず、 どこに行っても、 私は、 ポンコツで、 何かしらやらかしてしまいます、、、、、


英語の話せる娘が 色々と対処してくれましたが、 警察でも インフォメーションでも、 お城のチケット売り場のおばちゃんも、

「 ポンコツ日本人が、 スリに有っても、 知らねーし。 自己責任やし。 」 ってな感じで、 その対応の仕方から、 スリは日常茶飯事な出来事なんだろうな。 と、 感じました。

チェコは 共和国で、 チェスキークルムロフ城 に訪れていた観光客も、 タイ人、 中国人ばかりで、 白人ばかりのウィーンとは、 醸し出す物、 状況、 全てが異なり、

ウィーン満喫し過ぎたポンコツ日本人の私など、 「 鴨が葱を背負って来る 」 ってな感じだったんだろうな、、、、情けなぁー。



自分の存在感。 影を課してしまう事の出来る スリ。  怖。  


痛くて 怖くて、 情けない経験をしたけれども、 ギリの所で救われて、 無事に日本に帰国出来て、 今日も 呑気にブログの更新が出来ています。



週末には 娘たちが帰って来ます。

大好きな娘たちの為に、 美味しい物を コツコツ用意し、 楽しい、 しあわせな時間に向けて準備しています。


いつも見る山の景色の向こうに広がる空は、 あの美しく しあわせなウィーンに繋がっていて、 

やっぱり 広がる空は、 大好きなイタリアに繋がっていて、

娘たちの頑張る街に繋がっていて、

穏やかな時間に向き合う母の暮らす町に繋がっていて、

そう思って、 そう感じると、 ココロは大きく広がります。


コルドンに追われ、 ぱん販売に追われ、 パンばかりに向き合っていて、 小さく小さくなっていたココロが、 少しだけ、 広がった様な気がします。


「 才能無い自分でも、 それでも 仕方ないですねぇー。 それで、 OKしてあげましょう。 」 って呟く事が出来る気がします。



世界は 広いさ。  世界中に きっと ポンコツは居るから、 だから、 私が こんな私でも、 許してくれるかも。。。。 ってな感じで。

 

影の無い、 存在を消したスリさんにも、 家族が居るかもしれないし、 家族の中では 影を消す事も無く、 逆に 存在感発揮しているかもしれないし。


世界は 広くて、 面白い。


世界中に きっと ポンコツは居るから、 だから、 私が こんな私でも、 許してくれるかも。。。。




時々 ひなたぱん工房のパンをご利用くださったり、 ひなたぱんおばさんのお教室をご利用くださったりするお若いママが、 昨日 「 おにぎり屋 」 さんを開店されました。









開店お祝いに伺って、 頂いた名刺に、 ( ← 「 名刺も作ったんですよ。 」 って、 輝いた眼差しで 渡して下さいました。 )

「 店主 ○○ 」 って記載があり、 テキパキ、 テキパキと商品に向き合い、 レジを打ち、 レシートにはしっかり、 消費税も記載され、

お若いママの心意気と、 勇気と、 勢いと、 取り組みの仕方と、etc. etc. 全てに於いて 感心と学びを得ると同時に、

「 私の時代は 過ぎ去った物で、 これからは、 次の時代の方々が活躍する時だなぁー。 」 って、 しみじみ感じました。


お友達が、 木札の百人一首で作ったチャームをプレゼントしてくださいました。

丁度 100番目の句で、 過ぎ去った時に思いをはせる歌でした。

今の 私にぴったりな物で、 小さな 山ブドウの鞄につけました。  





長々の 脈絡のない、 問わず語りのブログになってしまいました。


与えられている 全ての今に、 満足し、 感謝出来る今日の私。 です。

これから、 クロワッサン、 練習しなきゃ。。。


相変わらず、 お尻に火が付いているのは 変わりありません。 でした。

 






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逃げます。 ・・・・です。

2019年12月11日 | 日記
2019年12月11日   水曜日


明日から 娘と旅に出ます。



旅と 来年早々のコルドンの試験に向けて ぱん販売のお休みを頂戴しているので、 今日も、 のんびり、 ポンコツの一日を過ごしました。



普段は、 殆どドラマを観ない私が、 

← 「 同期のさくら 」 は、 例外。 これだけは、 心待ちにして観ます。 次女が、 主役の女優さんにめちゃ似ていて、、、 相変わらず、 親ばか、 大馬鹿。

時間が有って、 「 グランメゾン東京 」 ってなドラマを録画して観てみました。  

「 めちゃくちゃ カッケェー。。。。 」 ←  って、 これ、 「 ウィーン旅に行くんだ。 」 ってお友達に伝えた時の お友達の言葉。 何だか、 凄く 気に入っております。


めちゃくちゃ格好の良いフランス語が飛び交い、 髪の毛はお洒落で、 全ての場面で 素敵なBGMが付いて。。。。

なのに 私は、、、、

フランス人シェフからの学びを得ながら、 「 Oui,Chef ウィ シェフ 」 って お返事する為に、 

大枚を払い、 めちゃくちゃ叱られながら、 メチャクチャ凹みながら、 めちゃくちゃ足掻きながらの時間を過ごしております。

木村拓哉、 「 グランメゾン東京 」のドラマ。  「 めちゃくちゃ カッケェー。。。。 」

  

旅に出るに向けて、 今年の4月からの 半年ぶりに ピアスを付けました。

コルドンの学びに取り組む際に、 シェフからの指導で、 髪の毛は短く切るか、 まとめる。  装飾品は、 一切 身につけない。

規定の制服を着用し、 必要以上の化粧もしない。 マニキュア、香り等は もっての外。 etc. etc.



私は、 コルドンで 最も 年寄り。  ポンコツで、 ヘタレで、 寄る年波で、 木村拓哉さまのドラマの世界とは 雲泥の差。

「 Oui,Chef ウィ シェフ 」 って言いながら、 すげー格好悪くて、 すげーお金をかけて、 すげー情けなく、 すげーポンコツで、 すげー足掻いてる。

だから、 いつも、 足掻く自分からも、 足掻くばかりの人生からも、 全ての事から、 時々、 脱出したくなる自分が居ます。


自分で 自分に課せる学びや、 自分で自分に課せる生き方や、 全ての事から、 脱出したくなります。



けれど、 やっぱり、 脱出しても、 脱出している間のルヴァン酵母の維持や、 帰って来てからに待ち受ける ぱん試験対策とか、 

逃げても逃げても、 やっぱり 逃げきれない物に追われる日常が待っておりますが、、、、、



それでも、 誰の為の学びか。 

誰の為の取り組みかを考えると、 やっぱり、 「 自分の為 」 の物なのです。

自分が学びたいから 学んでいるし、 自分が取り組みたいから パンに取り組んでいるし、

自分が世界を知りたいから、 大枚をかけてフランス人シェフからの学びを得ているのです。

全て、 自分が望み、 自分の為。 だって事は、  解ってはいるけれど、、、、、



自分で 自分に課せる学びや、 自分で自分に課せる生き方や、 全ての事から、 脱出したくなります。


だから、 明日から、 今の自分から逃げます。




けれど、 やっぱり、 脱出しても、 脱出している間のルヴァン酵母の維持や、 帰って来てからに待ち受ける ぱん試験対策とか、 

逃げても逃げても、 やっぱり 逃げきれない物に追われる日常が待っておりますが、、、、、



それでも、 明日から、  5日だけ、 逃げます。


知らない世界、 観て来ます。


経験のない時間を 過ごしてきます。


娘との しあわせな時間を過ごしてきます。




その後は、 その後で、 考えて、 やっぱり いつもの様に、 足掻きます。  



だから、 今は、 元気に、  


「 明日から、 ウィーン旅、 行ってきます。 」





 
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ヘ、 ヘタレてます。 ・・・・です。

2019年12月09日 | 日記
2019年12月9日   月曜日


お仕事してないと、 平和で、 「 のほほーん。 」  の時間を過ごす事が出来ます。  気温とお財布は寒いが、 平和やわぁー。


コルドンのパンの学びが 冬休みに入り、 先週の土曜日が、 今年最後の授業でした。 来年早々に行われる 中間テストの課題が発表になり、

通常の授業では 4種類のパンに取り組むのですが、 テスト対策の時間が設定された為、 3種類のパンと テストに向けての工程表、 オルガニグラムの作成の取り組みでした。

台風で授業がずれ込んだ為、 「 冬休み明けが、 中間テストの日 」 になり、 休み明けは、いつもペースが掴めなくて、 ポンコツ感倍増の私は、  

既に 心が凹んでおります。 おまけに、 「 試験の日は 仏滅 だし、、、、」 って、 全ての事が、 こわい。 に繋がる 相変わらず ココロ弱い私。

おまけのおまけに、 先日のブログで、 語りに語っていた オリジナルパンに使用したビーツ。 コルドンの昼食仲間に試食してもらったら、

「 何だか パンが 迷走している感じ。 ビーツを使うなら、 真っ赤なパンにするとか、 突出してる感が有った方が良いし。 中途半端に使用しない方が良いと思うけれど。。。 」


はぁー。。。。   オリジナルパン。    悩むわぁー。。。。   レシピ 提出して、 来年早々、 試験の課題 + オリジナルパン の取り組みなのに、

未だに、 悩むわぁー。。。   凹むわぁー。。。。  で、 迷走中。


オリジナルパンの課題を与えられた時、 単純な私は、 「 発酵絡みで、 お味噌 使おう。 」 って、 考えて、 

もっと単純な私は、 「 群馬でのパンの取り組みを考えて、 秋山農園さんの無農薬小麦 で取り組もう。 」 って、 考えて、

もっともっと 単純な私は、 「 すげー 単純 」 で、 シンプルなパンの取り組みを オリジナルパンとして作りあげました。



この単純で、 考えのないノリは、 初級クラスで取り組んだピエスでも 同じで、 結局、 幼稚園生の様なピエスになってしまって、

一人 地獄時間を過ごしたのに、 全く 学習能力が無く、 同じ失敗を 洩れなく繰り返しそうです、、、、


皆さまは 芸術作品の様なピエスを作りあげておられましたが、 親ばか 大馬鹿な私は、 次女が小さい時に書いた 「 お日さま 」 をピエスとして作りあげ。。。





大好きな娘の 「 お日さま 」 の絵を、 お知合いの方が ステンドグラスにして下さった物。


私の作ったピエス。




幼稚園生レベル。 それもそのはず、 幼稚園の娘が描いた絵をピエスにしているから、、、、

コルドンでは地獄の時間だったけれど、 我が家に戻ると、 私の宝物。 だって、 コルドンの他の人の作品が 横に並んでいないから。

おまけに、 大好きな 天使さん達をパクったら、 



オーヴンの熱で ダラケて、、、、



になっちゃって、 クラスの方に、

「 このペンギン。って、 どういう意味合いなの????  」 って、 真剣な眼差しで、 マジ聞かれした時、 マジ凹み。 しました。

昔から、 決められた事、 規定の有る事の再現は得意だけれど、 立体の構成、 模倣でなく、 創り出す創造性は皆無で、 

インテリア木工科での立体の構築課題は最悪だったし。。。。

これだけの年数パンに取り組んでいるのに、 「 コルドンで パンの取り組み 始めてなの。 」 + 「 フルでお仕事しているから、 ぱん焼く時間 なかなか取れないの。」 さんが、

私より何倍も素敵なピエスを作りあげ、 初級クラスの評価が私と同じ点数で、 上級クラスの課題のオリジナルパンの試作も 「 すげー 上手 」 なパンだったりする事を目の当たりにすると、

自分のパンの才能の無さに 愕然とする私が居ます。  

凹むわぁー。


メチャクチャ長い事 学びのパンの努力しているのに、 「 パンは、 学んだ事がありません。 」 って方が、 群馬で人気のぱん屋さんになって居たり、

「 発酵 」 の講座を開催されたり、 学んでも 学んでも、 取り組むぱん屋さんに 閑古鳥が飛びまくったり etc. etc. で、 自分の才能の無さに 増々 愕然とします。


けれど、、、、

大好きな本が有ります。

パールバックの 「 母の肖像 」。

ビクトリアス ・ ポター の 「 ジンジャーとピクルズや 」 のおはなし   です。

パールバックの 「 母の肖像 」は、 伝道師の妻として 神の存在を求め続けた 母 が、 死ぬまで神の啓示を受ける事が出来なかった様な事があらすじだった様に記憶しています。  

← 随分前に読んだので、 確信はありませんが、、、、


後、 いつも手元に置いてある ビクトリアス ・ ポター の、 「 ジンジャーとピクルズや 」 のおはなし  。。。

「 ジンジャーとピクルズや 」は、 掛け売りばかりをして、 結局、 お店がダメになってしまうお話しです。

人生は、 頑張っても、 真面目でも、 お人よしでも 報われない事ばかりだと言う事を 正直に表している本に 共感を抱きます。

努力しても、 陰で頑張っても、 陰は 陰。 表で評価を受ける人は、 主張の上手な人。 おしゃれな人。 表現が上手な人。 SNSが上手な人。 SNSを上手く活用できる人。 等々。

結局、 寄る年波、 時代に乗る事の出来ない私の様な存在は、 パールバックの 「 母の肖像 」 であり、 ビクトリアス ・ ポター の 「 ジンジャーとピクルズや 」 さんなのです。

だから、 お人好しで 掛け売りばかりで、 お商売の上手く行かない  「 ジンジャーとピクルズや 」 さんが 大好きで、 

私だけは、 ジンジャーとピクルズや を評価できる人でありたい。 と、 思うのです。



コルドンで、 私の散在は、 皆無に近い程 存在感の無いモノです。

自己主張できる人が、 存在感を示します。

けれども 私には、 日本語の得意でない方の パンの 「 力 」 に 驚く私が居ます。

日本語は上手でなくても、 自己顕示欲が強くなくても、 自己主張が強くなくても、 存在感が強くなくても、 その存在の有り方を、 理解できる自分でありたい。


ってな 事を言いながら、 自分の存在の有り方に、 いつも迷い、 いつも凹む、 ヘタレの私が居ますが、、、、



ってな事を 語りながら、 大好きなプロセッコ呑みながら、 結構 出来上がって私が居ます。



12日 木曜日から、 娘と ウィーン旅、 行ってきます。  


でも、 それまでに、 「 ヘタレ 」 ブログ、 更新するかもしれません。 し、  しないかもしれません。。。。  


 
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金曜日の 今日。 ・・・・です。

2019年12月06日 | 日記
2019年12月6日   金曜日


12月に入って、 ぱん販売をお休みさせて頂いているので、 いつもは 死んでいる金曜日の今朝でも、 取りあえず、 フツーの朝を迎える事が出来ております。。。。


いつもは 朝から仕込みに追われる水曜日も、 お仕事に追われる事も無く、 自家製ルヴァン酵母をのんびり繋いだり、 寄る年波でのひどい腰痛対策で、 

「 腰痛に効く 」 と評判の高山村の温泉で 一人温泉活動をしたり、 課題パンに使用する為の具材を考えたり、 主人の大量のYシャツにアイロンをかけたり、 お家のお掃除をしっかりやったり、

パン屋さんをお休みしていても パタパタ、 パタパタ やる事は山ほどでしたが、 木曜日の早朝起床を考えなくても良いから、 夕方 6時からの 「 寝なければ。 」 攻撃にココロが襲われる事も無く、

← この年齢になると、 「 寝不足 」 「 睡眠不足 」 は、 てきめんに体調に影響が出て、 只ひたすら、 それが恐ろしい私。 です。


パン屋さんで もっと パタパタな木曜日も、 お休み中なので、 貯まっていたコルドンの学びのまとめをしたり、 試験に向けて 苦手なオルガニグラムをまとめたりしながら、



課題の オリジナルパンの試作に取り組んだりする事が出来ました。

けれど、 自分の収入がなくなるので、 主人からの生活費のみで パンの取り組み費用を捻出しなければならなくなり、 のんびりな時間とは対照に、 追われるお財布事情は 発生しますが、、、、

三共胃腸薬の様に 胃と腸、 遊んでられる時間とお財布事情、  「 両方に効く。 」 って、 無理。 だし。。。。 って、 愚痴るおばさん。




結構、 やらねければならない事で お尻に火が付いていて、 明日のお教室で 再度、 オリジナルパンのレシピ 

← いつも覗かせて頂いていたブログの方が、コルドンに通った途端、 それまで 「 レシピ 」 と記載されていた文言が、 「 ルセット 」 に変化したのを見た記憶が有って。 ちょこっと、 笑った、、、 
何だか そうはなれなくて、 未だに、 意地の様に 「 レシピ 」 と言い続ける偏屈な中年おばさんの私。。。。

工程表を記録するホワイトボードに、 「 照り玉 」 って書いたら、 「 照り玉なんて 書かないでよ。 」 って言って、「 ドリュー 」 って、 カタカナで書き直された事が有ったけれど、 

その行為の差の意味が 未だに解らない偏屈中年おばさんの私。



って、 完全、 不平不満野郎に脱線。  い、 いかん。。。。



元に戻って、、、

明日のお教室で 再度、 オリジナルパンのレシピを提出しなければならないのに、 使用する酵母を リキッドにするか、 ハードタイプにするかまだ悩んでいるし、

生地に混ぜ込もうと考えていた アプリコットのワイン煮が、 後半で学ぶパンの具材になって居て、 パクリ感 が何となく嫌で、 変える事を考えているし、

頭の中で なかなか まとめる事が出来ていません。


昨日の試作の取り組みで、 練習不足からくる 注意点、 留意しなければならない気付きも沢山ありましたので、 もっと もっと 作り込まなければならない事を痛感しました。

同じ課題に取り組む仲間は、 連日 試作に頑張っている様子なのに、 呑気に、 来週の木曜日からは 旅に出てしまうし、 旅の間のルヴァン酵母の状態も気になるし、

年明け早々、 中間試験はあるし etc. etc.


考えると、 またまた、 ココロの焦りに襲われます。  はぁー。 ココロ 弱。








いつもアローカナ卵を受け取りに行く 高山村の道の駅に 無農薬ビーツ が売られています。

そのビーツを食べて 体調改善をされた店員さんから 「 ビーツのパンに取り組んでよ。 」 と、 何年も前に声をかけて頂いたのですが、 悩んでいるうちに、

ビーツ農家さんは、 私よりも大きな 天然酵母ぱん屋さんと提携して ビーツのパンを道の駅で販売する様になりました。

けれども そのパンは、 私が考えていた ビーツ使用の取り組みとは全く異なり、 ビーツ粉を入れた、 ピンクで、 ふわん、 フワンの丸い フツーのパンでした。

「 あー、 これが ビーツ農家さんの求める物であり、 これが 世の中で 必要とされ、 このぱんを作るぱん屋さんが 大きくお商売の出来る需要があり、  流行るぱんは、 これなんだ。 」

って、 色々な意味で 驚き、 学んだ記憶が有ります。

そんな事を得て、 「 私だったら、 どう 無農薬ビーツを パンに活かすだろうか。。。 」 って、 執念深く考え、 パクリ感 に強い アプリコット煮の代わりに、

ビーツを使用してみました。

ビーツの収穫は 12月までなので、 本試験の3月に使用できるかどうか不安は残りますが、 オーヴンで乾燥焼きにして、 ポルト酒とコアントローに漬け込んでいます。

それを使用前に 再度、 ポルト酒と白ワインで煮込み、 昨日の試作に使用してみました。 って、 結局、 手間と材料費がばかりがかかり、 こんな風だから、 お商売が出来ないのだと、 同時に 再確認しましたが、、、、


ビーツの独特な土臭さは消されましたが、 他の具材との兼ね合いが イマイチな感じで、 やっぱり、 悩むわぁー。 な所です。


今日の午後も、 試作練習に取り組んでみます。


今日記載の写真が、 何か月後には 劇的に成長出来ている事を、 自分自身が一番 希望しております。



これから、 お家のお掃除、 頑張ります。
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