ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

木曜日 ぱん屋さんの、 夏季休業。  ・・・です。

2017年07月24日 | 日記
2017年7月24日   月曜日


「 夏のぱん屋さんを、 どうしよう。 」 って、 ずーっと悩んでおりました。

「 何でもない日の 木曜日ぱん屋さん 」 の定着は、 まだまだ 全然出来ていないし、

ここで 「 夏のお休み 」 の設定をしてしまうのが、 本心、 怖くて 怖くて、 連日 思い悩む日々でした。


只、 酵母つなぎの温度管理、 発酵の温度管理、 ぱんを焼く環境の温度管理に 四苦八苦が現状です。

「 自分をしっかり維持して、 揺れないココロで取り組もう。 」 って、 木曜日ぱん屋さんに取り組む際に決めたのに、

色々な出来事で、 ブレブレに揺れ動くココロモチの自分が居ます。

そうすると 「 楽しいココロ 」 が、 少しずつ 欠けて行ってしまいます。

揺れるココロ、 悩むココロ、 不安なココロ、 迷うココロ、 色々な物に 支配されるココロが有ります。

「 トン助さんのぱんは、 美味しいからなぁー。 」 の、 魔法の言葉も 少しずつ、 パワーダウン。 





足掻くココロモチはあるけれど・・・・。


自分をしっかり維持しながら ぱんに取り組む為に、 しっかり 夏季休業 を設定する事に決めました。


エアコンを ガンガンかけながら、 発酵器で温度を加えるぱん作りなんて、 絶対 何だかおかしい気がする。 

自分の大切な物を、 大切にしながら 生きて行ける様に、



8月 3日 木曜日 のぱん屋さん まで取り組んだら、 酵母と ぱん生地に優しい季節になるまで、

少しの お休みを頂戴しようと思います。 


それ以上も、 それ以下も出来ない自分である為に、 迷子の自分にならない様に、

本当に 頑張って、  その様に、 決めました。 










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は、 ってか、 今日も、 しあわせ。  ・・・・です。

2017年07月21日 | 日記
2017年7月21日   金曜日


昨日は、 何でもない日の 木曜日ぱん屋さんの日。

そんでもって、 二度目の大撃沈の日。

でも、 人間、 経験があると 耐える力も育つ様で、 一度目程 狼狽える事も無く、 そのままの状態を、 そのままで受け止める事が出来、

「 あらぁー・・・・。 」 って感じのぱん屋さん。 でした。

← これが続くと、 考えなければならんけど・・・・。  ふぁー。

けれど、 そんなへっぽこぱん屋さんにも、 欠かさず通って下さる ひなたぱんのぱんが、 好き。様がおいで下さり、 

今の所、 お一人、 お二人だけれども、 私にとっては 本当にありがたく、

全く知らなかった方と、 ぱんを通じて 顔見知りになる事が出来、

口下手で、 宣伝もしない、 営業活動も出来ない、 只、 ぱんを焼く事。 しか出来ない私には、

本当に 凄い事。 に思えます。

何でも無い 木曜日に、 わざわざ 車に乗って、 こんなレパートリーの少ない ひなたぱんに来てくださるのです。

本当に、 快挙。 で、 ありがたい事です。

 
お友達も気にかけてくれて、 木曜日毎に ぱんの利用に来てくださいます。

「 ねぇー。 これだけ売れなかったら、 材料費も出ないじゃん。 」 って、 痛い所を突いてくれたり、

「 ま、 楽しいから出来る事だよね。 」 って、 忌憚ない意見を聞かせてくれたり。

あ、 痛たたた。

別のお友達は、

「 わぁー、 嬉しい。 このぱん、 大好き。 」 って 喜びながら、 一人で 3人分位購入してくれたり。

私がしてる事の 何十倍もの優しさで 人は 私に向き合って下さいます。

そうすると、 大撃沈の日。 にも負けない、 しあわせに浸る事が出来ます。

(  ってか、 少しは 反省して、 学習した方が 成長が有るかなぁー。  )

結局 昨日の大量売れ残りは、 いつもの 「 送り付け商法 」 さながら、 今回は 姉のお家に 着払いで、

お引き取り願いました。

働けば 働くほどの出費。 って、 「 何だこりゃ。 」 な感じです。 

どんだけ ぱんが下手なんだ。 まだまだ でんなぁー。



ブログの更新をサボっている間に、 相変わらず 沢山の事が有りました。

学びの多かった 六本木のお教室が 営業停止 になってしまいました。

お教室のお隣にあるぱん屋さんとの事業展開の両立が難しかったらしく、入会金、 残す授業料の清算。

という形での幕切れになってしまいました。

今では ホシノ酵母よりも ルヴァン種でのぱん焼きの方が、 自分にとって魅力的なので、 とても残念です。

私にとって 最も 学びの多かったお教室に思います。


先週の日曜日は、 高山村の蛙トープさんでの 月一 ぱん販売。

木曜日に ぱん屋さん。 日曜日に 月一 ぱん販売。 で、 怒涛の様な取り組みだった上に、

前日の 土曜日に お隣のお家にご不幸が有って、 ← ぱんの仕込みをした後に ご連絡を頂戴し、

主人は たまたま 留守にしていたりで、 急遽、 ご不幸への対応やお手伝い等の会議を設定したり、 その連絡の刷り物をしたり、

早朝の仕込みから、 町内会のバタバタ、 深夜の 焼き開始 まで、 ほとんど休憩を取る事が出来ず 突入し、

蛙トープさんに 無事 ぱんを搬入できた時は、 ダウン寸前の自分が居て、

「 販売は、 みんなで対応するから大丈夫よ。 」 って 蛙さんにお声掛け頂いて、 

仕込んだぱんやケーキを 一つも無駄にする事なく、 取り組みを終える事が出来ました。

これまた、 本当に ありがたく、 みんな、 優しい。


それからも、 お通夜のお手伝いや、 葬儀のお手伝い等で バタバタしながら、 

焼き菓子の準備や、 酵母つなぎ、 ぱんの仕込み等をして、 昨日の 木曜日ぱん屋さんへの突入。 でした。


町内会の関りや、 色々な出来事の日々の中で、 人間の出来ていない中年おばさんの私は、

陰口太郎になったり、 不平不満ばばあになったり、 優しさに触れて しあわせになれたりと、

ジェットコースターの様に、 ココロモチは 上がったり 下がったりしております。



今朝、 売れ残ってしまったぱんを朝食に食べました。

主人と並んでぱんをかじりながら、

「 ぱん、 美味しいね。 」 って、 私。

「 うん。 美味しいよ。 」 って、 主人。


「 売れ残っちゃうけど、 ぱんは、 これで良いんだよね。 」 って 私。

「 うん。 これでいいさ。 」 って 主人。


これ以上も、 これ以下も出来ない事に気付く時、 ココロは しあわせで居られます。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

し、 失礼いたしました。 ・・・・です。

2017年07月03日 | 日記
2017年7月3日   月曜日


今日は、 月曜日。  7月の 新しい週の始まりです。

真面目で 努力家で、 勉強熱心で、 心根の優しい ( ← 親ばか。 ですが・・・ ) 故に 生きる道を模索してしまう次女の

新しい道のスタートの日です。

娘が 娘らしく、 自分の力を 自分自身で否定する事なく、 自分を自分で肯定して行ける場を与えて下さる大人と

出会える事を 親は望むばかりです。

娘が社宅に入った為、 一緒に暮らしていた 大好きな 小麦ドンは、 我が家でのお預かり。 になりました。



「 ネコ派、 イヌ派は、 愚問だ。 」 と 娘が断言した様に、 犬しか飼った事の無かった私たち夫婦が、

もう 既に 小麦ドンにメロメロの日々で、 

「 このまま、 ずーっと お預かりでも良いんですがぁー・・・。 」 って感じです。

人間よりも ワンにゃんの方が 人口過多の我が家ですが、 自由気ままに過ごすだけで 人にしあわせを与えられるワンにゃんの方が、

「 存在能力的には、 上位に居るかも・・・。 」 とか、 訳の分からん 「 悟り 」 を思い浮かべる私です。



物を作る事が大好きな私は、 「 身を飾る 」 事には ほとんど 魅力も興味も湧きません。

食べる物を扱う上で、 香りのある物はダメですし、 爪を塗る事もダメですし、 化粧もしません。

中年の太っちょの体には、 リネンの着易い物が持ってこいですし、 ドタ足は トリッペンの靴以外はダメ。

バーゲンは 大嫌い、 人込みは苦手、 ウインドーショッピングも苦手。

そんな私が、 結婚式に出席する事になり、 着て行く服を探しに、 昨日、 軽井沢アウトレットに行ってきました。

軽井沢アウトレットは、 イッタラの食器を購入する以外は利用した事が無く、 

「 お洋服を探す 」 何て 初めての挑戦で、 中年夫婦、 案内図を片手に 右往左往。

最初に入ったお店、 グッチ。 可愛い水色のギンガムチェックのワンピースを見つけ、 お値段を見ると、

「 じゅ、 十万円。 ひやぁー。 」 ← って、 ココロの声。

お店の方に勧めて頂くお洋服は、 二十万円、 三十万円。 と、 うなぎ上りの価格上昇。

「 良いお値段ですねぇー。 」 って さみしく呟く私に、

「 はい。 品物が良いですからねぇー。 」 って、 フツーにお答えになる店員さん。

店員さん 皆さんの、 白い手袋が魅力的で、 「 The 高級感 」 の塊で・・・・。

逃げる様に 次のお店に入って、 とても素敵なワンピースを発見して、

「 お値段は? 」 って こっそりプライスチェックをしようとする私に、

「 プライスは、 こちらで、 七十五万円 でございます。 」 のお返事。

亀さんの様に首の伸びた私は、 「 な、 七十、 五万・・・・。 絶句。 」 でした。

生まれて初めて、 あの様な金額のお洋服を見ましたが、 吸い寄せられる様に手に取ってしまう、 とても素敵なワンピースでした。

「 し、 失礼いたしました。 」 と、 溜息交じりでお店を後にして 振り返ってみると、 イヴ・サンローラン でした。

「 何で こんな金額のお買い物が出来るんだろう。 」 って呟く私に、

「 君の オーヴンの代わりじゃない。 」 って主人に言われ・・・。

そうなんです。 

オーヴンなら 出せる金額なのに、 お洋服とかバッグとかになると、 途端に アホ臭く感じてしまう私なのです。

人それぞれに、 大切な物、 大事な事、 好きな物、 価値観。 が異なる事を痛感しました。



相変わらず 私は、 身を飾る事には 労力を注ぎ込む事も無く、 魅力を感じる事も無く、 着心地の良い シンプルなリネンと、 

自分にとって履き心地の良い靴と、 大好きなぱん焼きとに囲まれた日々を楽しむのでしょう。


結局 結婚式用のお洋服は、 自分の身の丈に合った、



で、 吊るしのワンピースの、 + 30% オフ。 をゲットして、 大喜びの私。 でした。



いつも 卵をお願いしている 高山村の生産者さんが、 無農薬のジャガイモを試食にくださいました。





デストロイヤーというジャガイモで、 栗の様な 濃いお味のジャガイモです。

「 我が家の 自信作のジャガイモです。 」 って 付けられたメモがとても素敵で、

どうしても ひなたのぱんに活かしたくて、 じゃがいものフォカッチャ を試作しました。



いも餅の様な触感と ルヴァン種を使った深いお味に、 お気に入りの物が出来て、 とても幸せを感じています。


私は、 無農薬でお野菜作りに取り組んでおられる生産者さんの作り出される物を、

私なりの白い手袋をしているココロモチで、 向き合う自分で居る事に、 魅力としあわせと 価値観を感じます。


多分 それが 私にとって 一番 大切で、 心地よい自分。 だからだと思います。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする