ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

ありがたやぁー。  ・・・です。

2017年11月26日 | 日記
2017年11月26日   日曜日


早朝から、 ランチぱんのご注文仕事で、 元気に働いております。


今日は、 母のお誕生日。 遠くで 一人で暮らす母。 

「 今度のお誕生日で、 亡くなったお父さんの歳を 超えてしまうのよ。 」 って、 寂しそうにつぶやいた母。

中年おばさんの年齢になっても、 父と母への想いは変わる事が無くて、 いくつになっても 「 娘 」 のココロになってしまう私。

大好きな父が亡くなった時、 悲しいとか 寂しいとかを感じる事が出来ない程の自分が居て、

感情を表に出す事も出来ず、 何故か 「 怒り 」 が前面に出て、 アッという間に10K痩せて、 3年も4年も経って、 初めて泣けた。

泣けた後は、 体重、 戻った上に、 プラス。 状態ですが・・・。


上手く 仲良くはやれないけれど、 本当は大好きな 母が居なくなる時を想像しただけで、 「 自分は、 どうなってしまうんだろう。 」 って狼狽える私が居ます。

未だに ココロの自立が出来ていない情けない中年おばさんです。



時折 頂戴する ランチぱんのお仕事は、 私の大好きなお仕事です。

近くの テレワークセンター から頂戴するお仕事で、 地域起こしも兼ねて、 町のお店を活用する様に ご利用頂けるのだと思います。

ご利用頂ける切っ掛けは 「 地域起こし 」  であっても、 ひなたぱん工房をご利用頂けた事を後悔されない様に、

ひなたぱん工房のランチぱんを食べながら、 素敵な しあわせな時を持たれる事を想い、精一杯取り組ませて頂きますし、 

私自身も、 娘達に作る機会を過ぎてしまった 「 お弁当ぱん 」 を、 再び作れる事を 最大限に楽しませて頂いています。

ひなたぱん工房自慢の材料、 高山村 佐藤さんの平飼いアローカナ卵のしふぉんをドルチェに付けて、

ひなたぱん工房の信頼できる 高山村のちよさんの 名月、ふじ のリンゴをフルーツで付けて。

私が自慢でき、 信頼する事の出来る物を作り上げる努力をして下さる生産者さんのお陰で、 納得の行くモノを作る事が出来ます。

勿論、 後は、 「 自分のぱん力。 頑張れよ。 」 の、 話なので、 自分でも、 努力します。

コツコツ、 コツコツぱんに取り組んで、 自分の目指すぱん屋さんであれる様つとめる事が、 私の大好きな取り組み方で、

「 自分のモノ作りの大切な物を、 大切に進んで行こう。」 と、思っています。

「 それで 世の中に受け入れられなければ、 それはそれで良し。 」 と、 長い事ぱん作りに取り組んで、 今やっと思える様になりました。



大好きな仕事への向き合い方を終えた後は、 早朝から頑張った 「 自分へのご褒美 & 学び 」 って事で、

同じ黒柴を飼う kleine.biene さんが出店されている 高崎のアルベロ.マルシェへ家族と。

インスタでチェックしていた帽子を被ってみたら、 デカ顔の私には厳しい物があって、 ← 帽子、 似合わないんだよなぁ・・・。

ふと 見ると、 ステラおばさんの様な素敵な肩掛け発見。 で、 テンションUP。



娘は 素敵なミトンを見つけて、  購入。



早々にラベルを外してもらって、 帰り道で、 大好きなステラおばさんになっていた私でした。 肩に一枚羽織るだけで、 めちゃくちゃ暖か。

マルシェでは、 とても美味しいお菓子、 魅力的なお菓子 が並び、 沢山の学びの時になりました。





消しゴムハンコも見つけて、 





「 才能、 技術のある方達は、 世の中に溢れて居るんだなぁー。 」 って、 改めて痛感した時でした。



お店を始める時に出会えたカレンダーの来年用を予約しておいた物が届きました。





卓上用のスタンドも付いて、 やっぱり、 素敵な作品で、

あまりにも気に入ったので、 もう一度 お店 に取って返して、 お友達へのプレゼント用も購入してしまいました。


大好きなお仕事が出来、 大好きな家族との時間を持て、 素敵な物に出会え、 お気に入りを手に入れられて、

「 ふわぁー。 しあわせな日。 」 の 今日。

本当に 気持ちの良い日を過ごす事が出来ました。 「 きょうも、 またまた、 ありがたやぁー。 」 なのでした。





























 
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今日、 思う事。 ・・・・です。

2017年11月20日 | 日記
2017年11月20日   月曜日


ブログ、 サボってばかりいました・・・・。

その間にも 色々な事があり、 不器用偏屈おばさんぱん屋 は、← (一体どんだけ形容詞が着くんや状態です。) 変わらず バタバタしておりました。

ルヴァン酵母をつなぎ、 ホシノ丹沢酵母をピッコリーノ方式で 一週間かけて起こし、 ぱんを焼き、 焼き菓子を焼いては、

また ルヴァン酵母をつなぎ、 ホシノ酵母を起こし、 ぱんを焼き、 売れ残っては 娘に送り、 etc etc.

そんな日常の中で、 沢山の学びや 出会いが存在し、 少しずつ、 自分の思いや考えが、 整って、 形になって行く瞬間があります。

それは、 本当に何気ない時に、 長く悩んでいた答えが見つかる事が有ります。

そうして それは 至って単純な答えで、 「 自分は、 自分で良いんだ。 」「 自分のぱんは、自分のぱんのままで良いんだ。 」 

「 売れるぱんを焼ける様になりたいのではなく、 焼きたいぱんを焼ける様になりたい事。 」 で あったり、

「 自分の納得の行くモノ作りに取り組む事が出来る事。 」 で あったりで、

田舎の、 中年偏屈おばさんは、 売れるぱん屋を目指す訳でも無く、 流行るぱん屋を目指す訳でも無く、

自分の思いに正直なぱん屋を目指そうと思います。 ってか、 売れるぱん屋になれる腕も、 力量も無いし・・・。



高山村の蛙トープさんの月一ぱん販売で、 美味しいあっぷるタルトを出したくて、 

私が 「 美味しい。 」 と 感じて、 いつも信頼して購入させて頂いている高山村のちよさんのリンゴを探し歩きました。

ちよさんのリンゴは、「 信頼できるお味 」 なので、 どうしても ちよさんの作るリンゴを使いたかったのです。

リンゴを探している事を知った方が  「 ちよさんのリンゴが欲しいって言ってる人が居るから。 」 と、 ご自宅に連絡を取って下さり、

教えて頂いたお家に伺うと、 喪服を着た方が、「 おばあちゃんの最後のリンゴを味わってください。 」 と、 対応して下さいました。

「 物を作る事に取り組むという事の答えの出方は、 こう言う事なんだよ。 」 と、 ちよさんと神様に教えて頂いた様な気がしました。

感謝して、 感謝して、 自分の精一杯で、 あっぷるタルトを作らせて頂きました。

そうして、 高山村のちよさんの美味しい、 信頼できるリンゴが、 ひなたぱん工房のあっぷるタルトとして、 高山村の蛙トープさんから、 

みなさんのもとに、 お届けする事が出来ました。 


私は、 平凡で、 偏屈で、 融通が利かない田舎の中年おばちゃんです。


これまでも、 これからも、 売れるぱん屋でも無いし、 格好良いぱん屋でも無いし、 おしゃれぱん屋でも無いし、

多分 何も成しえないぱん屋だと思うけれど、 「 進む道は、 これで良いんだ。 」 と、 今は思います。


今日は、 大好きな代官山の松之助NYさんに、 お菓子の学びに行って来ました。


カナダから帰って、 就活をしていた娘のお仕事が決まりました。 これから お家探しや お引越しで、 慌ただしくなります。


次女は、 我が家でお預かりをしていたにゃんこドンを 自分のお家に連れて帰りました。


娘達もしっかり進んで行っています。 ぱん屋さんでは 何も成しえないけれど、 お母さん仕事は、 頑張る娘達のお陰で、 

どうにかこうにか、 成しえて行けそうです。  ありがたやぁー。  です。  

















 
 



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