晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

楽しい腰痛(60) 7/25

2016-07-25 | 健康

2016.7.25(月)曇り

 なぜ歩くとストレスが解消され、気分爽快になるのだろうか。長尾和宏氏の「病気の9割は歩くだけで治る」の中に「歩くとセロトニン、ノルアドレナリンが分泌される」と書いてある。如何なる仕組みでそうなるのかを知りたいのだが、そこまでは書いてない。ここで心因性腰痛の構図を思いだして欲しい。ストレスや痛みの恐怖でセロトニンやノルアドレナリンの分泌が抑えられていたことを。つまり、歩く→セロトニンの分泌なのではなくて、歩く→ストレスの解消→セロトニンの分泌なのではないだろうか。セロトニンの分泌はストレス解消の原因でもあり、結果でもあるのだろう。

 いずれにしてもウオーキングが心因性の腰痛に対する認知行動療法の最適のプログラムであることが理解できるだろう。
 現代人にストレスによる病気が増加していることはストレスの質が変わってきていることも言われている。原始時代の人間なら、食物を得るためにどう猛な獣と戦うストレスがあるだろうが、それは戦いが終わればお終いで、一時的なものである。ところが現代の企業でのストレスは仕事が終わって家に帰っても、寝ても覚めても解放されないものがある。しかし人間はストレスを解消し病気から逃れる術を進化の過程で身につけているはずである。細菌などの外敵に対しては免疫機能などが発達しているように、ストレスに対抗する機能も人類の行動の中から進化しているはずだ。それは太陽の下で歩くことではないだろうか。それはこれまでの人類の行動で一番時間の長いものだからである。そういう生活さえしていれば、ストレスは常に解消され、病気になることもないのだが、残念ながら現代人は日に当たることなく座っている時間がとてつもなく多くなったのである。つづく

【今日のじょん】写真のように芝がよく育つとうんPがしにくいようである。仕入れの都合で三色弁当の芝張りとなったが、雑草の生え方にずいぶん差が出てきた。


全然雑草の生えない九州の野芝(右)野芝と高麗の混植、高麗一色は草ボウボウ。よく見ると野芝のところは雑草が生えていない。今後の参考としたいが値段が3倍はするので考え物。

コメント
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