晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

楽しい腰痛(48) 6/17

2016-06-17 | 雨読

2016.6.17(金)晴れ

 てなわけで、大腸、前立腺、膵臓、腰椎など腰痛に関連する内臓、骨格を数ヶ月かけて検査し、直腸のポリープ1個を切除する以外何事もなかった。この間医療費は増大し、初めて医療費控除を受けることとなった。
2,腰痛の原因は何か?
 何十年も腰痛に悩まされながら、いったいどうして腰痛が起こるのだろう、どうしてその事を真剣に考えなかったのだろう。
 そんな中で昨年夏に放送されたNHKスペシャルの「腰痛・治療革命~見えてきた痛みのメカニズム~」は衝撃的だった。実際には秋頃だったろうか再放送を見たものだが、特別番組などで脳と腰痛の関連は気づいていた。だからR病院でレントゲンを撮って、「腰痛の原因は椎間板ヘルニアですね、これは元に戻ることはありません。手術をするほどではないですが、牽引をすれば楽になりますよ。」という間抜けな診断をされても少しも驚かなかった。椎間板が飛び出るほどの症状が背中を引っ張ったぐらいで改善されるとは思えないので牽引の治療は2度ばかしやって放っている。慢性腰痛の原因は脳にあるのだ、こころにあるのだとばかりにあらゆる書物を読みあさった。サーノ博士の「ヒーリングバックペイン」は心因性腰痛の古典的な書物であり、内容的には納得できないことが多くあるが、腰痛に対する考え方に大きなヒントを与えてくれている。

多くは図書館で借りたもので、買ったのはこのくらい。
「腰痛は二足歩行をするようになった人類の宿命と言われているが、二足歩行をするようになって十数万年の間に、腰痛に対する進化があるはずで、それでも起こっているのは心が原因だ」というものだ。前半部分はまさにその通りだと思う。二足歩行によるデメリットに対して人類はあらゆる進化をしている、例えば難産に対して極端な早産や骨盤の解放などその対策として進化してきた。わたしは二足歩行による腰痛の対策として進化してきた事項は、S字状の脊椎、脊椎や骨格を支える数多くの筋肉の発達、筋ポンプと逆止弁の三つが大きいと考える。この項目のどれかを阻害する状態の時、腰痛が発生すると考えられる。つづく

【今日のじょん】何を見ているのでしょうか?シリーズ

正面の木をアップにしてみて、十数匹の〇〇がおるのだ。見えるのは数匹だが、、、、

 

 

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