2011.7.20(水)曇
台風6号ってのが来て各地に被害を及ぼしている。太平洋岸を初心者のティーショットのように超スライスして東海の沿岸に行ってしまったが、ここ上林でも夕べは強烈な風が吹いた。中心からこんなに離れたところでなんでという感じだが、気象学専攻の私としては上林谷の強い風に解説をしておこう。上林谷で奥、つまり東北方面から強い風が吹いた理由は、台風が大型で強風域が広かったこと、紀伊半島の南を通過している時の風向は上林谷の走る方向と一致していること、日本海北の高気圧の吹き出しと台風による風と風向が一致したこと、偏西風帯が北にあり風の拮抗作用が働かなかったことの四つの理由による。とまあ結果としては解説が出来るのだが、予報が出来るとは限らない。これほど強い風が吹くとは思わなかったのだ。ただ風向だけは予想することができた。そんなわけでしっかり風対策はしたのだが、被害というのは予想以外の所におきるものだ。
白樺の木が倒れた、スチールの物置が倒れた、キクイモの木が倒れた、とまあ微々たる被害なんだが、それは事前に対策を行っているからだ。もうこの風の谷に3年も住んだら要領も解ってくるものだ。
白樺の木はショックである。3本買って、1本が原因不明の枯れに会い、残った2本の内1本が倒れたのだから、、、。実は昨年の風のシーズンに竹の支柱をしたきりなんの対策もしていなかったのである。というより、植え付けて2年以上たっている木は自活して貰わないとこの厳しい上林では生きていけないという気がするわけだ。大学受験に親が付いていくような愚はしたくない。
物置が倒れたのは心外である。頼りない物置とはいえ、犬走りの上に中に数百㎏の砂利や土が入っているのである。しかもそれらは一番下段に積んでいるのだ。それが証拠に倒れた物置は起こそうとして、びくともしなかったのである。相当集中的な風の力が加わったに違いない。その隣に置いていたママチャリはそのまま立っていたのである。
きくちゃんイモはどーでもいいのだけど、一応起こして立てておいた。イモが出来ていれば収穫してお終いなんだが、なんにもないのでやむなしというところか。
先日完成した看板だが、吊り下げている紐が少し移動して斜めになっていた。柱などはびくともしていないのだが、近所の方々が「せっかく作った看板は大丈夫やったか」なんて気にしていただいて、なんやら気恥ずかしいやら。
【作業日誌 7/20】
台風被害修復
草刈り(6-3)
ジャガイモ収穫
今日のじょん:夕べの風でストレスが腸に来ているみたいで、朝のうんPは5回もしてしまった。こんなの初めて。最初の三発ぐらいは普通のだったが、あとは柔らかいやつをちこっと。始末する身にもなってみいよ。
これはカイカイしてるとこ、オモロイ顔やろ。