晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

蘭ちゃんは生きていた 5/15

2011-05-15 | 違いのわからん農学士

2011.5.15(日)快晴

 スーちゃんは逝っちゃったけど蘭ちゃんは生きていた。なんのこっちゃって?
昨年土井さんに戴いた鈴蘭が咲いたのだ。すこぶる条件の悪いところに植えたのもあるが、とにかくこの冬の大雪以降すっかり姿も見えず諦めていたのだが、小さな芽を見つけ、刈り取らないように石で囲っていたところ、遂に可憐な花が咲いたのだ。思えばこの鈴蘭、土井さんが北海道旅行で気に入って苗を買ってきたとのこと、寒いところの植物なんだ。Img_2899
 種生姜が土の中で生きていたことを書いたが、雪って結局土の中の植物にとっては保温となっているんだ。土井さんとこの庭みたいにきっと鈴蘭で敷き詰めたようになりそうだ。
 
 雪の中で枯れたのが大柚である。コメリで定価千円の苗木が売れ残って、600円になり300円になり、かわいそうだから買ってきたものなんだが、最初から最後まで雪に埋まって、頭の方から枯れてきた。店頭には新しい苗木が出ている。値段は高いが立派に青々としている。折角だから植え替えてやろうかと、枯れた柚を始末しようとよく見ると、なんと根の近いところから小さな芽が出ているではないか。いやー、生きてるぞ。枯れた部分を切り取って水をやる。柚も頑張ってるナア。Img_2900




 昨年植えて雪にやられたのは二本の百日紅である。支柱をして誘引してやったのだが、大雪が乗って縛った部分で折れてしまった。それでも全体に葉が出てきて、折れた先からも出ている。あらためて支柱を立てて補修してやる。Img_2901
 極めつけは胡瓜である。苗を植えつけた途端に大風が吹き、双葉の上から折れてしまった。新しく買って植え替えるしか無いかなと思っていたところ、新しい芽が出てきてるのだ。昨年のトマトの例もあるが、折れても大丈夫というのが実証された。
 そして取りは自然薯だ。一番北の畝は、ヤーコン、キクイモ、ジャガイモの畝となっている。対イノシシ用にイモ類はまとめてあるのだ。ジャガイモの芽かきなんぞをしていると、妙な蔓が2本伸びている。一昨年植えつけた自然薯のようだ。イノシシならぬアライグマなんぞにやられて散々だったのだが、その種芋かむかごからでてきたようだ。この際まとめて面倒みよう。Img_2903
 それにしても植物たちって根性あるなあ。阪神もちったあ見習えよ。



【作業日誌 5/15】
道具収納棚作り、上部扉完成
玉切り

今日のじょん:じょん君なぜかカメムシや小さな虫には猛烈に吠えるのだが、猿は追うが吠えることはない。先日ナメクジに唸っていたが、ヌートリアには知らん顔していた。決して意気地が無いわけではなさそうだが、いまいち理解できないところがある。写真は12日、散歩で見かけたヌートリア。ワカルカナ。Img_2886

コメント
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