晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

刈払機奮戦記(上) 5/19

2011-05-19 | 違いのわからん農学士

2011.5.19(木)快晴

 田舎暮らし三種の神器のうち、刈払機のエンジンがかからなくなったことを先週書いた。それまで調子が良かった機種なのでいきなりのエンストにかなりのショックを受けた。しかも草刈りの最盛期である、新機種を購入するのは簡単だが、役に立たない機械が倉庫に二台も残るのは気にくわない。というわけで、購入先のコメリに電話する。
「そちらで購入した刈払機のエンジンが急に止まり、かからなくなったのですが。」
「プラグを点検されましたか?」
「一応外して、掃除しましたがかかりません」
「修理に出されますと、最低5,000円はかかります。見積もりが出たら連絡いたします」
「修理を依頼しなかったら見積もり料はいくらですか」
「1,500円です」
14,000円台で買った機械の修理が5,000円以上というのは悩むところである。新品を買うとしたら25,000円以上のを買うだろうから、10,000円までの修理費ならまあいいかという気持で修理依頼したのが先週の金曜日である。
 その後、燃料のホースはどうだとかヘッドバルブを替えたらわずかのパーツ代だけで済むだとかいろんな情報に出合う。安易に修理に出しすぎたかなと反省していたところ、ひょんな都合で火曜日に店に寄ると、そのまま事務所に置いてある。頭に来て修理を断り持ち帰る。Img_2913
 
出戻りエンジン


 一向に動かない機械を前に途方に暮れる。この際勉強して修理してみて、ダメなら新品を購入しようと腹を決め、ネットの情報を探る。
驚くような話がいくつかあった。例えばスターターの紐が切れて修理依頼したら9,000円取られたなんて信じられない。電化製品もそうだけど機械の修理って、大体新品の8割ぐらいが相場らしい。つまり新品を買った方がお得という感じなのだ。粗製濫造でろくでもないものを作っておいて、法外な修理費を取るというのが現在の大企業の路線らしい。つづく

【作業日誌 5/19】
畑のネット張り
草刈り2-9(終了)

今日のじょん:じょんのび村に越してきて三年、開店してからももうすぐ三年になろうとしている。この間旅行というものに一度も行ってない。じょんが居るからという理由もあるけれど、経済的に余裕がないというのもある。今年の目標はじょんと一緒に旅行に行く事っていつか書いたけど、もう半年も来てしまった。かみさんがネットで宿を探している、思い切って行こうかな。どーやじょん。Img_2897

ヤーダさんの奥さんがパソコンを買って、今日のじょんにはまっているということだから、ジローの写真を載せてやろう。 

 

コメント (2)
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シデの思い出 5/18

2011-05-19 | 日記・エッセイ・コラム

2011.5.18(水) 快晴

 桜井さんの茅葺きの家を初めて訪ねたとき、家の前を流れる渓谷にとても美しいものを見た。信州や東北の観光地にある渓谷美ではなくて、生活の場である丹波の田舎の谷なんだけど、岩床と清流がとても気に入った。その奥にあやべ吉水さんの茅葺きの建物があり、広い敷地は林さんがコツコツと整備されたと聞く。敷地内の古墳も驚きだが、やはり主役は鳥垣渓谷である。その時は食事が目的だったので渓谷を少し覗く程度だったのだが、いつかは遡ってみたいと思わせる風景であった。Img_4166
 
この谷の奥が鳥垣渓谷。


 そうこうしているうちに鳥垣の入口にある坂尾呂神社の周辺が坂尾呂の里として整備され、昨年お披露目がなされた。その鳥垣の自治会から「シデの思い出」という冊子が発行された。Img_4173
 
整備中の坂尾呂の里、桜井さんがコツコツ整備していた。(2010.4)


 シデの山とは鳥垣渓谷の源流に存在する731mの山である。シデ山名の由来は不明ではあるが、シデという堅い落葉樹が生えていたからかも知れないとある。
この山は茅の産地で、刈って運んで、山を焼いてとかつての情景が貴重な写真とともに書かれている。貴重な現金収入を得る里山であっただけでなく、田畑の用水や飲料水の水源地でもあっただろう。
 シデの山から西に尾根を辿ると、大栗峠に至る。弓削、志古田から和知に抜けるかつての重要な街道である。鳥垣渓谷からシデ山、大栗峠に至る道を改修されているところだと聞く。是非とも鳥垣渓谷~シデ山~大栗峠~上粟野(京丹波町)のコースを歩いてみたいと思うのである。
 「シデの思い出」にはかつての貴重な写真と鳥垣の方々の思い出、坂尾呂のことやカヤ畑焼きの記録など貴重な記録が載っており、鳥垣渓谷の美しい写真も沢山載っている。Img_2918
 「シデの思い出」はじょんのびに置いておくので、是非とも読んでいただきたい。なお今後の山道整備の協力金として一冊あたり300円を戴きたいので、よろしく。
来られない方は電話いただけたらメール便で送ることにする。

【作業日誌 5/18】
刈払機修理
スナックエンドウ支柱立て
草刈り2-7
道具収納棚内装
薪割り

今日のじょん:小さいときはほとんど吠えることは無かったのだが、最近とみによく吠える。近所の人が通ったり、遠くで話し声がしたり、天井に虫がいたり、とにかく声がでかいのでびっくりしてしまう。お客さんでも吠える人と吠えない人が居て、一体何が違うのか不思議ではある。Img_2890

「入れてくれい」と情けない顔をしている。

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