東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲の思い出

2012年08月10日 22時33分17秒 | 山形交響楽団

この週末の山響定期。プログラムの中に、掘米ゆず子さんによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が含まれています。

 

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲には、忘れられない演奏があります。2003年に都響の定期(だと思います)でギル・シャハムのソロで聞いた演奏です。なんでこんな年まで覚えているかというと、その演奏会はイラク戦争の始まった翌日だったのです。イラクからそう遠くないイスラエル出身のシャハム氏、なにか思うところがあったのかどうかはわかりませんが、そう感じさせられるほど研ぎすまされた演奏で、特に二楽章は、祈りの言葉を聞いているとうな気がしました。

 

今回ご一緒させて頂く堀込さんも、力強さと優しさを兼ね備えた素晴らしい演奏を聞かせて下さいます。また一つ、この協奏曲の素敵な思い出が増えました。三日間の本番、頑張ります!

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