東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

ロックなバロック

2011年10月21日 23時44分04秒 | コンサート、バレエ
山形テルサでのコンサート、「ベルリン・バロック・ゾリステン wuth 樫本大進」に行ってきました。文化庁の仕事を終えて山形に到着したのが午後6時。なかなかの強行スケジュールでしたが、名門ベルリンフィルの猛者によるアンサンブルが山形で聞けるとなれば、これを逃す手はないとばかりに、勇んで駆けつけました。

疲れるかな、、万が一にも寝ちゃったりしたら恥だわ、、、、とか思わないでもありませんでしたが、全くの杞憂。終演後には、今からヴァイオリン弾けちゃう!弾きたい!というくらい元気をもらいました。

さすがは天下のベルリンフィルの面々だけあって、アンサンブルの精度が並ではありません。お互いの呼吸をよく理解した上で、全身で音楽を感じているのが分かります。特に後半のビバルディ「四季」では、その魅力が最大限に発揮されていました。全国ツアーで各地をまわっているようですが、毎回表情の違う演奏になっている、そんな遊び心とライブ感に溢れた演奏でした。
会場には山響からも何人か来ていました。「まるでロックだね!」と言ったYさん、ナルホド上手い!確かにあの盛り上がり、そして一体感。さすがに皆叫んだりはしませんでしたが、観客から興奮がジンジンと伝わってきました。音楽ってやっぱり素晴らしい、何よりのビタミン剤を頂きました。

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3 コメント

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ロックンロールかジャズか (balaine)
2011-10-23 18:46:07
ほんと打ちのめされるくらい凄かったですね。鼻血出そうでした。
大進さんが「こう」くれば、チェンバリストが「そう」かえし、チェロ奏者が「ああ」くるのか、という感じでしたね。今日、酒田では有名な女性ヴァイオリニストのソロリサイタルだったのですが、BBSの凄いアンサンブルを聴いた後ではあまり興味をそそられませんでした。
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Unknown (>balaine様)
2011-10-23 22:21:06
本当に凄かったです!!確かにあの即興性は、ジャズのアドリブに通ずるものを感じました。もともと樫本大進さんの演奏が好きだったこともあり、どちらかというとそちら目当ての気味があったのですが、あの「個を主張し、即興性を保ちつつ、アンサンブルとしても素晴らしい」という演奏はなかなかお目にかかれるものではないですよね。私もしばらく、あの余韻から抜けられそうにありません。。。。
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>balaine様 ()
2011-10-23 22:23:44
上のコメント、名前を書き忘れた上間違えたところにタイトルを書いてしまいました。。。念のための修正コメントでした。
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