東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

日本料理神髄

2014年06月03日 22時45分11秒 | 

今日は頑張れば自力で行けそうな河北町でリハーサルでしたが、最近読書が思うように出来ていないこともあり、楽団バスを利用しました。
読み始めたのは『日本料理神髄』という、スゴいタイトルの文庫本です。著者の小山裕久氏の料理本を、以前面白く読んだことがあったので、今回手に取ってみました。
別に何かのレシピが載っているわけではなく、主に料理人を志す人たちへのメッセージのような文章になっていますが、全ての分野に通じるような言葉がそこかしこにあります。
毎日する同じ仕事の中で、様々なバリエーションを試してデータを蓄積していけば、色々な応用もきくようになるという話の結びは、「料理を勉強する人の中には、上手な人の後を追うばかりで自分をみない人がいます。しかし、料理長が引いただしを飲みたい、あの先輩の味つけを知りたい、と、鍋の残りをねらうひまがあったら、自分のやっている仕事を注意深くチェックすることです。その方がずっと勉強になります」というものでした。思わず我が身を省みてしまいました。

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