東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

続免許取得への道 14

2013年06月24日 23時04分29秒 | 自動車学校

 昨日はいよいよ!の高速道路教習。事前に高速道路についての講座が1コマあり、その後に実習です。

 さて、今回は初めて、私以外に同乗の生徒さんが二人。二人とも若く(ここに来ている方々は大抵高校生~大学生か、高齢者講習を受ける定年後と思しき方々ばかりです)、とても元気の良い女の子で、少々ギャルっぽい(古い?)外見をしています。二人とも友人同士で、東京からの合宿生だそうです。

 そして何と!高速教習も前日に引き続き、私がとても頼りにしている女性教官でした。ついています!

 全員を知っている先生がお互いをさりげなく紹介して下さり、いざ、高速道路へ。

 「じゃあ順番を決めるためにジャンケンして下さい。負けた人から好きな順を選んでくださいね」という先生のお言葉。結果。こんな時に私が勝ってしまい、最後に残った「一番」で運転する羽目に。そうよね、やっぱり最初はイヤよね。。。。と思っていましたが、先生曰く「最初にサッサと済ませてしまった方が楽ですよ。さあ、行きましょう!」

 山形蔵王ICに入り、私が目指すのは寒河江SA。まず最初の目標は、高速に入ってすぐ合流するところでのアクセルの踏み込みを深く、キックダウンすること。先生の合図で一気に加速します。60、70、80。。。。メーターがグンと上がります。私には未到の世界です。

 「うまくいきましたね。ではこのまま80キロのペースを維持して下さい」と先生。

 「やっぱりそれくらいが丁度良いんですか?さっき座学で高速の最低速度は50キロって習ったから、それくらいなら私にも出せると思ったんですけど。。。。」と言うと先生大笑い。「いやいや、せっかくの高速なんですからわざわざ最低速度を目指さないで下さい!」そりゃそうですよね。それなら何も、高い料金払って高速にのる必要ないんですから。しかしそんな私も、数分走ればこの速度にもすぐ慣れてしまうから恐ろしい。高速道路は変化に乏しいこともあり、スピード間隔はあっという間に麻痺してしまいますので、心しておかねばなりません。

 少し走るとすぐトンネルです。ハンドルがぶれないように気をつけながらライトをつけます。スピードと違って、この閉塞感はなかなかすぐには馴染みません。左の壁がすぐ近くに迫っているように錯覚してしまいます。一方に寄りすぎないように気をつけながら運転します。

 いくつかトンネルを抜けると、道路は途中で対面の一車線に。「こんなの見た事ない!」と東京ガールズ。「この直前は車が結構抜きにかかると思います。教習車の宿命です」先生の言葉通り、何台かに抜かされて車線に入ります。時速も70キロ制限だったと思いますが、高速道路もやはり起伏がありますから、速度を一定に保つのは意外と難しい。アクセルの加減をしながらひた走ります。

 しばらくすると、「さあ、そろそろ一車線も終わりですよ。お待たせしました!」

 最後の言葉は勿論私に向けられたものではなく、近くに迫っていた後続車です(聞こえるはずもありませんが)。

 「ええーっ、ちょっと車間距離近すぎですよね???」慌てふためく私に「本当ですよねー、これでこっちがブレーキ踏んだら追突ですね。」恐ろしや。でもこっちは制限速度を守っていただけなんですよ。。。

 ほどなく無事寒河江SAへ。感想。人通りの多い一般道よりも走り易いです。ただスピードがスピードだけに、事故が起きればタダじゃすみません、そこはしっかり心に刻んでおきたいと思います。

 ここで運転交代。今来た道を戻り、途中の山形JCTを北上、東根へ向かいます。先ほどの一車線のところは、やはり直前で何台か追い越していきます。そのうちの一台は、こっちを見てニヤリと笑い、走り去って行きました。睨まれなくて良かったです。

 東根で運転交代、あとは再び山形ICを通って教習所に戻るのみです。途中で一人が「なんか道、傾いてない?」すると先生、「正解です!雨が降ったりしたときに水が溜まらないよう、中央か端か、どちらかに傾いているんですよ」そうだったのですか、いつも「傾いている感」はあったのですが、れっきとした理由があったのですね。

 高速道路は無事通過。一般道に出ると、びっくりするほど車の流れが遅く感じます。東京ガールズの運転は堂に入ったもので、若さ故か、合流のキックダウンも恐れ知らずの勢いがあります。前夜遅くまで効果測定の勉強に励んでいたようで、運転していない時は「めっちゃ眠いー」とこぼしていましたが、運転は羨ましいくらい安定していました。聞けばもう明後日が卒業検定とのこと。頑張って下さい!

 私に残された教習もあとわずか。東京、大阪公演を挟むこともあり、しばらく教習はお預けです。今月集中して学んだ事をわすれないよう、しっかりイメージトレーニングをして、来月のラストスパートに臨みたいと思います。

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