昨日は山形東高校でスクールコンサートでした。場所は学校の講堂。講堂、、、って、普通高校にあるのでしょうか?少なくとも私の母校にはなかったと思います。小、中学校の体育館には慣れていますが、さすが高校。こちらも常任指揮者阪哲朗氏の指揮、ベートーヴェンの交響曲7番を含めた本格的な内容を携えて伺いました。
ほほう、これが県下の進学校の講堂かと、キョロキョロと見回してしまいました。小学校ですと、よく「勤勉」「協力」といった言葉が掲示されていますが、こちらの講堂にもありました。もちろんそんな簡単な言葉ではありません。横書きで「礼(実際は旧字体で、示偏に豊でした)約」。礼約、、、?いや、横書きでも古いものであれば右から読むから約礼かな?何れにしても知らない言葉です。ここの高校生は皆これを知っているのでしょうか。
というわけで、気になって帰ってから調べてみました。どうやら出典は『論語』の「博文約礼」のようです。広く学んだだことを礼によってまとめて実行する、という意味だそうです。なるほど、論語だったのか。そういえば「孝」という書もありました。多分「博文」は当然の前提で「約礼」が掲げられたのでしょう。コンサートに熱心に参加してくださった生徒さん達の様子を、改めて頼もしく思い返したことでした。
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