常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

コイン精米機

2009年03月21日 | 常念100景
常念輝く(3月21日)

水田耕作を止めてから、もう思い出せないほど長い年月が経った。
主食の米は当たり前のように店から買っている。
昨年末 米作りの縁者から30キロ玄米を頂き、白米は時間とともに味が落ちるから、半月毎に必要量を精米するよう助言された。
買っておいた米がようやく終わったので、今朝 玄米10キロをポリ袋に分け、常念山脈を正面に見ながら近所のコイン精米所に出向いた。
恐る恐る投入口に玄米を落とし込んで、説明書どおりに料金100円を投入する、次に「玄米」ボタンを押し、仕上がり選択ボタンの「標準」を押すと、突然驚くような音がして機械が動き始めた。
しばらくすると「精米出口」から精製された白米が流れるように落ちてきた。
やがて器械音が静かになったと思うと「精米が終わりました、又のご利用をお願いします」と器械が言った。
この間10分もかからない。
なんとも便利な世の中である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焚き火

2009年03月20日 | 季節の便り
オウバイ

朝方の雨が止んで絶好の日和である。
消防暑に焚き火の届出をして作業に取り掛かる。
畑地の掃除は、通常取入れが終わった初冬に行うのだけれど、昨年はそこまで手が廻らなかったのだ。
小枝や木切れを集めて点火する、火に勢いがついたところに、畑地の中に刈り取られて放置されていた雑草などを集めて投げ込んだ。
丁度良い湿り気があって適度に燃える、この種の焚き火は長年やってきたから、雪の中でも焚き火には自信がある。
掃除は燃すに限る。見る間に畑が綺麗になり植付けの準備ができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アズマイチゲ咲く

2009年03月19日 | 季節の便り
アズマイチゲ

今朝 冬の間、北極星しか見えなかった北向きの窓の、薄い波打つようなカーテンに朝日が当たって、不思議な模様を描き出していた。
北向きの窓に日が射すのは、現実の春への第一歩である。
(北向きといっても正確には北北東)
多分まだだろうと思いながら、もしかしたらという期待も半分、春の使者アズマイチゲを植え込みに探した。
昨日までの荒涼とした枯野は息づいて、枯葉の間のあちらこちらに薄紫の可憐な姿がうつむいていた。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

善を思わず、悪をも思わず

2009年03月18日 | 季節の便り
パッションフルーツ新芽

朝から気温が上がって、昼に最高気温22℃という予報が出た。
桜の開花が早まるかもしれない。
彼岸の入りにおはぎを仏壇に供えた。
「善を思わず、悪をも思わず」(なぜどちらかに決めたがるのですか)という言葉を知った(ほっとする禅70:二玄社)
「善悪の区別もつかないのか」は良く使う叱り言葉である、しかしそれほど善悪を見極めることは簡単なことなのだろうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄砂の街

2009年03月17日 | 季節の便り

黄砂のベールに包まれて、街は憂鬱そうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳青める 

2009年03月16日 | 旅先の風景
名古屋鶴舞公園

少し寒いと思ったが、名古屋方面の最高気温を参考にコートを脱ぎ捨てて出かけたが、やっぱり名古屋の風も冷たかった。
しかし、松本に比べて春への歩みは早い、鶴舞公園のしだれ柳が春の装いで風にしなやかに動き、染井吉野の蕾も膨らんで、もう先端膨らみから若草色をのぞかせていた。
帰路木曽谷で一時、強いにわか雨に遭遇した。
窓際によってガラスに顔を付けるようにして見上げると、嶺の辺りは雪らしく白く輝く景色が霧の切れ目から見られた。
春は今日も足踏みである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コカリナ小鳥の囀り

2009年03月15日 | 季節の便り
コカリナと常念

ある集りでコカリナの演奏を聞いた。
オカリナを吹く人は身近に多いのだけれどコカリナの奏者はいない。
以前にある人に奨められてコカリナの癒しの音色と調が詰まったCDを聞いたことがある、しかし直に聞くのは初めてだった。
奏者はコカリナの奏者であると同時に、楽器コカリナの製作者としても名高い方である。
掌に隠れるほどの木笛は、その管部に明けられた大中小各二ヶ所の穴を指で開閉して奏でる。
音色に魅せられて一個というか、一台と言うか、分けていただいた。
小さな穴を硬い指先で操作するのは至難の業でありけれど、老化防止に効果もあるらしいことを励みに練習を続けようと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信州産枇杷

2009年03月14日 | 季節の便り
枇杷

春雨にしては大粒な雨だけれど、しっとりとして潤いに浸った枇杷に、良く見ると小さな青い実がついている。
それが暖冬による恵みか数十個も付いているのだ。
もうここは千葉県と同じだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土 嵐

2009年03月13日 | 季節の便り


松本平の西はずれ北アルプスのふもとに、広大な畑作地帯が広がる。
秋の収穫が終われば、翌年の播種まで裸地が多い、雪が消え乾燥した表土は、強い南風に煽られて一斉に舞いいがる。
中国から飛来する黄砂よりはるかに猛々しい、小石が飛ぶこともあるという。
太陽を遮り、洗濯物を襲い、微細なすきまから屋内に入りこみ悪さを重ねる。
例年4月に多発する土嵐だが、雪のない今年はもう始まった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春めく常念

2009年03月12日 | 常念100景
3月12日(7:00)

朝一番小鳥のさえずりが急に賑やかになった。
池に薄氷が張って、気温マイナス5℃は、冬の朝と変わらない、しかし空気の明るさが違う、躍動に備えた力が充ち溢れる今の季節が好きだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする