常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

てっせん

2006年05月25日 | 季節の便り
テッセンは5月のすがすがしさを演出する花の筆頭である。
大輪咲きや色鮮やかに改良されたクレマチスも美しいが、どこか整形美人のように馴染めなさが残る。
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信州白骨(しらほね)温泉

2006年05月24日 | 季節の便り
一時期 入浴剤混入で話題をまいた白骨温泉は、豊富な湯量と空気に触れると乳白色に混濁することで知られている。
贅沢に掛け流す温泉は硫黄など多量の含有物を含み、浴場の壁面に白骨状の形成物が沈着している。口に含むと硫黄の臭いとかすかな塩味が混じった複雑な味が広がる。
芽吹きが美しい新緑に囲まれて、癒しのひとときを過ごしてきた。
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黄アゲハ

2006年05月23日 | 季節の便り
蝶は蛹で越冬するものらしい。
あの薄い殻に寒い信州の冬を乗り切る特別な仕掛けがあるのかもしれない。
越冬の蝶は少し色彩が紫外線焼けしているように思われる。
以前の冬、諏訪湖畔の植物園に色鮮やかな蝶々が乱舞しているのを見た。
ガラス1枚で仕切られた異質な世界を大きな違和感もなく通り過ぎて、また厳寒の町に出たことを思い出した。
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レンゲツツジ

2006年05月22日 | 季節の便り
庭先の一叢のレンゲツツジが咲いた。
6月の中ごろ、この花が群生する高原を歩いた。
新緑に映えるこの色を何色と表現したらよいだろう。
いつか映像で見た野焼の風景と重なる。
高原が静かに燃え盛る炎に包まれる。
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宴の後

2006年05月21日 | 常念100景
空を彩る茜色が徐々に明るさを落とし、常念のシルエットと同化してゆく。
明日への序曲
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槍ヶ岳残照

2006年05月21日 | 季節の便り
稜線に日が落ちて、常念の端正なシルエットが茜の空に浮き上る。
槍ヶ岳の穂先を斜めに照らす残照が残る。
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5月21日常念入日

2006年05月21日 | 常念100景
高気圧に覆われた五月晴れ、5時24分、山の端に接した太陽は約3分で姿を隠した。
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白ぼたん

2006年05月20日 | 季節の便り
白ボタン、光と形の非対称、街をさすらう少女達に似て
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5月20日常念の肩に落日

2006年05月20日 | 常念100景
七変化した天候が治まって、常念の稜線に日が沈む、紅葉の透けるような新緑を揺らす風が心地よい。
信州を自慢できる時
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藤棚の下で

2006年05月19日 | 季節の便り
梅雨のはしりを思わせるたそがれの時、藤棚の下に立った。
山あいの狭い空が、かすかなあかりとなって、藤の花房は幽玄を漂わせて咲き群がっていた。
山峡の古刹は、人と花が入れ代わってしまうような不思議な時空に満ちている。
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