白い花の咲くころ

カラオケで、時々「白い花の咲くころ」を歌う。
現実にはありえない情景に憧憬をはせるのは、年齢に関係なく、しばしの陶酔である。
それぞれの持ち歌を歌う人の顔を見ていると、それが良くわかるような気がする。

前線通過中

田園があって街があってその向こうにリンゴ畑が広がる。
北アルプスの前山は緑が濃くなり、山脈の谷筋を残雪が稲妻のように走っている。
頂は重い雲に隠れ、梅雨時を思わせる朝である。