常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

生活用水

2010年02月09日 | 季節の便り


谷間を流れる小川から集落に分水された小さな流れは隣組5軒の生活用水であった。
飲料水は勿論のこと炊事洗濯風呂等のすべてをまかなっていた。
そんなに古い話ではない、せいぜい60年程前のことである。
厳寒期凍った用水の氷を薪割りを使って割った記憶が残っている。
流れの底から凍って溢れた水が道路を流れて凍ることが、その季節に2,3回はあったように思う。 気温はマイナス15℃を更に下回っていたに違いない。
そんな朝、米を洗い、寒い勝手場で朝食の用意をした母達の苦労が偲ばれるのである。





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1 コメント

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hi-kanaiさん (ohisama)
2010-02-11 10:41:12
想像以上に高台にお家があるのですね。
ガードレールもないし,
ところどころ雪が積もっているし、
どうぞ車の運転にはくれぐれもお気を付けください。
遠くに見える山々の夜明けの様子は素晴らしいですね。
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