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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

農繁期休み

2008年09月15日 | 季節の便り
アザミとアゲハ

天候に恵まれて稲刈りが始った。
農繁期に、学校が休みになったのはいつ頃までだろう。
すべての農作業を人力に頼っていた時代、子供は貴重な労働力であった。
一家総出で、一株一株手で刈り取って、束ねて、はぜに掛ける。
今でも左手の小指の爪に鎌で切り裂いた痕跡が残っている。
大きなコンバインが爆音を立てて、粉砕した稲藁を撒き散らし、またたくまに実りの秋だけを掠め取ってゆく現在とは全く異質な産業であった。

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2 コメント

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すばらしく (ohisama)
2008-09-15 15:13:48
きれいに撮れましたね。
我が家でも土佐文旦の種を蒔いていますが、実は全然期待せず、せめて花が咲けばよいなと思いながら・・・葉っぱだけは毎年出てきます。

幼虫の目、キョロキョロと動きましたか?
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幼虫の目玉 (hi-kanai)
2008-09-16 20:42:21
肖像画を真正面から見て、少しづつ見る位置を移動すると、肖像画の視線が私を追跡するように動く不思議な絵を見たことがあります。
同じように、幼虫の目玉は動かないのですが、視線は動くのです。
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