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葛の花

2006年08月27日 | 季節の便り
柿の木を覆い尽くした葛に高貴な花が咲いた。
昔は農家にとって飼料、繊維、薬用として有用な植物であった。
栄養価の高い葉を家畜は好ん食べたし、強靭でしなやかな蔓は農作業ばかりでなく、伝統行事ののあらゆる場面で使用され、また根から精製される良質な澱粉は「くず粉」と呼んで珍重されていた。
今は手におえない有害雑草である。
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2 コメント

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hi-kanaiさん (ohisama)
2006-08-28 09:20:50
おはようございます。

マメ科の花はどれも色や形が可憐ですね。

有害雑草と言われているのに、天然のくず粉は貴重品扱いですが、製品となるまでに相当の手間暇がかかるのでしょうか。

あらゆるところに蔓を伸ばして、よい植物を駆逐する勢いがあるのですね。

でも野山でこの花に出会ったらほっとする気がします。
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誤解を招く記述がありました (hi-kanai)
2006-08-28 13:27:49
有害という表現が不適切でした、葛の旺盛な成長力が農業や林業や他の植生に害を及ぼすことを言いたかったのです。

葛さんゴメンナサイ。
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