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エフェメラルフラワー

2009年03月22日 | 季節の便り
アズマイチゲ

夏になると雑草や繁った木々に覆われてしまう土手の傾斜地に、今は遮るものがない陽光がさんさんと降り注いでいる。
この時期 一足先に花を咲かせ、光合成により球根を太らせ、他の植物が繁る暑い夏には涼しい木陰でゆっくり夏眠する草花がある。
この種はエフェメラルフラワーと呼ばれ、身近にはアズマイチゲや福寿草があるということを茂木先生に教えた頂いた。
強欲な人間には到底真似出来ない、春にふさわしいほのぼのとした譲り合う植物のお話である。
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3 コメント

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アズマイチゲ (ohisama)
2009-03-23 08:16:20
野山を歩いていてこの花を見つけると、ほんとうに心が晴れ晴れとしますね。
真っ白な楚々とした可憐な姿、蘂にも惹かれます。
恵庭公園にある群生地はまだ雪に埋もれていることでしょう。
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アズマイチゲ (hi-kanai)
2009-03-23 18:41:26
コメントありがとうございました。
暖冬とはいえ春彼岸が過ぎてエフェメラルな花を見るとホッとします。
気候が心身に与える影響をとみに覚える齢に達したということです。
恵庭公園の群生地は地平線まで広がっているのでしょうか?
そんな風景に想いを馳せています。
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群生地 (ohisama)
2009-03-24 23:20:58
地平線まで続くアズマイチゲの群生地、素晴らしいイメージが広がりますが
あいにく恵庭公園のアズマイチゲは、林の中を流れる川の近くの傾斜地に、まとまって咲いているだけなのです。
昨年は4月17日に見てきました、今年は少し早く咲くかもしれません。
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